大雪の東京で「ノーマルタイヤ車」どれくらい走ってた? 駐車場で406台抜き打ちチェック! “夏タイヤ率高め”の車種の傾向とは?
- 乗りものニュース |

都内スタッドレス装着率は本当に「3割」か?
2026年2月8日(日)は各地で大雪となり、雪が降っても積もることは滅多にない東京都内でも5cmの積雪が観測されました。朝起きて「本当に積もった」と驚き、また「今日はクルマで出かける予定だったのに……」と、頭を悩ませた人々もきっと少なくなかったはずです。
雪が降り積もったクルマのイメージ(画像:写真AC)
JAF(日本自動車連盟)の統計によると、東京都と神奈川県でのスタッドレスタイヤへの履き替え率は3割弱にとどまっています。裏を返せば、残り7割のドライバーは冬季でも夏タイヤのまま過ごしていることになります。
降雪地帯のドライバーからすれば「ありえない」話でしょう。しかしながら、やはり降雪自体が少なく、積もらずにすぐ溶けてしまう首都圏においては、クルマで降雪地まで出ないので夏タイヤのまま、または「そもそもスタッドレスタイヤを持っていない」というドライバーが大多数と考えられます。そうした場合、ここまで積雪すれば「出控える」しかない、はずです。
冬用タイヤでなければ危険なコンディションだったこの日(2026年2月8日)、筆者(坂上猛禽:ライター)は昼ごろに都内某所のスーパーやホームセンターの駐車場へ出向き、どれほどのクルマがスタッドレスタイヤを履いているか、実際にチェックしてみました。
この日、筆者はちょうどメーカーの正規ディーラーで愛車(もちろんスタッドレスタイヤ装着済み)のオイル交換をしてもらう予定でした。家を出発してみると、意外なことに交通量は普段と同じくらいです。
作業予約を取ったディーラーは、おそらく都心でも5本の指に入るほど大きな店舗です。当然、来客用駐車場にも何台かのクルマが停まっていたので、作業待ちの間に観察してみました。「さすがに正規ディーラーなら交換率は高いのでは?」と想像していましたが、その時停まっていた11台のクルマのうち、冬用タイヤに交換していたのはわずか3台。残りの8台は夏タイヤのままという状況で、さらには屋根に“こんもり”と雪を積もらせたままのクルマも複数いました。
商業施設の駐車場でもチェック!
オイル交換の終了後、筆者は続いて付近のホームセンターの駐車場へと向かいました。ここの駐車場は最大340台を収容できる広さで、この日は計111台のクルマが停まっていました。
2026年2月8日の都内某所の積雪状況。気温もマイナス1度と低かった(坂上猛禽撮影)
しかし自宅から近所へ買い物に来たクルマが多いからか、最終的に冬用タイヤを履いていると確認できたのは21台だけでした。割合にすれば、2割にも届いていません。なかには、それなりの温度に達しないと本来のグリップが発揮できない夏用スポーツタイヤを履いた、外国製の某スーパーカーの姿も。これには筆者も開いた口が塞がりませんでした。
そして最後に、大型ショッピングモールの駐車場でもチェックをしてみました。920台もの車が停められる5階建て駐車場のうち、最上階は積雪で閉鎖されていましたが、筆者のチェック時点で284台のクルマが停まっていました。
結果として、この駐車場で冬用タイヤを装着していたのは118台、約41%のクルマでした。これを多いと見るべきか、逆に6割のクルマは夏タイヤのままだったと見るべきかは、意見が割れそうです。
冬用タイヤ非装着車の「傾向」とは?
1人で計3つのスポットを巡って1台ずつ調べた結果、チェックしたクルマの台数は最終的に406台。しかし、このうち冬用タイヤを装着していたのは142台で、割合は35%にとどまりました。これはJAFの統計と概ね一致します。
積雪時のスタックによる事故のイメージ(画像:NEXCO東日本)
また興味深いことに、冬用タイヤを履いているクルマと履いてないクルマの種類には、ある一定の“傾向”があるとも感じました。
まず“冬用タイヤ率”が高いと感じたのは軽自動車でした。また、比較的新しいモデルは国産車・輸入者問わずスタッドレスの着用率が高く、当然ながらタイヤ自体も真新しいものが多い印象でした。
さらに意外だったのは、スポーツタイプ車の冬用タイヤ装着率の高さです。前述の某スーパーカーは論外としても、当日見かけたダイハツ「コペン」やトヨタ「MR-S」といったスポーツカーの多くがスタッドレスタイヤを履いていました。クルマへの関心が高いドライバーが多いだけに、タイヤの重要性への認識レベルも高いのかもしれません。
一方、“夏タイヤ率”が高いと感じたのは、仕事で一年中使われているだろう軽の商用バンや、型落ちとなった旧世代の高級車などのクルマでした。さらには、夏用のエコタイヤが履かされたままのレンタカーも見受けられました。なかには数人の子どもを含む家族連れが乗っていたケースもありました。
ITARDA(公益財団法人交通事故総合分析センター)の統計では、2019年に四輪車が起こした事故のうち、「路面の凍結や積雪」が原因で起こした事故は1762件を数え、そのうち「タイヤの整備不良」として、夏タイヤ車が起こした事故は約半数以上を占めたとされています。
調査結果から見ても、冬用タイヤに対して「履いている時間はごくわずか」「都心から出ないのに、わざわざ高いお金を出して買う必要もない」と考える人は依然として多いのでしょう。しかし、突然の降雪は今回のように起こりえます。また、今回の雪は翌日にはほぼ溶けていた一方、日陰などでは凍結も見られました。いつどこで滑りやすい路面に出くわすかは、わからないものです。
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