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「やった後悔」「やらない後悔」深く残るのはどっち? 決断の質を高める考え方【心理カウンセラー解説】

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「やった後悔」と「やらない後悔」とでは、どちらの方が尾を引きやすい?(画像はイメージ)
「やった後悔」と「やらない後悔」とでは、どちらの方が尾を引きやすい?(画像はイメージ)

「やった後悔」と「やらない後悔」とでは、どちらの方が尾を引きやすい?(画像はイメージ)「やった後悔」と「やらない後悔」とでは、どちらの方が尾を引きやすい?(画像はイメージ)

「やらぬ後悔よりやる後悔」という有名な言葉があります。これは行動せずに後悔するよりも、行動して後悔する方が賢明だということを意味していますが、心理的にどちらの方が尾を引きやすいのでしょうか。後悔の感じ方の違いや、決断力を高めるコツなどについて、心理カウンセラーのうるかすさんに聞きました。

Q.物事をやった結果、やってしまった後悔に悩まされる人もいれば、やらなかった後悔に悩まされる人もいます。やってしまった後悔とやらなかった後悔とでは、どちらの方が尾を引きやすいのでしょうか。

うるかすさん「この比較については、心理学の研究でも行われています。やってしまった後悔よりもやらなかった後悔の方が、2倍も強い感情として残るといわれることもあります。なぜなのかというと、『やった後悔』の場合、後悔をする原因となる事態の結果がすでに明らかになっていますよね。

この場合、『あのとき、もっと違う選択をすればよかった』というような後悔をするとは思いますが、行動をした結果がすでに明らかになっているからこそ、『違う選択をした方がよかったのではないか』と感じることができるのです。

そういう意味では、後悔する感情の対象は限定的で、過去の自分の行動との間で葛藤があるということになります。

一方で、『やらなかった後悔』の場合、『あのときあれをやっていたら』と頭の中で想像することしかできません。行動したことによって成功した自分をシミュレーションしたり、答えのない漠然としたビジョンを想像したりなど、いつまでも考えが巡ってしまうことが多いのです。そのため、やらなかった後悔の方が尾を引きやすいといわれています」

Q.物事について、やろうか迷った場合、後で後悔しないようにするにはどのような考えを持って決断すべきなのでしょうか。決断力を高めるコツも含めて、教えてください。

うるかすさん「なるべく後悔しないように物事を考える場合、『最終的に出した答えは自分自身が決めたこと』であることが重要です。なぜなら、結果として理想的だったにしろ、そうでなかったにしろ、その物事に挑戦したという事実は、どのような結果になったとしても残るからです。

挑戦した内容が自分自身で決めたことであれば、『自分はこれに挑戦した』という事実が満足感として残り、理想的な結果でなかったとしても納得感を得やすくなります。

また、『正解か不正解か』という基準にとらわれるのではなく、その選択が当時の自分の状態に合っていたかどうかを軸に物事を選ぶことが有効です。

結果の良しあしを後から評価するのではなく、『その時の自分は何を大切にしたかったのか』『どのような気分や欲求を満たそうとしていたのか』を理由として言語化できていれば、その選択は自分自身のものとして受け止めやすくなります。

もちろん、自身が持ち合わせていない異なる視点や考え方を他人から得るというのは、とてもよい方法です。

しかし、最終的に決定した答えの理由が自分自身のものではなく、単に言われたから流されて決定してしまったような場合、もし理想の未来にならなかったときに『別の選択肢を選んでいたら』と後悔の念が残りやすいと言えるでしょう。そのため、『他の可能性を捨てたかどうか』ではなく、『今ここでの自分を尊重できたか』を振り返りの基準にすることが大切です。

別の選択肢を想像しても構いませんが、それを自己攻撃の材料にせず、『当時の自分なりに誠実だったか』を問い直します。

このように選択を捉え直す視点を持つことで、選択を一度きりの判断としてではなく、経験の積み重ねとして扱う姿勢が、心理的な余白を生み出します。

そして、『もしやってみてもダメだったら再挑戦してみよう』という心持ちを持つことも、過去の結果に執着せずにネガティブな気持ちに視点が向きにくくなる方法の一つかと思います。

一度挑戦してもうまくいかないことがあっても、望まなかった結果までの過程には、必ず自分にとって未来へつながる経験を獲得できているはずです。その経験をもとに、『ダメだったらもう一度挑戦してみよう』という考えを持っておくことで、過去を悔やむ気持ちを軽減できるのではないでしょうか」

Q.もし自分が選択した行動に後悔することが多い場合、心理的にどのような原因が考えられますか。

うるかすさん「後悔というのは非常にネガティブな感情の一つではありますが、過去の行為に対する防衛反応のように働くこともあります。

例えば、後悔することが多いという心理パターンの人は、過去の結果やその行動をしてしまった自分自身を受け入れられず、目をそむけてしまっている傾向にあると思います。また、過去に自分の影響で取り返しのつかないような経験をしてしまい、それがトラウマになっているというケースもあります。

自分の選んだ選択によって失敗したことがトラウマになっていると、『自分のせいでこんなことになってしまった』と、起こってしまったことに対して現実を受け入れることができなくなってしまいます。すると、後悔や自責を繰り返し、『違うことをすればよかった』と、異なる結果への可能性ばかりに焦点を当てるようになってしまいます。

さらに、感情を整理し、選択に伴う後悔や不満を自分の内側で消化する経験が十分でない場合も考えられます。未消化な感情を抱えやすい人ほど、『別の選択肢があったかもしれない』という想像にとどまることで、感情を宙づりにし、これ以上傷つかないよう調整していると理解できます。自分にとって良い出来事ではない現状や過去に対して、面と向き合うことは簡単なことではありません。

しかし、先に触れたように間違いや失敗も『こういう経験をしたんだ』と納得をして、『これは現在や未来に生かせることだ』と考えられるようになると、自分自身やこれまでの過程を受け入れやすくなるかもしれませんね」

* * *

「後悔」という感情はネガティブなものと捉えられやすいですが、「やった後悔」の場合、経験をしたからこそ得られた貴重な感情でもあります。失敗から得られることもありますし、ネガティブなことだとふたをするのではなく、その経験から何を得られたのかにフォーカスを当てて考えられると良いですね。

オトナンサー編集部

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