「世界から見れば日本はすでに貧しい国」ひろゆきさんが問う「勝ち組 VS 負け組」の価値観からの脱却
- マイナビウーマン |
働き方が大きく変わるこれからの時代、「勝ち組」か「負け組」かの2択の考え方は危険かも……。いざというとき頼りになる「選択肢」とは?
\2035年の仕事は「職業」で選んではいけない⁉/
「10年後の日本はどうなっている?」「これからの時代、どんな職業を目指すのがいい?」若者や子どもを持つ親に、ひろゆきさんが提言。自分らしい生き方・新しい稼ぎ方をすすめる1冊。
今の子どもたちが社会へ出ていく10年後。2035年には、少子高齢化が進む一方、AIなどの科学技術が発展し、労働環境は大きく変化していることが予想されます。激しく変化するこれからの世の中に、どう備えればいいのでしょうか。今回は「勝ち組 VS 負け組」の考え方について、書籍『僕が若い人たちに伝えたい 2035年最強の働き方』(Gakken)から一部抜粋してお届けします。
そろそろ「勝ち組 VS 負け組」の洗脳から逃れよう
(写真:干川修)
円の価値が下がっているうえに日本では所得が減っているので、世界から見れば日本はすでに貧しい国です。これからの日本でみんなと同じことしていても中流にすらなれない可能性が高いのです。
むしろ普通の人と違った視点やスキルや経験が、突如として価値が出る可能性のほうが高いのではと感じるくらいです。
実際、いま若い人で大金を稼いでいる人たちを見てみると、トップアスリートやコンテンツクリエイター、アプリやゲームの開発者、スタートアップ経営者、海外で働く人など、従来の規定路線を外れた人たちばかりです。
そもそも大金を稼ぐ必要ってあるんだっけ? という議論もあります。
都会の喧騒を離れてリモートワークで最低限のお金を稼ぎなから、質素な田舎暮らしを選ぶ人たちも増えています。そんな人たちを十把一絡げに「負け組」と呼ぶような価値観は、ずいぶん古い思考だなぁと感じます。
人生は「他人が決める勝ち負け」ではなく、「自分がどれだけ多くの幸せを感じられるか」で決まります。古い成功事例に囚われすぎてわざわざ不幸を感じるような生き方や働き方は、いい加減やめたほうがいいんじゃないでしょうか。
むしろこれからの時代の働き方を考えるとき、最も大きなキーワードとなるのが、「いかに選択肢を増やせるか」です。
たとえば、「就職先」の選択肢。
たとえば、「起業・副業・兼業」の選択肢。
たとえば、「住む場所」の選択肢。
たとえば、「働く時間やスタイル」の選択肢。
こうした選択肢をいくつも増やす努力をすれば、社会がどう変わろうと、勤め先が倒産しようと、「自分が幸せ」と思える生き方や働き方を選びやすくなるわけです。
もし日本では選択肢が見つからず、生きづらさを感じるようになったら、ぜひ世界に視野を広げてください。
価値観も稼ぎ方も生き方も、びっくりするくらい世界は広いです。
※画像はイメージです
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この続きは、是非書籍でご覧ください。
『僕が若い人たちに伝えたい 2035年最強の働き方』ひろゆき(Gakken)
※本記事は、『僕が若い人たちに伝えたい 2035年最強の働き方』著:ひろゆき/Gakken より抜粋・再編集して作成しました。
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