【漫画】年越し直前に「面白くない…」と11歳息子 母の「外に出てみる!?」から始まった、忘れられない“深夜の冒険”【作者取材】
- オトナンサー |

コミックエッセイストのまりげさんの漫画「長男との年越しさんぽ」が、Xで400以上の「いいね」を集めて話題となっています。
11歳の長男は、大みそかに年越しをするため、夜ふかしを楽しみにしていました。しかし、年越し20分前になり「別に面白いこと何もないな…」とつぶやいているのを聞いた母は、外に出かけようと息子を誘い…という内容で、読者からは「子どもからしたら、特別感が半端ないですよね」「同じことしました!」「きっとずっと覚えてるね」などの声が上がっています。
人の多さにびっくり!息子の初めての年越し散歩
まりげさんは、Xやブログ「まりげのまんが。」で漫画を発表しています。2022年に『700日間の絶望トンネル』(オーバーラップ)、2025年に『まりげ母ちゃんの全力日本海ライフ』(同)を出版しました。まりげさんに作品について話を聞きました。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
まりげさん「移住することが決まった2016年から、自分の近況報告のつもりで絵日記の投稿を始めました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。
まりげさん「結果的にとても楽しい時間になったので、描き残したいと思いました。実は神社に行ってみたとき、期待していた屋台やたき火がなくて、最初はしょんぼりしていました」
Q.外に行こうと決めたとき、どのような気持ちでしたか。
まりげさん「長男が、『別に面白いこと何もないな…』とつぶやいて寝ようとする姿を見て、出かけることにしました。頑張って年越しまで起きようとしていた長男だったので、『このまま大みそかを終わらせちゃいけない!』という気持ちになりました」
Q.息子さんは外で年越しをして、どのような感想をもっていましたか。
まりげさん「出歩いている人の数が想像以上に多かったようで、そのことに驚いていました」
Q.この日、家に帰ってからはどのように過ごしたのでしょうか。
まりげさん「すぐに寝ました!」
Q.年越しの瞬間は、例年どのように迎えていますか。
まりげさん「年越しの瞬間には、幼なじみと通話しながら『3…2…1…』とカウントダウンし、思いっきりジャンプします。これを15年くらい続けています」
Q.今回の作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。
まりげさん「『こういう特別な時間って、この先もずっと覚えていると思う』というようなコメントをいただきました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。
まりげさん「現在、私たち夫婦は古道具店のオープンに向けて準備を進めています。その中で、人や物との興味深い出会いが数多くあるので、漫画にしたいと思っています」
オトナンサー編集部
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