「食欲の秋」は太りやすい! 管理栄養士が教える“体重キープ”に役立つ食べ物
- オトナンサー |

食欲の秋といわれるように、秋は旬のおいしい食材がたくさんあり、ついたくさん食べてしまいがちです。SNS上では「食欲の秋は毎年太る」「食欲の秋で体重増加中」などの声が上がっています。秋に食べると太りやすい食べ物や太りにくい食べ物のほか、秋に体重維持のために積極的に食べるとよい食材などについて、管理栄養士の松田加奈さんに聞きました。
秋は夏よりも体が皮下脂肪をためやすい
Q.そもそも、秋は「食欲の秋」といわれており、太りやすい季節とされています。なぜなのでしょうか。
松田さん「秋になると、体は寒さに備えるために、熱を逃がさないように夏よりも皮下脂肪をためやすくなります。さらに、気温が下がって過ごしやすくなることで胃腸の働きが活発になり、食欲が増進するのも太りやすさに関係しているのでしょう。また、秋にはおいしい果物や魚といった旬の食べ物がたくさんあるので、ついいろいろと食べてしまうというのもあると思います。
あとは、ホルモンバランスの変化ですね。例えば日照時間が減ってくると、脳内の“幸せホルモン”とも呼ばれるセロトニンが減少するようになります。それにより、ちょっとイライラしたり気分が落ち込んだりして、食欲に走る人もいらっしゃるのではないでしょうか。そういったいろいろな要因が重なって、『食欲の秋』『太りやすい』などといわれるのではないかと思います」
Q.秋に体重をうまく維持するにはどうしたらよいのでしょうか。秋に食べると太りやすい食べ物、秋に食べても太りにくい食べ物はありますか。
松田さん「太りやすい食べ物は、糖質の高さなどの観点から考えるとサツマイモやカボチャ、栗であるといえます。しかし、甘くておいしいのでついたくさん食べ過ぎてしまったり、洋菓子で使われたりすることから太りやすい食べ物と見られがちなだけであり、実際は同量の白米の半分ほどのカロリーです。お菓子ではなく料理に使い、量を考えて少しずつ召し上がっていただければ太りにくいと思います。なお、食べても太りにくい食材はキノコ類です」
Q.秋に体重をうまく維持する場合、積極的に摂取した方がよい食べ物について教えてください。
松田さん「秋に太らずに体重を維持したいという人には、タンパク質をしっかり取って太りにくい体を作るとよいと思います。秋だとサンマやサケなどの魚類が旬です。あとは卵や大豆、納豆などもタンパク質が豊富に含まれています。それらを積極的に取っていただいて、さらに腸内環境を良くする、いわゆる『腸活』も意識してもらえるといいと思います。ワカメなどの海藻類を酢の物にしたり、キノコ類を取ったりすると太りにくくなるかもしれません。
話がそれますが、すでに夏の間に体重が増えてしまった人もいると思います。その場合、いきなり食事量を減らすよりも腸内環境を良くするのがお勧めです。これは経験談なのですが、生ワカメとレタスを合わせ、そこにゆでたエビをのせたサラダを食べていたら、2~3回食べた頃からお通じが良くなり、体重も一気に2キロくらい落ちました。それに加えて、タンパク質もしっかり取るようにしていましたね。納豆や卵、豚しゃぶ、ささ身など、低カロリーで高タンパクな食材を意識して食べていたら、本当に体重の落ちが良かったです。
どの食材も難しい調理は必要なく、忙しい人でも取り入れやすいと思います。体重を落としたい人は、野菜とワカメ、そして低カロリーなタンパク質をしっかり取りましょう」
オトナンサー編集部
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