広さはグリーン席の2~3倍! 東海道新幹線「異次元の豪華個室」が公開 プライベート感たっぷり
- 乗りものニュース |

リクライニング角度は最大130度
JR東海は2026年7月8日、東海道・山陽新幹線の新たな特別個室「スプリームクラス キャビン」を大井車両基地(東京都品川区)で報道公開しました。
東海道新幹線(画像:PIXTA)
東海道・山陽新幹線では、グリーン車よりも更に上質な設備やサービスを備えた上級クラス「スプリームクラス」が導入予定となっています。
「スプリームクラス」は、個室タイプの「キャビン」と半個室タイプの「シート」の2種類で構成。いずれもレッグレスト付きリクライニングシート、専用Wi-Fi、専用タブレットで個別調整が可能な照明・空調を備えます。
鍵(電子錠)付き扉により、プライベート感とセキュリティが確保されています。さらに、「のぞみ」「ひかり」の場合は専用の飲食サービスまであります。
「キャビン」は2026年10月1日(木)の「のぞみ」1号から、「シート」は2027年度中にサービス開始となる予定。「エクスプレス予約」「スマートEX」での発売となり、発売開始は9月15日(火)5時30分です。
今回報道公開された「スプリームクラス キャビン」は7号車(2人利用可)と10号車(1人利用)に設置されました。10号車はレッグレスト付きリクライニングシート、7号車はレッグレスト付きリクライニングシートとソファ席が対面する形となっており、いずれも座席の転換はできません。
JR東海によると、「スプリームクラス キャビン」7号車は既存のグリーン席3つ分、10号車は2つ分の広さに相当するとのこと。リクライニング角度は最大130度(既存のグリーン席は最大123度)、座席幅は50センチ(既存のグリーン席は48センチ)です。
専用タブレットで照明や空調、放送などの個別調整やモバイルオーダーが可能となります。
「N700A」と「N700Sの1次車」には導入見送り
スーツケースが収納可能な荷物置き場や、音漏れを低減したシートスピーカーも設置されています。専用Wi-Fi環境は、鉄道車両への搭載は世界初となる5G対応透明ガラスアンテナを用いています。
またウェルカムサービスとして、飲み物と沿線にゆかりがあるお菓子が1人あたり1回まで無料となります。
「スプリームクラス キャビン」のサービス開始当初は、定期列車を中心に1日上下計で12本(のぞみ8本、ひかり2本、こだま2本)となる予定。2026年度末には30本程度、2027年度末には65本程度に拡大します。
新製時から「スプリームクラス キャビン」を搭載する編成だけでなく、後から改造工事を実施して搭載する編成もあります。JR東海によると、改造対象となるのはN700Sの2次車の計16編成で、業務用スペースを転用するそうです。
なお、N700AとN700Sの1次車は「側窓の設置ができず、車両構造上の条件が整っていないため、『スプリームクラス キャビン』」は導入しない」(東京広報室)とのこと。
今後、「スプリームクラス キャビン」の搭載編成は2026年度に15編成(内訳は新製7、改造8)、2027年度に16編成(内訳は新製8、改造8)、2028年度に7編成(全て新製)が投入予定。2028年度末には38編成となり、約3割の車両が「スプリームクラス キャビン」を搭載する見込みです。
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