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スゴイのは激アツ展望のみならず! 羽田空港JALの「新・サクララウンジ」を実見 席数約2倍

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提供席数は約780席に

 JAL(日本航空)が2023年3月26日より、羽田空港の国際線専用ターミナル(第3ターミナル)に新たな「サクララウンジ」をオープンします。これにより、既存の「サクララウンジ」とあわせて座席数・面積が約2倍に拡張されるとのことです。この新ラウンジはどのようなものなのでしょうか。

Large 01拡張されたJALの羽田空港サクララウンジ(2023年3月24日、乗りものニュース編集部撮影)。

 JAL国際線のサクララウンジは、「JALグローバルクラブ」や「JMBサファイア」保有者をはじめとするJALマイレージバンクの上級会員など、一定条件を満たした旅客が入室できます。新しいサクララウンジは約380席を設置。2019年10月にリニューアルオープンした既存のサクララウンジ(403席)と合わせて、提供席数が約2倍(約780席)に拡大します。

 担当者によると新ラウンジは、くつろぎを重視したほか「外国人のお客様や、多様化する趣味嗜好のなかでも満足いただけるようサービス」なども主眼において開発されたのだとか。

「お食事をしっかり取りたいお客様はもちろん、談笑されたり、お仕事をされたりなど、さまざまな用途があるなかでもくつろいでいただけるよう、いろいろなタイプの座席やスペースを用意した」とのことで、さまざまなスタイルの座席に加え、マッサージチェアタイプのものなども用意されています。シャワールームは9室設置されました。

展望や食事提供方法にも工夫が

 滑走路側の窓は大型のものとなっており、目の前に駐機する旅客機やターミナルを見渡せる眺望も特徴。廊下や玄関には桜のアートや、石壁があしらわれているなど、JALらしい高級感も各所に見られます。

Large 02拡張されたJALの羽田空港サクララウンジ(2023年3月24日、乗りものニュース編集部撮影)。

 食事を提供する場所は2か所用意されているほか、一部エリアでは、QRコードでの食事のモバイルオーダーにも対応。また、フードロス削減のための工夫も取りいれられ、これまでビュッフェ形式が採用されていたメニューの一部が、スタッフによるとり分けサービス方式へと変更されており、これによって「これまで衛生上の問題で、カウンターに並んでから2時間から3時間で廃棄となっていたメニューを無駄なく提供ができる」としています。

 この新ラウンジは、2020年の夏にオープンする予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大による航空需要減退の影響をうけ、約3年間にわたり計画を延期していたとのこと。

「現在ラクララウンジはだいぶ混雑しているので、今回の拡張でゆっくり過ごしていただけるようになるのではと考えています。国際線に乗るお客様の気持ちを崩さず、高揚感していただけるようなラウンジにできればと思います」。担当者はこのようにコメントしています。

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