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80年前に沈んだ船が!? 硫黄島で“怪現象”が発生中…その驚愕の理由って? 一般人立入禁止のウラで“激変”

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  • 乗りものニュース
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硫黄島の戦いといえば、第二次世界末期の激戦のひとつとして知られています。この場所で80年経過した今、珍しい現象が起きています。

火山島である硫黄島で大きな変化が

 今からちょうど80年前、太平洋戦争末期の1945年2月中旬から3月末にかけて、東京の23区から南に約1250km離れた小さな島で激戦が繰り広げられました。硫黄島の戦いです。ちなみに日本での正しい地名の呼称は「いおうとう」ですがアメリカでの呼び方は「イオウジマ」になっています。

Large figure1 gallery6沈められ残骸となったコンクリート船と硫黄島沖を航行するアメリカの揚陸艦「ハーパーズ・フェリー」(画像:アメリカ海軍)。

 硫黄島の戦いといえば、アメリカ海兵隊の戦争記念碑にもなった、摺鉢山に星条旗を掲げる瞬間の写真が撮られたことでも知られています。 日本が守勢に回った後の戦いの中では、攻めた側のアメリカの死傷者数が日本よりも多かった稀有な戦いであり、日本側も守備隊約2万900人のうち捕虜となった約1000人を除いて全滅という想像を絶する戦いが行われた戦場でした。

 太平洋戦争より以前は、有人島であり漁業や果物の栽培などが行われていましたが、戦争により島民が疎開したのち、戦後はアメリカ軍に占領され、1968年に返還されましたが、現在まで一般人の立ち入りが禁止されています。なお、上陸禁止の理由は諸説ありますが、詳細な発表はされていません。ちなみに、一時期問題になったヒアリがアメリカ軍から持ち込まれて生息している場所でもあります。

 一般人の上陸はできませんが、島には海上自衛隊の航空基地が置かれ、航空管制・給油・救難活動などの拠点となっています。また航空自衛隊やアメリカ軍の戦闘機も近くの空域で戦闘訓練を行うために基地を使用しています。

 そのような硫黄島ですが、活動中の火山島であるという大きな特徴があります。この火山活動の影響で、毎年少しずつ島が隆起し、その面積を広げているといわれています。

隆起が激しすぎかつての海底から沈没船が…

 実際に空撮写真などを見ると、太平洋戦争時、南北に細長かった島は、東西にゆるやかに広がり、島全体が大きくなっていることがよくわかります。島の西に位置した大きな岩礁は、島がせり上がった関係で、今では陸地続きになってしまっています。

Large figure2 gallery7隆起により地面と同化しているコンクリート船(画像:小笠原村)。

 実は2014年に国土地理院 が調べたところ、小笠原諸島で最大の島であった父島(約23平方km)を抜き、硫黄島が、同諸島最大の島となっていたことが明らかになりました。

 その後も島の隆起は続き、国土地理院が2022年に地図を更新した際は、父島を抜いたときよりもさらに、約6平方kmも陸地が増えていることが判明しました。これは東京ドームに換算すると130個分にもなります。隆起のペースは毎年一定ではないものの、調査では1年で1mほども隆起することもあったそうです。

 硫黄島が活発な火山活動で海底が隆起したことによって、戦時中をうかがい知る海底の痕跡まで確認できるようになりました。

 実は硫黄島のような火山島は砂浜や浅瀬が少ないため港湾を作ることが困難です。そのため、硫黄島での戦いでアメリカ軍は、島の近海に古いコンクリート製の船をいくつも沈め、簡易的な橋頭堡を作ることで、上陸の足掛かりにしました。それらの海底に沈められた船が80年経った現在、海底の隆起により地上へと押し上げられたのです。

 たった80年でこれだけ形が変わってしまうのですから、もちろん現代の技術をもってしても、海岸に港湾を設置することはできていません。

 なお、海上自衛隊では航空部隊のほかにも掃海艇部隊がこの硫黄島近海で機雷掃海訓練を毎年行っています。ただし、彼らも訓練後などに島に立ち寄ることはできず、そのまま母港へと帰っていきます。

 また物品の納入や人員輸送は基本的に飛行機のみとなります。どうしても船舶で運ばねばならないものの際には、輸送艦「おおすみ」型で島の近くまで運び、搭載されたLCAC (上陸用のホバークラフト)で、砂浜に上陸して運び入れる、という方法をとっています。

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