【漫画】実家からフキを持って帰ってきた夫 亡き義父の好物だった「フキごはん」を作り始め…オチにほっこり<作者インタビュー>
- オトナンサー |
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思い入れのある料理について描いた漫画「夫が作るフキごはん」が、Xで多くのいいねを集めて話題となっています。
実家の庭に生えていたフキを持って帰ってきた夫。それを使って、今は亡き夫の父が好きだった「フキごはん」を作り始めました。夫婦で料理をしながら思い返すことは…。読者からは、「おいしそう!」「食べることは大切ですね」などの声が上がっています。
実家でよくフキごはんを作っていた夫
この漫画を描いたのは、漫画家の峯鳥子さんです。Xとnoteでエッセー漫画を発表しています。峯鳥子さんに、作品についてのお話を聞きました。この作品は、峯さんの漫画「私の思い入れグルメ」シリーズの中の一作です。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
峯鳥子さん「エッセー漫画を描き始めたきっかけは、コロナ禍です。これまでの日常が壊れてしまうような気がして、家族との大切な思い出や、ささやかな日常を漫画にして残しておこうと思いました。
そして、食べることが好きなので、家族とグルメを掛け合わせた内容が次第に増えてゆき、『私の思い入れグルメ』としてSNSで更新しています。noteでは、レシピや写真付きの記事を公開していますので、あわせてご覧ください!」
Q.お義父さまとの思い出を、漫画にして発表しようと思った理由やきっかけを教えてください。
峯鳥子さん「義父は究極の焼き芋づくりにハマり、冬場は毎日のように焼き芋をわが家へ届けにくる、ちょっと変わった人でした。その供給過多の焼き芋をなんとかしなくては…と料理したのが、焼き芋ポタージュです。最高においしかったので『これは漫画にしよう!』と思ったのがきっかけです」
Q.旦那さまは、よく料理をするのでしょうか。
峯鳥子さん「夫は若い頃から料理好きで、実家でも母親を手伝って、よくフキごはんを作っていたそうです」
Q.「面倒だからもうやらない」と言っていた旦那さまですが、また作ることはあるのでしょうか。
峯鳥子さん「秋になると夫婦で干し柿を作っているのですが、『面倒くさいね』と言いながら、でもおいしいものが食べたいので、結局毎年作り続けています。
そんな感じで、フキの下処理は面倒ですが、来年もまたどうしようもなく食べたくなり、ついついフキごはんを作ってしまう夫の未来が見えます。私も食べたいので、ぜひ作ってもらいたいです!」
Q.この作品にどのような意見が寄せられていますか。
峯鳥子さん「フキをよく食べる地域の方々から、フキと竹輪の甘辛煮、フキのお吸い物、みそ汁、おでんに入れる、ごま油で炒めるなど、いろいろな調理法をリプライで教えていただけたのがとてもうれしかったです。私もぜひ来年作ってみたいと思いました」
オトナンサー編集部
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