【婚活】「たった10分の遅刻」を謝ったのに「交際終了」を告げられ…39歳男性が最後まで気付けず、言えなかった《言葉》
- オトナンサー |

婚活で出会った相手と交際を進めていくうちに、「どうして彼は、私の気持ちを分かってくれないんだろう」「彼女と話していると、何が正解か分からなくなる」…そんなふうに、男女の会話がかみ合わないことを感じた経験はありませんか?
「このまま婚活を続けていても、自分に合う相手なんていないのではないか」。そんな考えにまで及んでしまう――。そんな人は、異性に対する見方、考え方を変えてみてください。実はこれ、性格や相性の問題だけではなく、男性と女性という性の違い、そこから生まれる考え方の違いに原因があることが多いのです。
結婚相談所を運営している仲人である筆者が、男性の考え方、女性の考え方の違いを解説しながら、コミュニケーションがかみ合わないときにどうしたらいいのかをお伝えします。
的外れのLINEのレスに疲れてしまう
「みつおさんって、上場会社の社員で条件もいいし、年も2つ上。誠実で優しい方なのは分かるんですけど……なんだか話がかみ合わないんです」
先日、会員のあけみさん(37歳、仮名)から、こんな連絡が来ました。1カ月ほど前にお見合いし、仮交際に入ったお相手、みつおさん(39歳、仮名)との交際に、何かモヤモヤしたものを感じている様子でした。
最近では、こんなかみ合わない会話をして、一気に疲れてしまったとか。
「この前、『今月はすごく仕事が大変で、疲れてるんです』ってLINEしたら、『仕事が大変なときは、自己管理することが大切ですよ。栄養ドリンク飲んで早く寝てください』と返ってきて。自己管理することが大切って、『忙しいのは、私の仕事能力がないからだ』みたいな言われようで、カチンときました」
ここがまさに、男女の考え方の違い。実はこの“ズレ”、男性の考え方、女性の考え方の性質の違いによって起こるすれ違いなのです。
女性は、感情を共有することで安心感を得る生き物。「つらかったんだね」「大変だったね」、そんな共感の言葉が欲しいのです。それで、心がふっと軽くなります。一方で、男性は“解決モード”になりやすく、問題を聞くとつい「どうしたらよくなるか」を考えて、解決策やよい方向に向く対策を伝えてくるのです。
みつおさんは、おそらく、「仕事の効率を考えてみると、体が楽になるかもしれないよ?」「栄養ドリンクを飲むと疲労回復につながるよ」と、今のつらさを軽減させる解決策をLINEで伝えてきたのでしょう。でも、あけみさんは「解決策」ではなくて、「共感」が欲しかった。時折、こんなかみ合わない会話のラリーをLINEですることがあるので、「この人とは、相性が合わないのかも」と感じ出したというのです。
そこで、私はあけみさんにこんなアドバイスをしました。
「そもそも男性と女性は考えるメカニズム、脳みそが違うと割り切った方がいいですよ。今後、こんなふうにかみ合わないことが起こったら、『アドバイスありがとう。でも、今はただ話を聞いてくれるだけでうれしいかも』って伝えてみてはどうかしら?」
すると数日後、あけみさんから連絡が来ました。
「この間デートをしたときに、『女性は、共感が欲しいんです』という話をみつおさんにして、鎌田さんから言われた男性と女性の考え方の違いの話をしたんです。そうしたら、彼、家に帰ってからネットでそのことをすごく調べたみたいで。それからというもの、私が何か言うと、まずは共感する言葉を返してくるようになりました」
“ネットで男女の考え方の違いを徹底的に調べてしまう”。そこもまさに、男性脳のなせる技なのかもしれません。
遅刻を謝ったのにプンプン怒っていて
仮交際中のまみこさん(35歳、仮名)から「交際終了」が来たことを、よしたかさん(39歳、仮名)に伝えると、彼は困惑したように言いました。
「なぜ交際終了になったかは、原因は分かりますよ。昨日ランチデートをしたのですが、僕が10分遅れたんです。行き慣れない場所だったから迷ってしまって。でも、遅れたことは謝ったんだけどなぁ」
待ち合わせは午後12時。ところが、よしたかさんが待ち合わせ場所に到着したのは、12時10分でした。
「ごめんなさい。道に迷ってしまって」と、よしたかさんが言うと、まみこさんは「大丈夫ですよ」と言ったものの、どこか表情はムッとしていました。
そこから予約していたレストランに入ったのですが、食事中も会話が弾まず、帰り道も無言だったと言います。そこで、私はよしたかさんにこんな話をしました。
「待ち合わせの時間が過ぎているのに相手が現れなかったら、待たされている女性の方は、『一体いつ来るんだろう』と時計とにらめっこして、不安になりますよね。いつ来るか分からないとなると、時間がたつのをものすごく遅く感じるものです」
「でも、待たせたのは、たった10分ですよ」
たかが10分、されど10分。いつ来るか分からない相手を待っているのと、「10分遅れる」という時間が伝わって待っているのとでは、待つ側の気持ちが違います。
また、よしたかさんのいけなかったところは、「ごめんなさい」の後に、遅れた理由をすぐに付け加えたこと。これもまた男女の“感じ方の違い”から起きる、すれ違いです。
よしたかさんは「10分遅れたのはなぜか、その理由を説明すればよい」と思っていました。これは男性的な考え方で、待たされていた女性の感情をくんであげるという発想がなかったのでしょう。
女性は、相手との“関係性”や“気持ちの流れ”を大切にします。約束の時間に遅れるというのは、たとえ10分だったとしても、「私と会うことを軽く考えている」「私は大切にされていない」と受け取ってしまうのです。
そのため、到着したときには、「ごめんなさい」の後に遅れた理由を言うのではなく、「待たせてしまって、ごめんなさい。暑かったでしょう? そんな中、10分立たせてしまって、本当に申し訳なかったです」と、まずは彼女の気持ちに寄り添う言葉を言うことが大切だったのです。
「話が通じない」と感じたときに、知っておきたいこと
女性は、誰かに話を聞いてもらうと、それだけで気持ちが楽になります。話の内容というより、「うんうん、分かるよ」「そうか、大変だったね」「そんな中、よく頑張ったね」とうなずき、共感してあげることが大事なのです。
ところが男性は、女性の話を聞くと、つい「じゃあ、こうしたら?」「こんな方法があるよ」と、解決策をアドバイスしてしまいます。女性にしてみたら、「こっちの気持ちも知らないで、何勝手に答えを出してるのよ!」と感じて、モヤモヤしてしまう――。このすれ違いは、男女の脳の使い方や思考パターンの違いから来ていると、まずは理解しましょう。
婚活は、条件を並べて“合う人”を探すだけではありません。むしろ大切なのは、「違う価値観の人と、どう関係を築いていけるか」ということです。
女性は「共感」や「感情の共有」を大切にする傾向がある。一方、男性は「問題解決」や「論理的な整合性」を優先して、話のゴールを求める傾向にある。この違いを分かっているだけで、コミュニケーションの取り方も変わってくると思いますよ。
仲人・ライター 鎌田れい
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