男のロマン?「趣味としての軽トラ」人気のワケ キャンプ業界も注目の万能ぶりと手軽さ
- 乗りものニュース |

農業や配送業の相棒ともいえる「軽トラ」。ですが最近、この軽トラが趣味のクルマとして見直されてきています。軽トラに特化したアイテムも多数登場し、手軽に低コストで改造できるようになっています。
ホンダが軽トラの生産終了…軽トラの時代は終わった?
2021年4月、“農道のフェラーリ”の異名を持つホンダの軽トラック「アクティ」が生産終了しました。2021年6月現在、国内で生産されている軽トラは、スズキの「キャリイ」とダイハツの「ハイゼット」の2種のみになっています。
軽トラは価格も安く、積載性に優れることから農業従事者などの根強い需要があるだけでなく、特に地方では手軽な移動手段としても認識されています。小さなボディとホイールベースの短さから小回りが利き、狭い道でもすいすい走れるためです。
生産終了の背景には、第一次産業従事者の減少や、車両への環境・安全性能に対する規制の強化などが挙げられていますが、一方で、軽トラを見直す動きもあります。それは、趣味のクルマとしてです。
生産が終了したホンダ「アクティ トラック」。晩年にはオシャレな特別車も設定されていた(画像:ホンダ)。
例えば俳優の岩城滉一さん。2021年5月、自身のYouTubeチャンネルで、スズキ「スーパーキャリイ」のシートを交換する様子を紹介しました。
岩城さんの軽トラは通常よりもキャビン(室内)が広くなっている仕様です。シートをドイツのメーカー「RECARO」のものに交換したほか、荷台に特注のロールバーを装着したり、内装にカーボンラッピングを施したりするなど、思いのままに手を加えています。
視聴者からは「センス次第でオシャレにできる」「男のロマン。めちゃくちゃかっこいい」などといった声が多数寄せられています。
軽トラ需要はキャンプ業界にも
キャンプ業界も軽トラに注目しています。軽トラベースのキャンピングカーが2年ほど前から、ジワジワと人気を博しているのです。
例えば、キャンピングカーの製造などを手掛けるコイズミが販売する「かるキャン・ナゲット」は、中古の軽トラをベースに作られています。広島のカスタムブランド・ドリブンが販売し、様々なアイテムが収納できる「Dプロイボックス」や収納式小型テントが装着。「Dプロイボックス」には簡易型のシンクのほか、シャワールームとして使える小型テントも付いています。ボックスは着脱式なので、荷台から降ろせば通常通り軽トラックとしても使えます。
さらに、軽トラを気軽にキャンピングカー化できる「TRAVEL HOUSE」というキャンパーシェルも販売されています。キャンパーシェルとは、荷台に載せることでキャンピングカー化できるユニットのことで、「TRAVEL HOUSE」は日本の軽トラ規格に合わせられています。
軽トラ改造のキャンピングカー「かるキャン・ナゲット」。ベースはスズキ「キャリイ」(画像:日本RV協会)。
キャンプ業界に軽トラが進出している理由のひとつには、ナンバー区分が荷物輸送を目的とした小型自動車に付与される「4ナンバー」であり、自動車税や自動車重量税が一般的な8ナンバー(特殊用途自動車)のキャンピングカーと比べても割安な点が挙げられます。加えてコロナ禍、キャンプ需要の高まりもあり、軽トラに白羽の矢が立ったのです。
かっこよくカスタムもできて、キャンプも可能。安くて小回りも利く令和の軽トラは、従来の軽トラのイメージを変えるかもしれません。
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