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三児パパ俳優・高橋光臣さんがハマったスイーツの世界!「お菓子作りは小さな成功体験を積ませてあげられる」

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  • マイナビウーマン
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三児の父で俳優の高橋光臣さんが、子育てとスイーツ愛を語ってくれました!

■きっかけはDAIGOさんの一言「光臣は甘みがほしいよね」

現在放送中の話題のドラマ『夫よ、死んでくれないか』(テレビ東京系)で、一筋縄ではいかない筋肉マッチョな“束縛夫”を演じている高橋光臣さん。私生活では小学2年生、5歳、そして0歳男児の父親として奮闘中です。

スポーツマンで武術にも励む一方で、2023年の夏からスイーツ作りを開始。現在、高橋さんのInstagramはすっかりお菓子作り一色です! 全くの初心者から今ではプロ級のスイーツ作りが話題となり、3月には自身初のレシピ本『俺とスイーツ~家族のためのお菓子作り~』(KADOKAWA)を上梓。そんな高橋さんに、スイーツ作りへの情熱、そして子育てについて聞いてきました!

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(提供写真 撮影=公文美和)

ーー高橋さんのレシピ本『俺とスイーツ~家族のためのお菓子作り~』は初心者でも作りやすく、見目麗しいお菓子のレシピ37篇が収録されていますが、もともとお菓子作りは得意だったのですか?

高橋光臣さん(以下、高橋) いえ、まったくでした。コロナ禍の自粛期間に「子どもたちと一緒にできること」のひとつとしてクッキーを作ったのが最初です。当時は本当に下手くそで(笑)、アンパンマンのクッキーを作ったんですが原型もとどめていないんです。このときは、「スイーツ作り」という感覚ではなく「遊び」の一貫として作っていました。

ーー本格的にお菓子作りを始めたきっかけは?

高橋 プライベートでも仲良くしていただいているDAIGOさんから、「光臣、ちょっとドーナツ作ってよ」「光臣はちょっと甘みがほしいよね」って言われて(笑)。

ーー甘みがほしい?

高橋 僕も最初はなんのことだかよくわかりませんでしたが、つまり「高橋光臣はスポーツや武術、汗のイメージが強いから、もっと別の“甘み”がほしいよね」ということだったんです。

ーーなるほど! 硬派なイメージだけでなくギャップもあったほうがいい、ということですね。

高橋 それで「ドーナツを作るなら、どうせならInstagramにアップしてみます」というところからスタートして、一番最初に作ったのが焼きドーナツでした。

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高橋 光臣 Mitsuomi Takahashi(@mitsuomitakahashi)がシェアした投稿

ーー2023年7月3日投稿の動画ですね。このときが初めてとは思えない美しい仕上がりでびっくりです!

高橋 いえいえ、撮り方でなんとかしたんですよ(笑)。

ーー以降、スイーツ投稿が徐々に増え、現在はスイーツオンリーのInstagramになっていますね。

高橋 いろいろ投稿しようと思いつつも統一したほうがいいと思い、Instagramはスイーツ1本に絞って投稿していくことにしました。

ーーお菓子作りはどこかで習ったわけではなく、独学ですか?

高橋 最初は、辻口博啓シェフが監修するユーキャンの「スイーツコンシェルジュ講座」を受講してスイーツの基礎を学びました。生クリームの立て方など、練習するようになりましたね。

ーースイーツ作りは基本的なことが大事ですよね。材料の分量や手順など、ひとつでも工程が崩れると失敗しがちなところに難しさを感じます。

高橋 僕も最初はレシピ通りに作れなくて失敗続きでした。たとえば、「冷蔵庫で1時間寝かせます」とレシピに書いてあっても、20分もすれば「もう冷えているからいいんじゃない?」と取り出してしまって。結果、そのお菓子はまったく別物になってしまいました。
 粉をふるうのは基礎の基礎ですが、「なぜふるうのか」という意味がわからず「混ざっていればいいんじゃないの」と適当にやると変なものができあがる。そういった失敗の連続から「ひとつひとつの工程に意味があり、レシピ通りにやるのが一番なんだ」と学びました。

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(提供写真 撮影=公文美和)

■子どもの「お手伝いしたい」にどう応える?

ーー高橋さんが作っていて特に楽しいスイーツはなんですか?

高橋 マドレーヌです。オーブンで焼いているとき、ふわーーっと膨らんでくる様子を子どもがすごく楽しそうにみてくれるので、こっちも楽しい気分になるんです。いろいろとアレンジできるのもいいですね。味噌を混ぜて味噌マドレーヌにしたり、はちみつを入れたり、砂糖の種類や小麦粉の種類を変えたり……そうすると味や食感すべてが変わってくるからおもしろいんですよね。

ーーいろいろなアレンジを楽しんでいるんですね。

高橋 楽しいですね。腸活のためにチャレンジしたいのが、米粉で作ったり麹を入れたり、腸活要素をプラスしたマドレーヌです。これから作ろうと思って情報収集中です。

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(提供写真 撮影=公文美和)

ーーお子さまと一緒に作ることも多いと思いますが、子どもは分量を正確に図ることが難しかったり手順を守らなかったりで、ついつい口を出してしまいたくなりませんか。

高橋 そうなんですよね。僕も忙しいときに「手伝いたい」と言われるとついイライラしてしまうことがわかるので、「いまは無理だよ」とやらせてあげられないこともあります。だから忙しいときは、「じゃあ卵をひとつ割ってくれる?」とお願いするんです。卵がキレイに割れると満足してくれるので、そのあとは「またなにかあったら呼ぶから、手伝ってね」と伝えるとすんなり受け入れてくれます。

ーーできることだけをやってもらうと、子どもの気持ちも汲めるし自分もイライラしないし、いいですね。

高橋 卵割りはオススメです。僕は最初に「手伝いたい」と子どもが来てくれたとき、卵を割ってもらいました。最初の頃は当然うまくできないので、そのつど卵を2、3個犠牲にするくらいの感覚で練習させました。ぐしゃっとなってしまっても、あとで料理に使えるので無駄にはなりませんしね。
 上手くできるようになると、今度は戦力になります。小さなサポーターとして「お兄ちゃんがキレイに卵を割ってくれたから助かったよ」と伝えたり、そういった小さな成功体験を積ませてあげられるタイミングでもあるのかな、と思います。

ーー逆に、「手伝いたい」と言いつつすぐ飽きてしまうこともありませんか。我が家では息子たちとお菓子作りをしても、材料を混ぜ続ける工程や冷やしたり焼いたりを待つ工程で「もうやらない」となりがちなのですが、そういうときはどうしますか?

高橋 子どもたちの好きなものをトッピングしてもらう、とかですかね。うちはとにかくイチゴ好きなので、イチゴをトッピングさせたり、あとは生クリームを取っておいて途中でイチゴにつけて食べさせたり、スポンジの切れ端をあげたり、合間合間に楽しみを作っているかもしれません。

ーー飽きさせない秘訣ですね! お子さまたちと一緒に作って成功したお菓子はありますか?

高橋 クッキーとマフィンです。マフィンは生地を混ぜて焼くだけなので比較的簡単ですし、本人たちが入れたいものや乗せたいものを自由にできるので、一緒に作りやすいスイーツだと思っています。

■「チョコレートは深みにハマるとどえらいところにいく」

ーー一お子さまに好評なスイーツはなんですか?

高橋 やっぱり見た目も美味しさの面でも、ショートケーキはすごく喜んでくれますね。

ーーお子さまの誕生日に、リクエストに応えて何度も作っていますよね。

高橋 そうですね。要はイチゴが好きで、イチゴが食べられるスイーツなら何でもいいということもあり、ショートケーキが一番なのかもしれません。生クリームも好きですしね。

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高橋 光臣 Mitsuomi Takahashi(@mitsuomitakahashi)がシェアした投稿

ーー今回上梓したレシピ本には、お子さまと一緒にお菓子作りをしたページも収録されていますが、一緒に仕事をしていかがでしたか?

高橋 めちゃくちゃ緊張しました! 事前に「現場では挨拶をするんだよ」と教え挨拶の練習をしつつ、「緊張せずに自由に楽しんでやってね」と伝えましたが、僕以上にリラックスしていろんな発想をしてくれました。スイートポテトを作りましたが、息子たちはきのこや亀などいろいろな形にしていたんです。僕ら大人は発想が凝り固まっているので、「あんなふうにできたら楽しいだろうな」と思いましたね。

ーーお菓子作りを通して、お子さまたちに伝えたいことや、大切にしてほしいことはありますか?

高橋 まずは衛生面ですね。子どもは何でもかんでも触り、平気でその手で食べたりするじゃないですか。お菓子作りをしていると「バイキンがいっぱいいるから、ちゃんと洗った手で作って人にあげられるようにしなきゃいけないよ」といったことが伝わりやすいと思います。あとは栄養面ですね。たとえば、卵をたくさん使うので、卵の栄養素やタンパク質についてなどを教えられます。
 なによりも、自分が作ったものを人に食べてもらうことで自分がどういう気持になるのか、そういった感情面もスイーツを通して刺激になればいいなと思っています

ーー学びがたくさんありますね。今後、一緒にチャレンジしたいスイーツはありますか?

高橋 美味しいクレープを作りたいと思っています。

ーー「美味しい」というのは、普通のクレープとは違うんですか?

高橋 生地が美味しいクレープが作りたいんです。美味しいクレープの生地って、すご~く美味しいじゃないですか。専用のフライパンでいっぱい挑戦しているのですが、まだうまく焼けなくて。もうちょっとチャレンジを続けたいと思っています。
 もうひとつ、チョコレートへの興味も募っています。いろいろなチョコレートの経験を積み最近ようやくチョコの初歩段階に入りまして。最初はコーティング用のチョコと混ぜる用のチョコの区別すらつかなかったんですが、そういうことがわかってきて、次はテンパリングの授業を受けたいくらいなんですよ。

ーーコーティング用と混ぜる用は違うんですね、知りませんでした……!

高橋 チョコレートは深みにハマるとどえらいところにいくらしいですが、いままさにチョコの世界に足を踏み入れ初めています(笑)。

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(提供写真 撮影=公文美和)

■父親になって大きく変わったドラマの「泣きポイント」

ーー昨年12月に第三子の男の子が生まれましたが、奥様のご出産にはこれまですべて立ち会われているんですよね。

高橋 はい。実は結婚から4年経っても授からず、我々夫婦は子どもを持てないんじゃないかと思っていたときもありました。そんな時期を経て妻が妊娠し、心拍を確認してからも、ひとつひとつ壁を乗り越えていくのが本当に大変でした。分娩も33時間かかって、時計だけがぐるぐるまわり続ける病室で、朝なのか夜のなのかもわからない気が遠くなるような状況の中、妻と一緒にいました。

ーーとても壮絶なお産だったことがうかがえます。

高橋 第一子は本当に大変でしたね。ところがその後、次男は3時間で生まれ、三男は病院に着いて1時間半で生まれてきました。びっくりです。

ーー第一子の誕生から8年、子育てを通して感じたご自身の変化はありますか?

高橋 変化したところはたくさんあります。まず、子どもを持つ前には子どもに対してどう対応していいかわかりませんでした。「どうやって遊ぶの?」というレベルで、みんな子どもをかわいいかわいいと言うけど、自分はそのテンションについていけないんじゃないかと心配だったほどです。しかし自分の子どもが生まれてみると、人様のお子さんまでかわいく見えてきて驚きました。子どもに対して心底「かわいいなあ」と思えるようになったのが、大きな変化です。

ーー映画やドラマなど、出演作品での心境も変わりそうですよね。

高橋 そうなんですよ。ひどい話ですが、父親になるまでは映画やドラマの家族のくだりを「このシーン、要るのかな?」なんて思ったことさえあったのに、いまでは一番の泣きポイントですからね。作品の見方すら変わってしまいました。

ーー子役さんに対する目線も変わりますか?

高橋 子役さんはやっぱりすごい! に尽きます。大人の現場に来てセリフを全部覚えているだけでも感心しきりですが、やっぱり子どもなのでサポートできるところはしてあげたいと思っています。

■妻の「大丈夫」を鵜呑みにしない!

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(提供写真 撮影=公文美和)

ーー1月クールのドラマ『家政婦クロミは腐った家族を許さない』(テレビ東京系)で藤原紀香さんの夫役、そして現在放送中の『夫よ~』でも主要キャストを演じていますが、とても多忙な中で、ご家族との時間はどうやって確保していますか? 

高橋 僕はあまり外で飲まないタイプで仕事後は即帰宅するのですが、それでも子どもたちは眠くなる時間なので、夜のふれあいよりも朝の時間を大事にしています。彼らが朝起きて幼稚園にいくまでの時間に一緒に勉強したり、一緒にトレーニングをしたりしています。そういった時間はずっと大事にしていきたいですね。

ーー作品づくりの現場でママ・パパの俳優さんと子育てについて話すこともありますか?

高橋 やっぱり子どもの話はメインになりますねえ。

ーースイーツ作りのきっかけをくれたDAIGOさんはパパ友?

高橋 家族ぐるみで遊んだり、「誕生日プレゼントはなにをあげたらいいと思う?」みたいな話をしたりしています。お互いに育児に奮闘している感じですね。
 ただ“奮闘”といっても、僕は仕事で外に出る時間がある。妻の大変さを見ていると……1秒も気が抜けない状態が日々途切れなく続いているじゃないですか。だからやっぱり息抜きさせてあげたいと思うんですが、どんなふうに息抜きさせてあげようかなというのが悩みどころなんですよね。
 女性って、「これやろうか?」と言うと高確率で「大丈夫」と返すと思うのですが……そういうときの「大丈夫」って「大丈夫」じゃないですよね? どうしたら妻が助かるんだろうということを常に考えています。みなさんに教えてほしいくらいです。

ーーまずそうしたことを考えてくれるだけでありがたいと思いますよ。

高橋 いやいや……とにかく「大丈夫」という言葉を鵜呑みにしないようにしています。

ーー最後に、父親としてお子さまたちにどんな背中を見せていきたいですか?

高橋 常にチャレンジしている姿を見せていきたいと思っています。役者の仕事もそうだし、スイーツも、武術も、なにかにチャレンジしているポジティブな姿を見せられたらいいなあと思っています。現時点でも僕がチャレンジしている姿に彼らが反応してくれるので、「ちゃんと見ていてくれているんだ」と励みになっています。

ーー殺陣を真似したり、パティシエになりたいと言うかもしれないですよね。

高橋 実は次男がスイーツに興味を持っているようで、積極的に手伝うし「パパのお菓子、美味しいね」と言ってくれるんです。誰がどんな興味を持つかわからないから、今後が楽しみで仕方ありません。

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『俺とスイーツ ~家族のためのお菓子作り~』(KADOKAWA)

高橋光臣さん/俳優

1982年3月10日生まれ、大阪府出身。主な出演作に日曜劇場『ノーサイド・ゲーム(20年・TBS系)、『DCU』(22年・TBS系)、大河ドラマ『光る君へ』(24年・NHK総合)など。現在放送中の連続ドラマ『夫よ、死んでくれないか』(テレビ東京系)に出演中。3月12日に初のレシピ本『俺とスイーツ~家族のためのお菓子作り~』(KADOKAWA)を上梓。三児の父。妻は女優の宮下ともみさん。

(取材・構成 有山千春)

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