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「ジムニー」の代わりに中古のアメ車はいかが?「コスパ悪すぎ!」とも言えない理由とは

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  • 乗りものニュース
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納期の長期化が常態化しているスズキ「ジムニー」。即納を求める人はプレ値の中古車を買うのではなく、新車を契約したのち、納車までは繋ぎに中古車を買うのがおススメです。そこで、あえて性格が真逆のクルマを選ぶのはどうでしょうか。

納期が長いなら個性的でユニークな中古車に乗ろう!

 注文殺到により受注停止となった5ドア仕様の新型「ジムニー ノマド」はもちろんのこと、既存の「ジムニー」や「ジムニー シエラ」も納期の長期化が常態化しています。

Large figure1 gallery8現在受注が停止中の5ドア仕様の新型「ジムニー ノマド」。受注殺到より現在は一時受注を停止している。仮に受注が再開されても納期の長期化は当面改善されないだろう(画像:スズキ)。

 人気の「ジムニー」シリーズで即納を求める人は、プレミアム価格で販売されている中古車を購入することになるのでしょうが、たとえ未使用車でも所詮は中古車。新車と違って好みの仕様を選べず、保証やサービスでも見劣りするのに、新車より高値で購入するのは中間業者を儲けさせるだけ損というものでしょう。

 しかし、数か月から1年という納車待ちのリードタイムを、逆に「期間限定で別の個性を持つクルマを買って楽しむための時間」と肯定的に捉えれば、選択肢は大きく広がり、より自由で楽しいクルマ選びができるでしょう。ちょっとした冒険が、意外なクルマとの出会いに繋がり、クルマ趣味の幅を大きく広がるキッカケになるかもしれません。

 軽自動車や小型車の中でも趣味性の強い「ジムニー」を選ぼうという人に、筆者(山崎 龍:乗り物系ライター)がおススメするのが、アメリカン4WDのジープ「ラングラー」です。

 このように書くと「アメ車だなんて車両価格は高いし、維持費だってかかる。ふざけているのか!?」とお叱りの声が聞こえてきそうです。たしかに現行型のJL型「ラングラー」の新車価格は799万円から。中古車はどんなに安くても350万円はしますし、排気量は3.6リッターもあるので、年間の自動車税は6万6500円にもなります。

 しかし、先々代モデルに当たるTJ型なら70万円から中古車が見つかり、中古車相場の中心価格帯は100~140万円です。維持費の問題も後部座席を取り去り、2名乗車の貨物車登録(いわゆる4ナンバー登録)にすれば、4リッターV6エンジンを積むTJ型「ラングラー」の場合、年間の自動車税を9200円、重量税については1年8800円(自動車税は新車登録から13年、重量税は18年超過の割増後の金額)まで安くすることが可能です。

大排気量のアメ車でも貨物車登録なら維持費はかからない

 とはいえ、貨物車登録だとデメリットがあるのも確か。具体例を挙げると、車検期間が乗用車であれば2年に1回なのに対して毎年(1年更新)になる、自賠責が高くなる、高速道路の料金が中型となり割増となる、任意保険に年齢条件を付けられないことがある、などでしょう。

Large figure2 gallery9TJ型ジープ「ラングラー」。1996年から2006年にかけて生産された「ラングラー」としては2世代目に当たるモデル。このモデルから日本仕様は右ハンドル化された(画像:ジープ)。

 しかし、「ジムニー」納車までの短期間しか乗らないのなら車検期間が1年でも問題はないでしょうし、自賠責は年間8825円から1万6900円へとたしかに上がりますが、自動車税を大幅に節税できるのですから差し引きで考えれば損にはならないはずです。

 また、高速代は普通車の1.2倍の割増となりますが、高速道路の使用頻度が少ない人なら大きな問題になりません。1ナンバー車の任意保険は全年齢保証のみとする保険会社が多いのですが、なかには「こくみん共済」のように年齢条件を設定して割引を受けられる保険会社や共済も存在します。

 実燃費は「ジムニー」が12km/L、「ラングラー」が6km/Lで、ともにレギュラーガソリンを使用します。ガソリン価格を180円/Lとすると、1年間に8000km走行する人で「ジムニー」が12万円で「ラングラー」が24万円。長期に渡って所有し続けるならともかく、期間を区切って乗るなら許容範囲でしょう。

「ジムニー」では味わえない性格のクルマを保有するチャンス!

「ラングラー」は、第2次世界大戦で重宝され、すべてのクロカン4WDの始祖といえるウィリス「MB」の直系の子孫です。その悪路走破性能は「ランドクルーザー」や「ランドローバー」と肩を並べるもの。耐久性も高く、基本的には丈夫なクルマですので、コンディションの良いクルマを選べば低年式でも不安は少ないでしょう。

Large figure3 gallery10第2次世界大戦で使われた軍用車ウィリス「MB」。シビリアン・ジープとはいえ、「ラングラー」は「MB」のDNAを色濃く受け継ぐ直系の子孫だ(画像:ジープ)。

 全国には「ラングラー」を得意とするアメリカ車専門店やSUV専門店がたくさんあり、メンテナンスやパーツ供給の面でも心配はありません。また、人気車種でもあるので手放すときも安く買い叩かれる心配が少ないようです。

「ジムニー」と比べると車体サイズは異なるものの、期間限定の所有と割り切るなら、軽量・コンパクトな「ジムニー」とは真逆の性格のクルマ、大排気量の「ラングラー」を体験してみるのもよいでしょう。

 安価な中古車ならば初期投資は小さく、身代を潰すほどのリスクを背負うことにはなりません。仮にクルマ選びに失敗したとしても、売り払って別の安価な中古車に買い直せば、「キズ」は浅くて済みます。なお、しっかりした中古車店でそれなりのコンディションのクルマを選べば、そうそう失敗はしないものです。

「ジムニー」の購入を考えている人は、納車までの繋ぎとして期間限定で中古の「ラングラー」を楽しむというのも悪くない選択だと思うのですが、いかがでしょうか。

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