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「物価高」で食べものを長く保存、夏前の食中毒対策…管理栄養士が注意すべきポイントを解説

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食べものの長期保存、食中毒対策に有効なことは…
食べものの長期保存、食中毒対策に有効なことは…

 気温や湿度が高くなってくると、心配になるのが食中毒です。特に梅雨から夏にかけては、細菌が原因になる食中毒が増えやすくなります。家庭での食中毒の原因となりやすいのが、適切な温度で食材を保存せずに細菌が増加してしまうことや、肉や魚を十分に加熱せずに食べてしまうことです。そこで今回は、家庭で心がけたい食中毒対策について、管理栄養士の新谷友里江さんに聞きました。

野菜が“育った環境と同じ状態”で保存すること

Q.家庭での食中毒を予防するために、調理前や調理中に気をつけることは何でしょうか。

新谷さん「食中毒予防の基本は、食材を適切に保管すること、菌を食材につけないこと、十分に加熱調理することです。

買ってきた食材は、すぐに冷蔵庫に保管し、使う前には消費期限をしっかり確認しましょう。傷んでいるものは食べないようにしてください。野菜などの食材は、調理前に流水できれいに洗いましょう。

菌が食材につかないように、調理前にはしっかりせっけんで手を洗いましょう。調理中も、鼻や口、傷口などを触らないに注意してください。触ったら手を洗ってから調理を再開しましょう。また、生肉や魚には食中毒を引き起こす菌が付着しているので、触ったら手を洗うことや、肉・魚・野菜でまな板を使い分けることも大切です。

ほとんどの細菌は、十分な加熱で死滅します。食材の中心までしっかり火を通しましょう。調理に使った包丁やまな板は、調理後に洗剤でよく洗い、熱湯や漂白剤で殺菌しておくと安心です」

Q.調理済みの食品の保存時に気をつけることは何でしょうか?

新谷さん「しっかり加熱調理しても、調理後に室温で放置すると細菌が増殖してしまいます。食品は室温に放置せず、清潔な容器に移し替えて冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。口をつけた箸で触れてしまうと菌が移ってしまうので、食事の取り分けには清潔な箸を使うことも大切です。保存した調理済みの食品は、しっかり温め直してから食べるようにしてください。保存してから時間がたちすぎて『ちょっと怪しいな…』と思ったものは、手をつけずに処分しましょう」

Q.梅雨の時期から夏に向けて、食品を長持ちさせたいときの保存の注意点を教えてください。

新谷さん「大切なのは、食べ切れる量だけを購入することです。野菜室や冷蔵庫がパンパンだと、冷気の循環が悪くなり十分に冷えないので、この時期は食材を買いすぎないようにしましょう。

野菜類を長持ちさせるには、それぞれに適した保存方法にすることが重要なので、ぜひ調べてみてください。ポイントは、その野菜が育った環境と同じ状態で保存することです。縦に生えるものは立てて、土の中で育つものは冷暗所で保存しましょう。虫がつかないように新聞紙やキッチンペーパーで包み、袋に入れておくのも効果的です。カビが生えないように水滴はしっかり拭き取ります。

とくに暑い季節は、葉物野菜や柔らかい果菜類は冷蔵保存がおすすめです。もしたくさん買ってしまって食べきれない時は、鮮度が良いうちに冷凍するとよいでしょう」

※ ※ ※
 昨今続いている野菜の高騰に備えるためにも、旬のうちに購入して正しく保存して長持ちさせたいものです。適切な調理と保存で、食中毒対策もしっかり行っていきましょう。

オトナンサー編集部

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