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【性格タイプ別の伝え方】急ぎの仕事をなかなかやってくれないときは?|たった一言で部下が自分から動くすごい伝え方

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  • マイナビウーマン
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日々忙しく子育てをしながら、職場では部下とのコミュニケーションに悩んでいるパパ&ママへ。12万人のデータを集めて性格タイプを分析し、テレビでも話題になった稲場真由美さんの著書『たった一言で部下が自分から動くすごい伝え方』(WAVE出版)より、性格タイプ診断とタイプ別の伝え方の例を連載でお届けします。

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急ぎの仕事をなかなかやってくれない

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急ぎの仕事が入り、部下たちに手伝ってほしいとお願いした。「はい」と言って手伝ってくれる部下がいる一方で、「今やっている仕事も急ぎなので」と言って、自分の仕事を優先する部下がいる。

上司からの急ぎの仕事を断るなんて、自分のときはあり得なかったのに。

このケースにはまりやすいタイプ

上司…●ビジョン ●ピース・フレキシブル
部下…●ロジカル ●ピース・プランニング

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計画重視タイプは段取りが変わるのがストレス

臨機応変タイプ(ビジョンとピース・フレキシブル)は急な予定変更があっても、あまり動じることなく対応します。これは物事を進めるときに、締め切りだけが決まっていて、その途中経過は自由度が高いからです。
例えば、3日後に締め切りの仕事がいくつかあったとして、どれをどの順でやるかは自分の感覚や他の仕事との兼ね合い次第。3日後に出来上がっていればOKなので、並行してやっても、やりやすいものから片づけてもいいという感覚です。
そのため、急に急ぎの仕事を頼まれても、他の仕事の進捗に影響がなければ「いいですよ。やります」と引き受けます。「上司が急ぎと言っているのだから、今すぐやらないと」と思って、相手の意図を汲んで行動しようとしてくれます。
それに対して計画重視タイプ(ロジカルとピース・プランニング)は、時間や手順の計画を立ててそのとおりに仕事を進めているので、段取りが変わってしまうのがストレスになります。すべての段取りを組み直さなければならないからです。
上司が割り込みで「この仕事は急ぎだから」と頼んだときに、「こっちの仕事も急ぎなので」と言ってくるのは、「どちらも急ぎなのだから、最初から決まっていたほうが優先だ」という論理です。
臨機応変タイプの上司からすれば「融通の利かないやつ」と思いがちですが、これも能力の差ではなくタイプの違いなのです。

仕事に優先順位をつけてあげる

計画重視タイプには基本的には予定変更はタブーですが、どうしてもお願いしなければならないことも仕事ではよくあります。こういうとき、「急ぎでお願い」という伝え方はNGです。計画重視タイプにとって「急ぎ」という言葉の緊急度が、臨機応変タイプとは異なるということをまず理解してください。
そして「これを一番に、○時までに仕上げてほしい」と優先度と期限を伝えます。すると、その仕事を一番目に入れて、それ以外の順序を入れ替えることができます。ちなみに、「最優先で」という言い方は臨機応変タイプには通用しますが、計画重視タイプには伝わりづらいのでおすすめしません。
もし割り込みの仕事が入ったことで、他の仕事の順序を決めかねているようなら、具体的に優先順位と、期限の指示をしてあげましょう。「今日〇時までにAをやって、明日と明後日でB、その後にC」や、「Bの締め切りは半日延ばせるから、Aを割り込ませても大丈夫、間に合うよ」と具体的に伝えましょう。

言い換え

before

「この仕事、急ぎでお願いするよ」



after

【1】「この仕事を一番に○時までにやって」


【2】「それ以外の仕事は、この順番と期限でお願い」

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書籍『たった一言で部下が自分から動くすごい伝え方』について

「頼まないと何もやってくれない」、「指示どおりに動いてくれない」、「メンタルが弱くてすぐ落ち込む」などなど、職場で部下の言動に悩まされていませんか?

実は人はタイプによってうれしいほめ言葉も、動きやすい指示も異なります。
「センスがあるね! 」と言って喜ぶ人もいれば、「ありがとう」が一番の原動力になる人も。細かい指示で動きやすい人もいれば、ざっくり伝えたほうが動きやすい人もいます。
自分自身がもらってうれしい言葉で相手をほめ、自分にとって動きやすい指示の出し方をしていたら、相手にとって真逆の意味になったり、逆に動きづらくなっているかも。

この本では12万人のデータからつくられた「性格統計学」に基づき、人の性格を4タイプに分類。自分と部下のタイプを診断したうえで、よくある場面ごとに「伝わらない理由」と「相手に合った伝え方」が紹介されています。
自分と部下の性格タイプを知れば、職場のコミュニケーションギャップの理由も見えてくるでしょう。ただ「伝え方」を変えるだけで、部下が自分から動いてくれるヒントが詰まった1冊です。

はじめに
Chapter1 「伝え方」を変えるだけで部下が動く
Chapter2 仕事・指示を理解してくれないときの伝え方
Chapter3 自分から動いてくれないときの伝え方
Chapter4 モチベーションが下がっているときの伝え方
Chapter5 悪い癖を直してほしいときの伝え方
Chapter6 相互理解で「心理的安全性」をつくる
おわりに

稲場真由美さんのプロフィール

富山県生まれ。株式会社ジェイ・バン代表取締役。
自身が人間関係の悩みに直面したことから、新しいコミュニケーションメソッドを探求し、16年間、のべ12万人から生のデータを集め「性格統計学」として体系化。以来、このメソッドを「一人でも多くの人に伝え、すべての人を笑顔にしたい」との思いで、セミナーや研修、コンサルティングを通して普及活動を行う。
2018年には「性格統計学」にもとづくアプリ「伝え方ラボ」を開発。その後、さまざまな企業で導入され、職場の人間関係の改善や営業活動にも活用されている。2020年には、Web3時間で履歴書に書ける資格が取れる「伝え方コミュニケーション検定講座」のパッケージ化に成功。現在では認定コンサルタントや認定講師の育成も行う。時代のニーズに対応しながら、企業や自治体、学校まで、全国すべての人のコミュニケーション改善に貢献する活動を続けている。

(稲場真由美・著『たった一言で部下が自分から動くすごい伝え方』(WAVE出版)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)

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