【ホテル】クリーニング代請求!? 宿泊客が客室で使ってはいけない“物”とは 注意点をスーパーホテルに聞く
- オトナンサー |

旅行でホテルに宿泊した際に、客室でゆっくり過ごしたい人は多いのではないでしょうか。その際、持参した入浴剤やアロマなどを使う人がいますが、ホテルによっては客室内で使用が禁止されている物があるので注意が必要です。ホテルの宿泊時に使ってはいけない物や、使用が禁止されている物を宿泊客が使った場合の対応などについて、スーパーホテル(大阪市西区)の担当者に聞きました。
火気を発する恐れがある製品は使用NG
まず、ホテルの客室で使ってはいけない物について、担当者は「髪染め用製品は壁に付着した際に汚れが取れないため、ご使用はお控えいただくようお願いいたします。また、火気を発する恐れがあるものなど、他のお客さまの安全性や快適性を損なう可能性がある製品のご使用についても、ご遠慮いただくようお願いしております」と話しました。
ホテルで香水やアロマ、ラメ入りの入浴剤を使う人がいますが、これらの製品を使用してもよいかを聞くと、「当ホテルは香水やアロマ、入浴剤については、特に使用制限を設けておりません」と回答。
ただ、注意点として「香水、アロマはにおいが客室に残り、消臭に時間を要してしまうことがございます。また、ラメ入り入浴剤の場合、ラメなどの種類によっては、除去が難しい場合や、排水溝に流す際に詰まるなどのリスクが考えられます」と教えてくれました。設備が故障する可能性があるため、ラメ入りの入浴剤は使用を控えた方がよさそうです。
もし宿泊客が髪染め用製品を客室内で使用した場合、どのように対処しているのでしょうか。担当者は「軽微な汚れや、通常清掃の範囲内で解決できる事象については、わたくしどもの清掃スタッフがプロとしてのスキルを生かし、最大限ホテル側で処理、対応させていただきます」と話しました。
一方、「もし、次のお客さまをご案内できないほどの深刻な状態になってしまった場合などには、慎重に協議の上、クリーニング費用などのご負担をお客さまにご相談させていただくことがございます」と注意点を述べました。
なお、宿泊客が髪染め用製品を使用してしまうケースが多いのかを聞くと、「そのようなケースは決して多くはございません。マナーを守ってくださるお客さまが非常に多く、深刻なトラブルに発展することはまれです」と教えてくれました。
ホテルに宿泊する際はマナーをしっかり守りましょう。
オトナンサー編集部
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