【漫画】夫を突然亡くした妻 子どもを残して「まだまだ死ねない」…天国の夫を思い涙がこぼれたワケ【作者取材】
- オトナンサー |

漫画「自分が死ぬ時」のカット(せせらぎさん提供)
ブロガーのせせらぎさんの漫画「自分が死ぬ時」がインスタグラムで1800以上の「いいね」を集めて話題となっています。
夫を突然死で亡くしてから、自分が死ぬときのことについて考えるようになった妻。子どもたちのことを考えると「まだまだ死ねない」と思い、死ぬことに恐怖を覚えるのですが、天国の夫を思うと…という内容で、読者からは「お気持ち、分かります」「私も自分が死ぬときにまた出会えると信じています」などの声が上がっています。
いつか、また夫に会えたら…
せせらぎさんは、インスタグラムで作品を発表しています。せせらぎさんに作品について話を聞きました。
Q.今回、漫画「自分が死ぬ時」を描いたきっかけを教えてください。
せせらぎさん「私は夫と死別してから、生き方や人生に対する考察が増えました。今作は、その一端で考えていたことを形にしました。子どもたちと幸せに過ごしているとき、『ああ、私に何かあったらいけないな』と死を遠ざけたいと思いつつ、『でもな…』と考えたときに、温かさが勝ってふと涙が出ました」
Q.旦那さまが亡くなったことについて、おうかがいしてもよいでしょうか。
せせらぎさん「2017年、子どもが3歳と1歳のときに、心臓疾患を理由に突然死しました。当時、けんかの真っ最中で、最後の言葉も選べないまま。残酷な別れだったと思います。夫については私のインスタグラムで漫画にしているので、ぜひそちらをご覧ください」
Q.もし今、旦那さまに会えたなら、どのような話がしたいですか。
せせらぎさん「1回、怒るでしょうね。けんかしたときの件について。全ての大変な生活を、私たちを置いて先に逝ってしまったことも」
Q.今後、旦那さまの分まで生きていく中で、「これだけは絶対に死ぬ前にしておきたい」ということはありますか。
せせらぎさん「特にないですね。常日ごろから、『この時間は最後かもしれない』と考えているので。友人に会うときも、家族に会うときも、子どもたちと過ごすときも、やりたいことも、行きたい場所へも、食べたい物も、遠慮することなく生きています。『ああ、これをすればよかったな』と、最後に思うことはないと思います」
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
せせらぎさん「死別した2017年からブログを開設し、言葉中心でイラストを添えながら発信していました。書籍を出す際に、編集者さんと『多くの方に読んでもらうには、やはり漫画だろう』という話になって。そこから漫画の形式を取り始めました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。
せせらぎさん「『こうなりたい』『こういうのが描きたい』という思いはあまりなく、描くことに追われることなく、そのときの気持ちを描きたいときにゆるゆると描いていけたらな、と思っています」
Q.漫画「自分が死ぬ時」について、どのようなコメントが寄せられていますか。
せせらぎさん「死別を経験された方からの共感の声が多かったです。皆さんさびしさを抱えつつも、毎日を一生懸命生きているのだな、と思いました」
オトナンサー編集部
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