【6月28日】今日はあの漫画が完結した日!?数年前の今日、何があった?
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はじめに:何気ない一日が、特別な記念日になる瞬間
カレンダーの何気ない一日が、時を経て特別な意味を持つ記念日へと変わることがあります。6月28日という日付は、日本のエンターテインメント史において、まさにそのような一日と言えるでしょう。今回は、そんな日本のエンタメシーンに焦点を当て、6月28日に起きた三つの象徴的な出来事を振り返ります!
1950年 – 巨人・藤本英雄、日本プロ野球初の「完全試合」達成

引用元:https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=097-20170628-01
青森の空の下で生まれた伝説
1950年(昭和25年)6月28日、プロ野球史に燦然と輝く大記録が、青森市営球場で達成されました。読売ジャイアンツの投手、藤本英雄が、対西日本パイレーツ戦で日本プロ野球史上初となる完全試合(パーフェクトゲーム)を成し遂げたのです。
完全試合とは、投手が相手チームの打者を一度も出塁させずに勝利するという、野球において最も達成が困難とされる記録の一つです。ヒットはもちろん、フォアボールやデッドボール、さらには味方のエラーによる出塁さえも許されません。
この日、藤本投手は92球を投じ、27人の打者を完璧に抑え込みました。まさに「完全」な投球内容で、歴史にその名を刻みました。
- 内野ゴロ:11
- 内野フライ:6
- 外野フライ:3
- 三振:7
しかし、この歴史的な試合を取材していた新聞記者はわずか3人、そして驚くべきことにカメラマンは一人もいなかったため、この偉業を捉えた写真は一枚も残っていません。映像や写真で振り返ることができないからこそ、藤本英雄のパーフェクトゲームは、語り継がれる「伝説」として、より一層その輝きを増しているのかもしれません。
【豆知識】6月28日は「パフェの日」?
この藤本英雄投手の偉業にちなんで、6月28日は「パフェの日」としても知られています。
これは、完全試合を意味する「パーフェクトゲーム(Perfect Game)」の「パーフェクト(Perfect)」と、フランス語で「完全な」という意味を持つデザート「パフェ(Parfait)」をかけた、なんともお洒落な言葉遊びから生まれました。野球ファンならずとも、この日は甘くて美味しいパフェを食べながら、70年以上前の大記録に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
1999年 – 坂本龍一「ウラBTTB」、インスト曲初のオリコン1位

引用元:https://www.oricon.co.jp/prof/211108/products/311328/1/
「癒やし」のメロディーが日本を席巻
1999年(平成11年)6月28日、日本の音楽チャートの歴史が塗り替えられました。世界的音楽家、坂本龍一のシングル「ウラBTTB」が、オリコン週間シングルチャートで1位を獲得したのです。これがどれほど画期的な出来事だったかというと、歌のないインストゥルメンタル(器楽曲)作品としては史上初の快挙でした。
このシングルには3曲のピアノソロが収録されており、中でも収録曲の「energy flow」は、あるビタミン剤のテレビCMソングとして使用され、お茶の間に広く浸透しました。CMから流れる優しく美しいピアノの旋律は、世紀末を控えた当時の社会に「癒やし」を求める人々の心を掴み、大ヒットへと繋がったのです。
J-POPの全盛期にあって、歌詞のないピアノ曲がミリオンセラーを記録し、チャートの頂点に立ったという事実は、音楽の持つ力が言葉や歌声だけではないことを証明しました。「energy flow」の静かな成功は、音楽市場の多様性を示すとともに、時代が求める音を的確に捉えた坂本龍一の才能を改めて世に知らしめる出来事となりました。
2018年 – 野球漫画の金字塔『ドカベン』、46年の歴史に幕

引用元:https://mainichi.jp/articles/20180628/k00/00m/040/026000c
さらば、国民的ヒーロー・山田太郎
2018年(平成30年)6月28日、一つの時代が終わりを告げました。水島新司による国民的野球漫画『ドカベン』が、この日発売の「週刊少年チャンピオン」で最終回を迎え、シリーズ開始から実に46年にもわたる長い連載の歴史に幕を下ろしたのです。
1972年に連載が始まった『ドカベン』は、大きな弁当箱(ドカベン)がトレードマークの心優しき巨漢、捕手でスラッガーの山田太郎を主人公にした物語です。それまでの野球漫画にありがちだった「魔球」のような非現実的な技ではなく、リアルな人間ドラマと緻密な野球描写で人気を博し、野球漫画のジャンルに新たな地平を切り開きました。
山田太郎をはじめ、殿馬一人、里中智、岩鬼正美といった個性豊かなキャラクターたちは、世代を超えて多くの読者に愛されました。『ドカベン』シリーズの完結は、単に一つの漫画が終わったというだけでなく、多くのファンにとって、共に成長し、一喜一憂した青春時代との別れを意味する、感慨深い出来事だったのです。
結論:エンタメ史に刻まれた記憶
6月28日という一日を切り取ってみると、そこには日本のエンターテインメント文化を象徴するような、三つの異なる光景が浮かび上がります。グラウンドで達成された不滅の金字塔、音楽チャートを塗り替えた静かな革命、そして長年愛された物語の感動的なフィナーレ!
藤本英雄の「完全」な投球は、私たちにスポーツの持つドラマと興奮を教えてくれました。坂本龍一の「癒やし」の旋律は、音楽が人々の心に寄り添う力を示しました。そして『ドカベン』の終幕は、物語が世代を超えて共有される文化遺産となり得ることを証明しました。これらの出来事は、これからも「〇年前の今日の出来事」として、私たちの記憶の中で生き続けていくことでしょう。
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