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東京で「仕事」と「家事」を両立する女性たち 共働き夫婦が円満な家庭を築くコツとは?

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仕事と家事の両立って大変ですよね
仕事と家事の両立って大変ですよね

 仕事と家事の両立は現代人にとって主な関心事の一つではないでしょうか。現在の日本では物価の高騰や低賃金が問題となっており、夫婦どちらかの収入のみで家族全員を養うのは容易ではありません。夫婦共に働く必要がある家庭が多い中、家事は女性の主な役割という価値観は一部において根付いたままのように思います。

 本記事では、夫婦間での家事の役割分担の現状を踏まえ、共働き夫婦が円満に暮らすための秘訣(ひけつ)を、筆者が探ってみました。

女性の社会進出における“光と影”

 厚生労働省の「令和5年版働く女性の実情」では、令和5年における女性の労働力は25歳から54歳まで8割を超えており、現代社会では大半の女性が賃金労働に従事しています。

 ただし、現役世代の女性の労働力が8割を超える世の中でも、高キャリア志向の女性ばかりではありません。男女共同参画局の「 男女共同参画白書 令和5年版」によると、「仕事・働くことに対する現在の考え方(有業者)」において、30~40代の女性の回答を参照すると、「専門性を磨けるように働きたい」と回答した人は約60%、「自分がやりたいことを仕事にして働きたい」と回答した人は約75%であるのに対し、「負荷の少ないことを仕事にして働きたい」「突発的な時にも休みやすいことを優先して働きたい」と回答した人は80%を超えています。

 女性の中には仕事を通して自己実現したい人も存在します。その一方、“本当は働きたくないが、自分や家族のために働くしかない”と考える女性もいます。少なくない女性が現代においても自身のスキルや知識を賃金労働を通して社会に貢献したいというよりも、自分や家族の生活を第一に考えているようにも思います。

共働き家庭で家事は平等? 分担を決める際の注意点

 近年、若い世代を中心に、家事を女性の仕事とみなしたり、親族の集まりで女性が料理やお酌を担当したりすることに対し、疑問の声が上がることが多々あります。一方で、共働き夫婦の家庭でも、女性が男性よりも多くの家事を担っているケースが依然として多いといわれています。

 クロス・マーケティングの「ジェンダーレス・多様性についての意識と実態調査」における「既婚者の家事分担割合」では、男性の回答では家事を4~6割担っている人が最も多く、一方、女性の回答では7~9割担っている人が63%で最も多い結果でした。

 とはいえ、同調査により、年代ごとの家事に関する意識に大きな差があることが明らかにもなっています。29歳以下の男性では、17%が家事を「7~10割」、36%が「4~6割」担っていると回答しています。一方、60~69歳の男性では、家事を「7~10割」担っていると回答した人は6%、「4~6割」担っていると回答した人は15%にとどまっています。

 ただし、男性の家事負担率が著しく低い世代であっても、男性の暮らし全体における負担が軽いとは限らないため、注意が必要です。ひと昔前までは、夫が家族のために外で長時間働き、妻は家を守る役割を担っていました。企業における残業規定が厳格化されたのも最近のことです。

 夫婦の家事分担について考える際、調査データを参考にしたり、平等か不平等かの二択で語ったりするのではなく、勤務時間、気力・体力、身体の状態、得意不得意などさまざまなことを考慮する必要があると思います。

共働き夫婦が家族円満に暮らす秘訣とは?

 若い世代は家事を男女で分担するべきという認識が強い一方、ミドル層以上の世代では家事は女性の役割という価値観が根強い傾向にあります。

 とはいっても、40代以上の共働き夫婦が築く幸せな家庭を見ていると、“家事は男女で分担するもの”という考え方が共通しているようにも思います。時間や余裕がある方が家事を当たり前のこととして担っています。

 例えば、都内在住の高校教諭の50代・Aさん夫婦(小学生1人、双方の両親は東北地方に在住)は、子どものお弁当(塾用)は夫が主に担当しています。なお、この夫婦には家事は妻が担うものという価値観はなく、できる方が家事を担うスタイルです。Aさん夫婦は多忙でありながらも円満な家庭を築き、お子さんは健やかに成長していますが、それはお互いを尊敬し、理解しているからだと思います。自立した大人同士が互いの仕事やライフスタイルを尊重することで、双方に心の負担がかからず、子どもも両親の関係を気にせずストレスを溜めずに済みます。

お互いが家事を相手に依存しないことが大切

 筆者は夫婦で家事分担を明確に決めることよりも、お互いに“自分は何ができるか”を考えて行動することが大切だと思っています。例えば、お風呂は最後に入った人が掃除し、食後に手が空いている人が食器を洗います。

 また、夫婦ともに一人暮らしの経験があると、名もなき家事を知り、家事に慣れているため、家事に対する相手への依存度が低い傾向にあるといえそうです。ちなみに、筆者の周囲で平等に家事を分担している家庭はいずれも、大学時代に上京した夫婦です。相手の家事力を知りたい女性は、一人暮らしの経験の有無を聞いてみると参考になるかもしれません。

西田梨紗

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