うまい！冷凍フルーツを使ってフレッシュ感アップ♪ おうちで作れるアイスクリームレシピ5選

いちごやブルーベリー、マンゴーやラズベリーなど、手軽にいつでも使える冷凍フルーツはアイスクリーム作りでも大活躍します。フルーティーなひんやりアイスは子どもにも大人にも人気。いろいろな冷凍フルーツで作ってみて♪

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

暑い日に食べたくなるひんやりアイスクリーム。定番のバニラアイス以外にもフルーツがたっぷり入ったフルーティーな味も人気です。果物を使ったアイスは季節が限られたり、費用が高くなったりしますが、冷凍フルーツを使えばいつでも手軽にフルーツアイスを作ることができるのでオススメ。そこで今回はおうちでも作りやすい冷凍フルーツを活用したアイスクリームをご紹介します。

冷凍フルーツを使うメリット

昔は冷凍フルーツといえば決まったものしかありませんでしたが、年々種類も増え、品質も上がってきていますよね。

限られた季節にしか手に入らない果物でも、冷凍なら通年入手可能で価格も安定しているのが大きなメリット。日本では生の状態でなかなか流通していないような果物でも、冷凍なら近くのスーパーで購入できるものもあったりして、グッと使いやすくなりました。

旬の時期に収穫して冷凍するため、おいしさや栄養はしっかりなのに、かなり割安になっているものも多く、気軽に使えるのが魅力。その反面、冷凍になっていることで少し気をつけなくてはいけない点もあります。

冷凍食品全般と同じく、解凍することで細胞が壊れ水っぽくなったり、再冷凍すると品質劣化もします。この点は解凍しないように手早く混ぜこんだり、カット済みの商品を使ったりすることで防げるので大丈夫。

冷凍フルーツの特性は、ピューレにしたり、ジャムにする際には生のものを使うよりも短時間に作ることができるメリットになります。アイスクリームの生地にも混ぜ込みやすくなるので◎

このほかにも、具材として使う場合は凍っているため固く、崩れずに混ぜこんだりできるのも冷凍ならでは。トッピングに使ってもキレイです。

冷たい状態で加えることでアイスクリームの生地も冷え、凍らせる時間の短縮にもつながりそう。泡立てた生クリームや卵を加えるレシピのアイスの場合は、冷凍フルーツを使うことで短時間に急冷凍でき、気泡が潰れずふんわり仕上がってくれます。

冷凍フルーツを使ったアイスクリームレシピ5選

今回ご紹介するアイスクリームは、生クリームや牛乳、ヨーグルトなどの乳製品と冷凍フルーツを使ったレシピです。フルーツの香りや酸味が加わることでさまざまなフレーバーのアイスが楽しめます。

使い方はそれぞれ少しずつ違いますが、アイスは多少分量が違っても凍らせてしまうのでそれなりに仕上がってくれるのがいいところ。作りやすい方法にアレンジしてもイイですよ♪

いちごミルクアイス

やさしいピンクの色のミルキーないちごアイスに、シャリシャリいちごも加えて仕上げました。いちごの甘酸っぱい香りと味を楽しめるアイスクリームです。

材料（1L分くらい）
・冷凍いちご（ダイスカット）……300g
・卵……2個
・生クリーム……200ml
・牛乳……100ml
・練乳……大さじ4
・砂糖……80g
・レモン汁……大さじ1

※冷凍いちごは生地に混ぜ込む分250gと、上にのせる分50gを合わせた分量です。

冷凍いちごはダイスカットのものを使用。カット不要でそのまま使えて便利です。

作り方
① 冷凍いちご250gと砂糖を鍋に入れてそのまましばらく置いて解凍する。
② 弱火で焦げないように混ぜながら10分加熱し、レモン汁を加えて冷ます。
③ ②に牛乳、練乳を加えて混ぜる。
④ ボウルに卵を入れてとろみがつくまで泡立てる。
⑤ 別のボウルに生クリームを入れて七分立てにする。
⑥ ③④⑤を合わせて混ぜる。
⑦ 容器に流し入れてから上に残りの冷凍イチゴをかけて冷凍庫で冷やし固める。

熱が伝わりやすいホーロー容器を使えば、急冷凍することができます。このレシピであれば、途中でかき混ぜなくてもやわらか。冷凍庫から出してすぐでもすくうことができます。

卵が入っているのでやや黄色がかったピンク色に、ところどころにあるいちごの果肉が可愛い印象に。最後にトッピングとしてのせたいちごはシャリシャリで、さっぱりした後味。ミルキーなアイスのアクセントとなってくれます。

このままでも可愛いビジュアルですが、ナッツやフルーツをちりばめればさらにパワーUP！

ブルーベリーとチーズのマーブルアイス

濃厚な味わいが欲しくなったときにオススメしたいのが、クリームチーズを使ったチーズアイス。相性抜群のブルーベリーを加えれば、まるでレアチーズケーキのような味わいに。冷凍ブルーベリーは生地に混ぜ込むのではなく、ソースにしてマーブル模様にしてみました。

材料（1L分くらい）
▼ブルーベリーソース
・冷凍ブルーベリー……100g
・砂糖……30g
・レモン汁……大さじ1

▼チーズアイスクリーム
・卵……3個
・クリームチーズ……150g
・生クリーム……200ml
・砂糖……80g
・バニラエッセンス……数滴

ブルーベリーは冷凍フルーツの定番。粒の大きさは商品によって差はあるものの、カット要らずで使いやすく、皮がある分潰れにくいのでそのまま飾りにも使える優れもの。今回はソースにして最後に加えます。

作り方
⚫︎ブルーベリーソース
① 耐熱ボウルに冷凍ブルーベリーと砂糖を入れて混ぜる。
② 600Wの電子レンジで2分加熱する。
③ 全体を混ぜてから1分追加加熱し、混ぜて砂糖を溶かす。
④ レモン汁を加えて混ぜてから冷ます。

⚫︎チーズアイスクリーム
① ボウルに卵を入れてとろみが出るまで泡立て、砂糖の半量を加えてさらに混ぜる。
② 別のボウルに室温に戻したクリームチーズと残りの砂糖を入れてよく混ぜる。
③ ②に生クリームを加えてもったりするくらいまで泡立てる。
④ ①の半量を加えてさっくり混ぜる。
⑤ ①の残りとバニラエッセンスを加えてさっくり混ぜ、容器に流し入れる。
⑥ ブルーベリーソースを少しずつ回しかけ、爪楊枝で軽く混ぜてマーブル模様にしてから冷凍庫で冷やし固める。

※クリームチーズと生クリームは、卵を泡立てたときの気泡が潰れないよう半分ずつ加えて混ぜていきます。
※最後に混ぜすぎると模様がなくなってしまうので、模様が形作られていることを意識しながら爪楊枝をさっと動かし、軽めに混ぜて終わらせてください。

マーブル模様をつけたので、途中かき混ぜません。ホーロー容器で作ることで急冷凍でき、マーブル模様をキープしつつ、やわらかに仕上がります。

マーブル模様をつけるときは、手早く混ぜて冷凍庫に入れるようにしてください。

ブルーベリーソースは重みがあるので下に沈みがち。バランスよくすくうようにしてみてくださいね♪

黄桃のヨーグルトアイス

ふわ～っと香る桃のアイスは、なんとも言えない幸せな気分にしてくれます。冷凍の黄桃をピューレにして生地に混ぜ込んで、贅沢な味わいのアイスクリームにしました。より桃を堪能したい場合は増量してみても◎。ヨーグルトを加えてさっぱり爽やかな味わいです。

材料（800ml分くらい）
・冷凍黄桃ダイスカット……300g
・生クリーム……150ml
・プレーンヨーグルト……300g
・砂糖……80g
・レモン汁……大さじ1

※冷凍黄桃は生地に混ぜる分の200gと、具材として使う100gを合わせた分量です。

黄桃のダイスカットを使用。サイコロ状になっているので具材としても使いました。

作り方
① 冷凍黄桃200gをブレンダーでかき混ぜる。
② ①にヨーグルトとレモン汁を加えて混ぜる。
③ 別のボウルに生クリームと砂糖を入れて七分立てにする。
④ ②と③を混ぜる。
⑤ 残りの冷凍黄桃を加えて混ぜる。
⑥ 容器に流し入れ冷凍庫で冷やし固める。固まるまでに数回混ぜる。

※⑤のあとから加える黄桃100gは、⑥ですぐにアイスの冷凍工程に入るため、加える直前まで冷凍庫で待機し、解凍しないようにしてください。

水分が多いため、途中で混ぜないとカチンコチンになります。完全に固まる前に数回混ぜるようにしてください。冷凍庫から出してすぐは固いかもしれませんが、しばらく置くと取りやすくなります。

口に広がる桃の香りと甘酸っぱさに、ヨーグルトの爽やかさも加わって後味スッキリなアイスです♪

マンゴーのカッサータ風チョコアイス

ちょっとおしゃれなビジュアルのチョコでコーティングされたアイス。鮮やかな黄色のマンゴーを活かして、そのまま具材として加えました。クリームチーズとナッツ、ビスケットも加えてカッサータ風のリッチな味わいです。

材料（6個分）
・冷凍マンゴー（チャンク）……8～9個
・チョコレート……90g
・クリームチーズ……100g
・生クリーム……100ml
・ビスケット（オレオビッツサンド）……8枚
・ミックスナッツ……20g
・砂糖……20g

使用したのはマンゴーのチャンク。チャンクタイプであれば、マンゴーは冷凍庫から出した直後でもカット可能。すぐにとろっとやわらかくなってくるので、素早くカットして加えます。

今回は見た目の可愛いダイソーのカヌレ型を使用。カチッときれいな形に仕上がって、特別感を演出。

作り方
① チョコレートを湯煎で溶かし、カヌレ型の内側に塗ってから冷蔵庫で冷やしておく。
② ビスケットを手で大きめに割り、ナッツは細かく刻む。
③ クリームチーズを室温に戻してクリーム状にする。
④ ③に砂糖を加えて擦り混ぜる。
⑤ ②を加えて混ぜる。
⑥ 七分立てにした生クリームを加えて混ぜる。
⑦ 冷凍マンゴーを冷凍庫から出して直ぐにサイコロ状に切り、⑥に加えてやさしく混ぜる。
⑧ ①に詰めて上にラップを被せ、冷凍庫で冷やす。

※マンゴーはすぐにやわらかくなるため、素早く切って加え、崩さないように優しく混ぜてください。

しっかり固まったら型から外します。つるんとキレイにはがせるので気持ちいいですよ♪

たっぷりのマンゴーにカリカリのナッツやビスケット、濃厚なクリームチーズの味わいが◎。チョコとの相性も抜群です。

ダブルベリーのフローズンヨーグルトアイス

我が家でよく登場するベリーのフローズンヨーグルト。ラズベリーは少量でも発色がいいので、いちごよりもパッと明るいピンク色のアイスになります。甘酸っぱいラズベリーとブルーベリーに爽やかなヨーグルトがぴったり。生クリームも加えるので、コクもあるけれどさっぱりもしている、食べすぎ注意の危険なアイスです。

材料（1L分くらい）
・冷凍ラズベリー……100g
・冷凍ブルーベリー……100g
・無糖ヨーグルト……400ml
・生クリーム……200ml
・はちみつ……150g
・レモン汁……大さじ1

※はちみつを使用しています。1歳未満のお子様にはあげないでください。

我が家では庭に植えているので、旬の時期には収穫して食べることができるラズベリー。コストコではよく見かけますが……やわらかく傷みやすい果物のため、近隣スーパーでの流通はほぼありません。

生ではちょっと入手困難なラズベリーですが、甘酸っぱくておいしく、香りもいいので洋菓子にはよく使われる定番食材。お菓子作りではピューレやジャムなどの加工品を使用することもありますが、冷凍ラズベリーなら生の香りや味わいに近い状態を楽しめます。

作り方
① 生クリームを七分立てにする。
② 別のボウルで冷凍ブルーベリーとラズベリー、はちみつ、レモン汁を和える。
③ ①と②、ヨーグルトを混ぜて容器に流し入れる。
④ 冷凍庫で冷やし固める。途中で数回混ぜる。

途中で混ぜないと固くなるので、固まるまでに数回混ぜてください。

ブルーベリーもラズベリーも潰れると色がはっきりと出るタイプのフルーツなので、混ぜることで生地の色を染め、加える分量で色のつき具合が変わってきます。ラズベリーだけ入れたときにはより濃いピンクに、ブルーベリーだけ入れたときにはやさしい紫色のフローズンヨーグルトになるので、気分や好みで入れるフルーツを変えてみるのもオススメです。

色が染まらないフルーツだと、白いアイスにフルーツの具が入った状態に仕上がります。

まとめ

冷凍フルーツは季節関係なく入手でき、旬のおいしさや栄養をそのまま味わえる上に、価格も割安です。アイスクリーム作りに使えばフルーツの香りや味を加えられ、色合いも華やかに。

今回ご紹介したレシピは、ほかのフルーツに変えてアレンジもできるので、お好みの冷凍フルーツで作ってみてくださいね♪

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