京葉線で走った「幻の車両」とは 新機軸テンコ盛りで登場も“不遇” ほとんど乗れず
- 乗りものニュース |

京葉線に投入された「E331系」は 、新機軸満載の新型車両として登場しながら、ほとんど走らず短期間で廃車となった不遇な車両でした。どのような車両だったのでしょうか。
めったに見られなかった「幻の車両」
JR京葉線にはかつて、新機軸満載の新型車両として登場しながら、ほとんど走らず短期間で廃車となった「幻の車両」がありました。
廃車のため回送されていくE331系電車(画像:写真AC)。
形式はE331系で、現在首都圏で主力となっているE233系とほぼ同時期に登場。「連接車体」に代表される新機軸が多く盛り込まれていました。連接車体は車輪の台車が2つの車体を受ける形で、小田急のロマンスカーや江ノ電などで採用されてきましたが、JRの車両としては初の試みでした。
一般的なJRの通勤車両は1両20mで4扉ですが、E331系は13.4~16.5mと1両の長さが短く3扉。投入された京葉線では、他の車両が10両なのに対しE331系は14両もありました。
連接車体以外にも、独自の列車情報管理システムや、座席を回転してロングシートからクロスシートに切り替えられる、現在では「L/Cカー」とも呼ばれる機構、ドアからスライドして張り出せる車椅子用スロープなどの新機軸を採用しており、まさに「異色」といえる存在。ちなみに、可変シートは平日はロングシート、休日はクロスシートとして使用する想定でした。
試験走行の後に満を持して登場したE331系ですが、運用開始直後からトラブルに見舞われ、運用の休止と復帰を繰り返したのち、2011年1月16日を最後に離脱、のちに廃車となります。旅客運用は1年半にも満たない短命に終わり、製造されたのも結局この1編成のみとなりました。
京葉線にはE233系が投入され、同時期に登場した車両に置き換えられるという、車歴も極めて異色の存在となりました。
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