当時キツく当たってきた前職のオレサマ同僚と再会。すると相手の様子が!?【ホントーに離れてよかった!!】
- マイナビウーマン |
“オレサマ”の圧に心が折れそうになったときは……?
「オレサマ」=特定の相手や周囲に対して、つねに威圧的で優越的な態度を取る人たち。
職場や家、街中にも……世間に増殖している「オレサマ」に振り回されないためにはどうしたらよいのでしょうか?精神科医・和田秀樹先生の著書『オレサマのトリセツ』(東京新聞)より一部抜粋してご紹介します。
今回は、身近な“オレサマ”に辛くなった時の対処法について、和田先生の解説をお届けします。
オレサマが大きく見えたのは近づきすぎたから
同じ部署のオレサマに苦しめられ、会社を辞めた女性がいます。福祉関係の職場で、この女性は社会福祉士の資格も持っていていろいろなプランや人員配置の仕事を任され、やりがいも感じていたのですが、先輩女性のオレサマ(ワタクシサマ)から「現場も知らないくせに」とことあるごとに威圧的に振る舞われて委縮してしまい、出勤するのが辛くなったのだと言います。
ところが2年ほど経って、街角で偶然にこの二人が出会ってしまいました。この女性はかなり離れた距離でかつて自分を苦しめたオレサマに気がついたそうです。
「そしたらAさん(かつて自分を苦しめたオレサマ)も私に気がついたらしく、ちょっと困惑している様子が見えました」
逃げ腰というか、気がつかないふりをしてやり過ごそうとしている様子です。
けれどもこの女性は立ち塞がるようにAさんの前に進み、「こんにちは! お元気そうですね」と笑顔で大きな声を掛けたそうです。むしろおろおろしたのはAさんのほうでした。
『オレサマのトリセツ』(和田秀樹著、東京新聞出版/中日新聞東京本社)より
「何とかやってますよ。相変わらず忙しく動き回ってばかりだけど」
この女性は思わず「クスッ」と笑ってしまいました。
会話はそれだけで、この女性は「じゃあ」とひと声かけて別れました。べつに話したいことがあるわけでもないし、仲直りしようという気持ちもありません。ただ昔のような威圧感も嫌悪感も消えていたのですごく軽い気分でその場を立ち去ることができたそうです。
「なんだか小さくなったみたい」
そう感じたこの女性はすぐに気がついたそうです。
「そうか、私が近づきすぎたのか」
でも仕方ありませんね。そのころは狭い職場でどうしても顔を向き合わせて仕事しなければいけなかったのです。威圧感も加わって余計に大きな存在に思えたのでしょう。
「離れて良かった」とつくづく思ったそうです。オレサマは立ち塞がるから大きく見えるだけのことで、背中を向けてしまえば消えます。耐えられないときには職場でもグループでも抜けてしまう。我慢して向き合って潰されてしまうよりはるかにマシです。
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※本記事は、『オレサマのトリセツ』著:和田秀樹/東京新聞 より抜粋・再編集して作成しました。
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