ドイツ連邦軍史上初!?「空飛ぶレーダー基地」単独で保有の可能性 購入予定の機体はやはり“皿まわさないやつ”
- 乗りものニュース |

ドイツのボリス・ピストリウス国防相は2025年9月23日、空中早期警戒管制機(AWACS)の能力不足を補うため、将来的にスウェーデンのサーブ社製「グローバルアイ」が購入の最有力候補となっていることを明らかにしました。
アメリカの購入計画の変更なども影響
ドイツのボリス・ピストリウス国防相は2025年9月23日、空中早期警戒管制機(AWACS)の能力不足を補うため、将来的にスウェーデンのサーブ社製「グローバルアイ」が購入の最有力候補となっていることを明らかにしました。
NATOが運用するE-3「セントリー」(画像:NATO)
この発言は、北大西洋条約機構(NATO)が長年、ガイレンキルヒェン航空基地に配備してきたE-3「セントリー」が、老朽化により退役を間近に控えている状況を受けたものです。
空中早期警戒管制機とは、通常の戦闘機や輸送機に搭載されるものよりも高性能な広域探知レーダーを備え、高高度を飛行しながら、敵の攻撃が届かない後方空域でパトロールや航空戦の指揮を行う機体です。その役割から「空飛ぶレーダー基地」とも称されます。
このまま代替機が用意されない場合、ドイツは空中早期警戒による上空監視能力を失い、他国の装備に依存せざるを得ない状況に陥ることになります。
NATOが保有するE-3の後継機としては、すでにE-7「ウェッジテイル」の導入が予定されており、先行して6機が調達される計画でした。しかし、製造元のボーイングが本国・アメリカでE-7プログラムそのものに疑義を呈し、2025年6月には26機の調達中止を発表。これにより、NATOの方針にも影響が及ぶ可能性が指摘されています。
こうした計画変更への備えや、E-7の調達遅延への懸念が高まる中で、代替案としてグローバルアイの導入が有力視されるようになったと見られます。
注目すべきは、この機体が従来のNATO共同運用機とは異なり、ドイツ連邦軍が単独で保有・運用する形になる点です。実際、これまでドイツは国家単独で早期警戒管制機を保有したことがなく、グローバルアイの導入が実現すれば、同国初の「国家単独運用による早期警戒機」となります。
なお、外観上の大きな違いとして、AWACSと呼ばれるE-3には機体上部に円盤状のレドーム(レーダーなどのセンサーを収めた構造物)が設置されていますが、AEW&Cに分類されるグローバルアイでは、代わりに機体上部側面に細長い板状のレーダーセンサーが搭載されている点が挙げられます。
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