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たった30cmで愛車停止!? 豪雨で走行NG「アンダーパス冠水」の知られざる恐怖 「このくらい平気」が命取りに?

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「水没」の危険 都がドライバーへ呼びかけ

 東京都の防災に関する公式SNSアカウントが2026年8月13日の夕刻、都内で大雨警報及び注意報が発表されていることを受け、ドライバーに対して注意喚起を行いました。内容は、アンダーパスの冠水に注意を促すものです。

Large figure1 gallery2アンダーパスのイメージ(画像:写真AC)。

 集中豪雨などの際、道路や鉄道の下をくぐるアンダーパスは、周囲より道路の高さが低いため、急激に雨水が集まりやすい構造です。排水の処理能力を超えてしまうと、道路冠水の危険性が高まるといいます。

 では、クルマはどの程度の水深で危険な状態になるのでしょうか。東京都のアカウントによると、水深が30cm以上になるとエンジンが停止する危険性があるといいます。

 国土交通省も「水深が車両の床面を超えて車内へ浸水すると、様々な不具合が発生するおそれがあり、最悪の場合、エンジンやモーターが停止して移動できなくなります」と公表。JAFも、乗用車が走行可能とされる水深は「ドアの下端、つまり自動車の床面が浸からない程度」が一般的と公表しています。

 さらに危険なのは、水圧でドアが開かなくなることです。国土交通省によれば、水深がドアの下端にかかると水圧で内側からドアを開けるのが困難になり、ドアの高さの半分を超えると、ほぼ開けられなくなるとのことです。都内には、こうした冠水注意箇所のアンダーパスが153か所あるとされています(国土交通省 東京国道事務所)。

もし浸水してしまったら…?

 JAFの公式サイトでは、アンダーパス特有の危険性についても言及しています。冠水路は見た目だけでは水深を判断しにくく、進入してみたら思いのほか深かった、というケースがあるそうです。

 運転席にいる限り、床面以上の水深になってもすぐには浸水してこないため、危険を察知する頃には手遅れになる可能性があります。具体的には、自動車が浮いて動けなくなったり、エンジンの吸気口から水を吸い込んだり、排気管が水圧で塞がれたりしてエンジンが停止し、立ち往生してしまうといった事態です。

 万が一、車が浸水してしまった場合の対処法について、JAFは「車内に浸水してきたら、まずエンジンを止める」としています。

 そして、いきなり冠水路に飛び出るのではなく、片足を浸けて水深を測りながらゆっくりと両足を着き、進んできた方向へ歩いて戻ることが重要だとしています。

 とはいうものの、大雨の際は、アンダーパスなど標高が低い道路の通行は避けるのが賢明です。

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