線路が余ったから…? レールの中にレールがあるワケ 実は事故防止に一役買っている!
- 乗りものニュース |
「ガードレール」といいます。
踏切でも見られる
線路のイメージ(画像:写真AC)。
阪急電鉄が2024年3月25日、公式X(旧Twitter)へ以下のように投稿しました。
「レールの中にあるレール、見たことありますか?」
添えられた写真には、2本のレール(線路)の内側にさらに別の2本のレールが敷かれた様子が写っており、その内側のレールの先端はすぼみ、すぐに途切れています。撮影場所は芦屋川駅(兵庫県芦屋市)とのことです。
阪急電鉄はこのレールについて「ガードレール」と紹介。脱線防止のための補助レールだとしています。その名の通り(脱線を)ガード(防止)するレールです。設置されるのは主にカーブや鉄橋、ポイントだといいます。
列車は、車輪がレールの上を転がることで走行しますが、その車輪の内側にはレールからの逸脱を防ぐ“でっぱり”が備わっています。これを「フランジ」といい、ガードレールはそのフランジを正常な向きにする役割を持ちます。あくまでも補助のため、脱線すると重大事故につながりかねない箇所に設置されるというわけです。
投稿へは、「予備が余ったから置いてあるのかと思った」「大事なものですね」「道路のものと同じ音だ」といった声が聞かれました。
【!?】レールの中にレールがある光景(写真)
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