アクアライン「料金2倍⇔半額」からの“異変”あきらかに 「4倍変動料金」のダイナミックすぎる効果 ただ渋滞はそこまで減ってない…?
- 乗りものニュース |

千葉県が2025年11月14日、「第5回 東京湾アクアライン交通円滑化対策検討会」を開催。4月から始まった新たなETC時間帯別料金社会実験の分析結果が報告されました。
アクアライン「半額」時間帯の交通量増加 「高い時間帯」も混んじゃった!?
千葉県が2025年11月14日、「第5回 東京湾アクアライン交通円滑化対策検討会」を開催。4月から始まった新たなETC時間帯別料金社会実験の分析結果が報告されました。
アクアトンネル上り線。10月3連休は22時台でもこの混雑(乗りものニュース編集部撮影)。
この実験は、通常ETC普通車(以下同)で800円のアクアライン上下線の料金を、土休日は時間帯によって変動させるものです。特に混雑する時間帯が決まっている傾向があることから、その時間帯の交通を分散させることで、渋滞を緩和させる狙いがあります。
2023年7月から土休日の上り(川崎方面)で、ETC車を対象に通行料金を時間帯ごとに変える社会実験が始まりました。2025年4月以降は、より“差をつけた料金”に移行し、最混雑時間帯は1600円、閑散時間帯は400円と4倍の変動幅とし、新たに土休日の下り線(木更津方面)でも導入されています。
上り線(川崎方面)では、料金を高くした13時-19時の交通量が「横ばい」から「微減」となり、最大損失時間が社会実験前と比較して土曜日で3分、日曜日で5分減少するなど、混雑緩和に一定の効果が見られるといいます。
下り線は、最大損失時間については「横ばい」。しかし上下線ともに最大渋滞長は2.8kmの減少がみられています。
ただ、社会実験前と比較すると、アクアラインでは全体の交通量が増加しています。特に料金引き下げ時間帯は、上り線で最大43%、下り線で最大19%という著しい増加です。そのためか、下り線では料金引き上げ時間帯も交通量が4%増加するなどしています。
また、土休日は木更津金田IC周辺の一般道で、新たに21時台で走行速度の低下が見られるといいます。これは、料金が半額になる時間帯にアクアラインを利用しようとする人、あるいはその時間帯まで木更津金田IC周辺で過ごす人が増えている可能性がありそうです。
●広域には「効果かなりアリ」か?
広域で見ると、より大きな効果も出ているようです。アクアラインを経由して東京都心と房総半島各地を結ぶ高速バスでは、社会実験前と比較して平均遅延時間が最大で14分短縮、1日の累計遅延時間が約41%も減少しているとのこと。
ETC2.0のデータ分析によると、千葉県を訪れた利用者の平均滞在時間が社会実験前と比較して18分増加したほか、周遊範囲の拡大も確認されているといいます。商業施設からは、「施設が遅くまで混雑するようになった」といった声も寄せられています。
一方で、2025年9月時点のアンケート調査では、新たな料金体系の具体的な内容を知っている利用者が約3割に留まりました。このため、今後の方針として、広報活動を充実させて認知度を向上させ、さらなる行動変容を促すことなどが挙げられています。
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