高速SA/PAやフェリーからも… 消える「ニチレイのフード自販機」なぜ 惜しむ声
- 乗りものニュース |

高速道路のSA・PAなどで深夜も稼働していたニチレイの冷凍食品自販機が、数を減らしています。温かいものが食べたくても周りに店がない、他に行けない、といった環境で救世主となってきた自販機、なぜなくなるのでしょうか。
フェリーからも消えるニチレイの自販機
大洗~苫小牧のカーフェリーを運航する商船三井フェリーが2021年3月4日(木)、深夜便の船内にあるニチレイの冷凍食品自動販売機について、3月いっぱいで販売を終了するとツイッターで発表、これに惜別の声が寄せられています。
焼きおにぎりや焼きそば、フライドポテトといった軽食を温かい状態で提供するニチレイの冷凍食品自販機は、高速道路のSA・PAなどにおいても、おなじみの存在かもしれませんが、現在、これが激減しているのです。
ニチレイの冷凍食品自販機。全品370円(商船三井フェリー船内設置のものではない)。
自販機が数を減らしていることは、インターネット上などでもしばしば話題になり、「よくお世話になった」「無性に食べたくなる」といった声が聞かれます。
前出した商船三井フェリーの深夜便は2隻体制で運航されていますが、うち1隻のものは、すでに故障して修理できなくなっているとのこと。今回、業者からいよいよメンテナンス終了を告げられ、もう1隻での販売も終えることになったといいます。
もうタイムリミット? ニチレイフーズに聞いてみた
自販機を展開していたニチレイフーズは、「自販機事業そのものから撤退することを、お客様にお伝えしています」と話します。すでに自販機の製造は数年前に終了し、いまや部品も新しいものを供給していないため、壊れても修理できない状況だそう。
同社がこの自販機の製造販売を始めたのは、およそ30年前。「その頃は今ほどコンビニも多くなく、たとえば高速道路外に行けない方が、真夜中にお店が閉まっていても暖かいものを食べられることが喜ばれました。パチンコ店やホテルにも設置しており、人手がなくてもサービスを提供できることがメリットでした」と話します。
しかし、「いまは環境的に設置の需要が高くはありません」とのこと。設置台数が頭打ちになれば売上も伸びず、事業の継続が難しくなったといいます。いま稼働しているものも、向こう1年以内ほどで多くが終了していくと考えられるそうです。
奥にニチレイの自販機がある商船三井フェリーの船内(画像:商船三井フェリー)。
商船三井フェリーによると、ニチレイ自販機のファンは少なくないといいます。同社では自販機での販売を終了したのちも、自販機向けの冷凍食品の在庫については、売店で温めて提供するとのこと。また、カップ麺の自販機や他メーカーの軽食自販機については引き続き使用を継続するとしています。
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