大人こそ性知識のアップデートを。性のモヤモヤに向き合っていくために今必要なこととは?
- マイナビウーマン |
セックスのこと、カラだのこと、パートナーとのこと……いくつになっても、性への悩みごとは尽きません。夜な夜なネットで調べだすと、あっという間に時間が。しかもなんだか腑に落ちない……なんてことも。
2024年11月28日(木)、TENGAヘルスケアはトークイベント「鈴木えみ×セイシル×水野哲夫ライフステージごとの性のモヤモヤにどう向き合う?」を開催しました。「ライフステージに寄り添う性教育のあり方」をテーマに、同社の性教育事業部社員さんと、クリエイター・モデル鈴木えみさん、 「“人間と性”教育研究協議会」代表幹事の水野哲夫さんが登壇。性教育の重要性や年代による適切な性教育についてトークセッションをしました。
■性教育の今とこれから
第一部では、元保健体育教員であり現在はTENGAヘルスケア教育事業部で性教育事業を担当している福田眞央さんと鈴木えみさんが、「幼少期の性教育の重要性」をテーマに話し合いました。
鈴木さんは、子育て経験を生かして性教育の普及を目指した団体「Family HeartTalks」を発足するなど、精力的に性教育の推進をされています。ご自身が幼少期に怖い目に遭ったり嫌な思いをしたことがきっかけで性教育に興味をもったそう。そのため、幼少期の早い段階から性教育をはじめることの大切さについてお話されていました。
「早く性教育に触れた子どものほうが、性に関して慎重になる」という調査結果もあるほか、国際セクシュアリティ教育ガイダンスでも「5歳から性教育を始めたほうがいい」と提唱されているそうです。
「子どもの成長は待ってくれません。ご自身が適切な性教育を受けていないからどう教えていいか分からないという親御さんもいらっしゃるかと思いますが、学校の性教育に頼りっきりになるのではなく、まずは大人が知識をアップデートすることで、お子さんの年齢やその子自身に合わせた教育ができるといいですね」
■今こそ必要な「大人の性教育」
第二部では、「“人間と性”教育研究協議会」代表幹事の水野哲夫さんが登壇。性教育メディア「セイシル」に届いたお悩みやデータを用いて、ライフステージごとの性教育のあり方についてトークセッションが行われました。
印象的だったのは、「義務教育段階では、文科省は『性に関する教育をしなさいよ』とは言っているものの、積極的には言っていないんですね。『妊娠に至る経過は扱わない』という、いわゆる『はどめ規定』というものがあって、性教育現場では『性交については教えてはいけない』と理解されているのです。だから、性感染症は教えても、性交については教えないという矛盾が生まれてきます」というもの。
ただ「実は、文科省は『教えてはならない』としてるわけではなく、『学校長が必要だと認めれば教えてもいい』と国会などでは説明しています。ですから、現場次第で『はどめ規定』はないものとすることができるのです。メディアの方にはぜひ広く知らせてほしいです」とのことでした。
そういった教育体制の問題もあり、子どもはもちろん、大人に対しても性教育が必要だと水野さんはお話しされていました。実際、子ども向けの性教育メディアである「セイシル」に大人からお悩みが寄せられることも多いそうです。
■性知識メディア「おとなセイシル」ローンチ
トークセッション後半では、大人を対象とした性知識メディア「おとなセイシル」(https://otona-seicil.com/)のローンチ発表も行われました。
同メディアでは、「実は知りたかった、性のはなし」をコンセプトに、幼少期~青年期に性教育を体系立てて学ぶ機会のなかった20~30代向けに、興味深い性の話から悩みの解決まで、エビデンスに基づいた幅広い話題を取り扱いしています。
さっそくメディアをのぞいてみると、「セイシル」同様に親しみやすいイラスト・デザインがあしらわれており、大人でも悩みがちな性の知識が豊富かつ多彩に紹介されているとあって、とてもわかりやすい! デリケートな話題ということもあってなかなか人に聞けなかったり、ネットで調べてもエビデンスが信用できなかったり……と悩ましいカテゴリーですが、同メディアを使えばきっと性の悩み解消にも役立つと思います。
(マイナビウーマン編集部)
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