楽天ポイントの上手な使い道を紹介!通常・期間限定ポイントの違いも解説
楽天ポイントといえば、還元率の高さもさることながら、キャンペーンなどで大量のポイントを獲得する機会の多さも大きな特徴です。この記事では、通常ポイントと期間限定ポイントの違い、それぞれのおすすめな使い道などを解説します。
楽天ポイントは通常ポイントと期間限定ポイントの2種類がある
楽天ポイントは楽天カードなどの利用で貯められるポイントで、有効期限を延長できる通常ポイントと、延長できない期間限定ポイントの2種類があります。楽天の関連ページで表示されている利用可能ポイントは、通常ポイントを期間限定ポイントを合わせた総額です。
保有している楽天ポイントの詳細(通常、期間限定など)を調べる方法はいくつかありますが、最も簡単なのは「楽天PointClub」のサイトやアプリで確認する方法。
楽天PointClubにログインすると、画面上部に「利用可能ポイント」が表示され、すぐ下に「うち期間限定ポイント」「1か月以上先まで有効」などの項目で期間限定ポイントを確認できます。まずは、通常ポイントと期間限定ポイントの特徴や注意点などをみてみましょう。
1.通常ポイントとは
通常ポイントの有効期限は、最後にポイントを獲得した月を含む1年間です。例えば1月に獲得したポイントは12月に失効してしまいますが、途中で1度でもポイントを獲得すればリセットされ、新たにポイントを獲得した月から1年間延長されます。
頻繁ではなくとも楽天の関連サービスを利用している人であれば、通常ポイントが有効期限切れで失効することはまずないと考えてよいでしょう。
2.期間限定ポイントとは
期間限定ポイントはあらかじめ決まっている有効期限で必ず失効するポイントで、途中で新たに期間限定ポイントを獲得したとしても期間が延長されることはありません。
また有効期限も一律ではなく期間限定ポイントごとに違います。
期間限定ポイントの注意点
期間限定ポイントは、通常の楽天ポイントと違い、使えるサービスと使えないサービスがあるため注意が必要です。
例えば、楽天市場の買い物では通常ポイントも期間限定ポイントも問題なく使えますが、楽天Edyで使えるのは通常ポイントのみ。通常ポイントは楽天Edyにチャージできますが、期間限定ポイントはできません。
同じ電子マネーで比べると、楽天Payは通常ポイントも期間限定ポイントも使えるなど違いがあるため、サービスごとの違いを把握する必要があります。
楽天の通常ポイントの上手な使い道
楽天の通常ポイントはさまざまな使い道がありますが、その中でもおすすめの使い方は次の3つです。楽天の通常ポイントを「増やす」「お得に使う」「役立てる」使い道を紹介します。
- 楽天ポイントで投資に挑戦
- 楽天ポイントをANAマイルに交換する
- 楽天ポイントで募金する
それぞれ説明していきます。
1.楽天ポイントで投資に挑戦
楽天の通常ポイントは、楽天証券のポイント投資や楽天ウォレットの暗号資産(仮想通貨)の購入に利用できます。「投資に興味はあるけれど実際にお金を使うほど勇気はない」という方は、ポイントで資産運用や投資(投機)を始めてみてはいかがでしょうか。
実際の資産を使わないので比較的ストレスが少なく、万が一損をしても実質的に懐が傷まないため、知識や経験が少ない方が投資を始めるきっかけとして利用するのがおすすめです。楽天証券、楽天ウォレットのそれぞれで、通常ポイントが使える投資があります。
楽天証券でできるポイント投資
ポイント投資を行うためには楽天証券口座が必要です。開設手続きはネット上で簡単にでき、最短で翌日には投資を始められます。
楽天証券でできるポイント投資は投資信託、国内株式(現物)、らくオプ(バイナリーオプション)の3つ。いずれもメジャーな投資方法のため、知っている方も多いでしょう。
楽天ウォレットで暗号資産(仮想通貨)に交換
楽天ウォレットでは、楽天市場や楽天カードで獲得した楽天ポイントを、現物取引で取り扱っている暗号資産(仮想通貨)に交換できます。
暗号資産の取引は1ポイント1円相当、最小100ポイントから始められることが特徴。暗号資産の銘柄として、ビットコインやイーサリアムが有名です。
ポイントから交換した暗号資産は、インターネット上での送金や決済などに利用できます。暗号資産は大幅な上下動があることでも知られていますが、ポイントを運用してチャンスを狙えることが大きな魅力です。
2.楽天ポイントをANAマイルに交換する
楽天ポイントをANAマイルに交換できます。交換レートは楽天ポイント2ポイントでANAマイル1マイル。1回あたり50~1,000ポイントまで交換でき、月に20,000ポイントまで交換可能です。
飛行機をよく利用する人や旅行が好きな人の中にはマイルを貯めているケースも多く、使い方によっては1ポイント2円以上の価値になる可能性があることも魅力の一つでしょう。
3.楽天ポイントで募金する
楽天クラッチ募金は、2011年の東日本大震災をきっかけに産まれたインターネット募金です。2021年11月時点で、累計12億円以上の募金が集まっています。
募金は災害対策支援募金の他、新型コロナウイルス感染症対策支援募金などの選択肢があり、募金には楽天ポイントや楽天カード、楽天銀行などが利用可能。楽天ポイントは1ポイントから寄付できます。
ほんの少しの気持ちでも、誰かにとっては大きな助けとなる募金は、ポイントの使い道に迷ったときにおすすめしたい方法です。
楽天の期間限定ポイントの上手な使い道
期間限定ポイントは通常ポイントに比べ、期間限定ポイントは多少使い道が限定されますが、有意義な使い方はたくさんあります。
- 楽天ポイント加盟店で使う
- ネットショッピング、オンラインサービスで使う
- 楽天Payで使う
- ふるさと納税に使う
- ギフトカードに交換する
期間限定ポイントの残高や目的に応じて、自分に有意義な使い道を検討しましょう。
1.楽天ポイント加盟店で使う
楽天ポイントが使えるお店であれば、支払いに期間限定ポイントが使えます。例えばマクドナルドやミスタードーナツ、すかいらーくグループなど、全国的に展開しているお店も多くあります。飲食店以外にも、コンビニやガソリンスタンドなど幅広いジャンルのお店があるのが特徴です。
毎日の買い物で使えるので、失効期間ギリギリで気づいたとしても、無駄なく使えるでしょう。
2.ネットショッピング、楽天オンラインサービスで使う
楽天市場をはじめ、楽天トラベル、楽天ブックス、オークションやデリバリーなどの、楽天が展開するオンラインサービスは、期間限定ポイントが利用可能です。
楽天市場で欲しかった商品を購入したり、楽天トラベルや楽天ビューティーで娯楽や美容に使ったりするのもよいでしょう。
普段は利用しないような、ちょっと背伸びしたお店や宿泊施設の予約・支払いに利用するのもおすすめです。
3.楽天Payで使う
キャッシュレス決済の中でも、楽天ペイは期間限定ポイントが使えます。
あらかじめ支払い方法の設定が必要ですが、使い方は簡単で使える場所も多いことが魅力。
また、楽天ペイは通常1%のポイント還元率を、二重取りで2.5%まで増やせるお得な方法もあります。楽天カードを持っているならば積極的に使いたい方法です。
4.ふるさと納税に使う
お得な返礼品や税金の控除が受けられるふるさと納税にも、期間限定ポイントが利用できます。
さらに、納税額に応じたポイント還元やお買い物マラソンの買い回りにカウントされるなどのメリットも。
ふるさと納税をしたことがない人、今年はまだ手続きをしていない人にはピッタリの使い道です。
5.ギフトカードに交換する
期間限定ポイントを使い、楽天市場の金券ショップで金券を購入するのもおすすめです。
例えばApp Store & iTunesギフトカードや各種ギフトカードなどの購入で期間限定ポイントを消化すれば、実質的な有効期限の延長もできますよ。
楽天ポイントを上手に活用できる使い道を見つけよう!
ネットでも実店舗でも、楽天ポイントの魅力的な使い道はたくさんあります。
通常ポイントと期間限定ポイントの違いを考慮する必要はありますが、この記事で紹介した方法以外でも自分が一番納得できる方法、お得感がある方法を探してみるのも良いでしょう。
また、通常ポイントを使えばリスクなく投資をしたり募金ができたりします。貯まった楽天ポイントをさらに増やすか、お得に使うか、社会に役立てるか。有意義な使い方を考えるだけでも楽しいですね!
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。