ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETは海外利用に最適!外貨定期預金の仕組みを解説
テレビCMで流れているANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETは、外貨預金にお金をいれるだけで、ANAマイルをお得に貯められる上に、為替コストや海外ATM手数料を抑えられて海外利用に最適なデビットカードです。
そんな、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETANAのメリット・デメリット、口コミなどを紹介していきます。
- ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETはマイルが貯まるデビットカード
- ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETのメリット
- ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETのデメリット
- ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの口コミ
- ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの申し込み方法
- まとめ
テレビCMで流れているSony Bank WALLETというカードがありますが、さらにANAマイルが貯まるカードについて、どんな感じか気になっているのではないでしょうか。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETは、ANAマイルが貯まるデビットカードであり、ソニー銀行のキャッシュカードでもあります。
そのため、海外利用に最適なデビットカードです。
本記事では、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETについて、メリット・デメリットや外貨定期預金、口コミ、申し込み方法などを解説します。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETはマイルが貯まるデビットカード
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETは、ソニー銀行のキャッシュカードとデビットカード機能を備えたカードです。
ANAマイレージクラブとカード名にあるとおり、デビットカードでありながら、ANAマイルが貯まるという特徴があります。
1,000円につき5マイル(200円につき1マイル相当)が付与されるので、ポイント還元率は0.5%になります。
付与されるマイルの上限は年間40,000マイルとなっており、年間800万円を利用すると上限の40,000マイルとなります。
Sony Bank WALLETとの違い
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETとSony Bank WALLETの大きな違いは、マイル機能の有無です。
つまり、前者にはANAマイルが付与されるのに対し、後者にはマイル機能がありません。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETは、外貨預金残高と投資信託残高の合計が100万円以上の場合、マイルが貯まりますが、100万円未満の場合はマイルは貯まりません。
詳細は、次の表のとおりです。
年間最大4,800マイルが貯まるのは、外貨預金残高と投資信託残高の合計が1,000万円以上で1年間継続された場合です。
一方、Sony Bank WALLETは「優遇プログラム Club S(クラブエス)」のステージに応じて、キャッシュバック率が0.5%から最大2.0%まで上がります。
クラブエスのステージは、月末の残高や取引状況によって決まります。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETのメリット
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETのメリットとして、次の6つが挙げられます。
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ANAマイル付き外貨定期預金でマイルが貯まる
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外貨預金口座の開設で為替コストが安くなる
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海外手数料が安い
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10通貨の外貨対応
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マイルは1マイル最大12円相当
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年会費無料の中では保険が充実
それぞれについて、解説します。
ANAマイル付き外貨定期預金でマイルが貯まる
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETのメリットとして、ANAマイル付き外貨定期預金でマイルが貯まることが挙げられます。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETに加入することで、ANAマイル付き外貨定期預金を保有することができ、預金利息の他にANAマイルが付与されるのです。
ANAマイル付き外貨定期預金の利回りは非常に高く、100USドルあたり246マイルを獲得できます(2024年9月23日現在)。1ドル140円、1マイルあたり5円(東京-沖縄間の国内線利用のレート)とした場合、利回りが約8.8%で破格の預金利息といえます。
このように、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETは、外貨定期預金にお金を預けておけば、マイルが貯まるというメリットがあります。
一方、クレジットカードは、利用しないとマイルは貯まりません。
外貨預金口座の開設で為替コストが安くなる
外貨預金口座の開設により為替コストが安くなることも、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETのメリットです。
対象通貨であれば、外貨預金口座に残高がなくても、円普通預金から自動でチャージされます。
このサービスを「円からアシスト」といい、両替する手間がなく、ソニー銀行の為替レートで外貨を購入することで支払うことができます。
為替コストについて、両替所、クレジットカード、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの3つを比較すると、次のようになります。
為替コストが最も安いのは、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETです。
次いで、クレジットカード、両替所の順になります。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの為替コストが、1USドルあたり4~15銭となっているのは、優遇プログラム Club S(クラブエス)のステージごとの為替コストが次のようになっているからです。
海外で現金がなくなってしまい、両替が必要になった場合、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETであれば、手数料を最小限に抑えて現金を追加することができます。
海外手数料が安い
海外手数料が安いのも、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETのメリットのひとつです。
海外事務取扱手数料は1.79%/回(税込)で、海外ATM利用料は220円(税込)です。
1.79%/回(税込)という海外事務取扱手数料は、デビットカードの中でも最低水準となっています。
一方、220円(税込)という海外ATM利用料は標準的ですが、優遇プログラム Club S(クラブエス)のステージに応じて、キャッシュバックされます。
ステージごとのキャッシュバック回数は、次のとおりです。
10通貨の外貨対応
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETのメリットとして、10通貨の外貨に対応していることが挙げられます。
対象となる通貨は、次の10通貨です。
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USドル
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ユーロ
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英ポンド
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豪ドル
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NZドル
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カナダドル
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スイスフラン
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香港ドル
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南アランド
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スウェーデンクローナ
マイルは1マイル最大12円相当
ANAマイルは1マイル最大12円相当なことも、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETのメリットです。
還元率だけ見ると0.5%ともの足りない印象ですが、マイルは特典航空券、とりわけ国際線、クラスが高いほど1マイルあたりの価値は高くなる傾向があります。
例えば、国内線の東京-沖縄、約40,000円相当の航空券が9,000マイルで交換できるため、1マイルあたり約5円相当で利用できます。
一方、国際線の東京-ニューヨークの1マイルあたりの価値は、エコノミークラスが約7円、ビジネスクラスが約8円、ファーストクラスが約12円となっています。
参考:ANA1マイルはいくらになる?獲得方法・利用方法別にマイルの価値を計算 - ANAの住まい
マイルの価値を考えると、レートが低い国内線でも実質的な還元率は2.5%で、最大6%程度のため超高還元率のデビットカードといえます。
年会費無料の中では保険が充実
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETのメリットとして、年会費無料のデビットカードの中では保険が充実していることが挙げられます。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETには、ショッピング保険が付帯しているからです。
このショッピング保険では、デビットカードで購入した商品が破損、盗難などによる損害に対して、年間最大50万円(1事故につき自己負担額5,000円)がその商品の購入日から60日間、補償されます。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETのデメリット
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETのデメリットとして、次の2つが挙げられます。
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外貨預金にはリスクがある
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口座残高に注意が必要
それぞれについて、解説します。
外貨預金にはリスクがある
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETのデメリットとして、外貨預金にはリスクがあることが挙げられます。
マイルを獲得でき、日本円の普通口座に預金するよりも利回りが高く、お得なANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの外貨預金には、元本割れするリスクがあります。
そのため、為替レートの変動により元本割れすることを念頭に置いて、慎重に判断することが重要です。
為替変動により円高になると為替差損が発生し、外貨預金の円換算額が減少するため、外貨預金を引き出す場合は注意が必要です。
口座残高に注意が必要
口座残高に注意が必要なことも、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETのデメリットです。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETのようなデビットカードは、口座残高から即時引き落としされるため、後払いができないからです。
高価な買い物や海外旅行などでお金をたくさん使う場合は、事前に余裕を持って口座にお金を入れておく必要があるため、要注意です。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの口コミ
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETについて、良い口コミと悪い口コミを紹介するとともに、解説します。
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ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの良い口コミ
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ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの悪い口コミ
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの良い口コミ
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETについては、次のような良い口コミがありました。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETについては、カードデザインの評判が良く、X(旧ツイッター)でカードの画像とともに申し込んだと報告するポストが見られます。
また、ソニー銀行で新規口座を開設するとともに、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETに入会すれば、500マイルがもらえるというメリットがあります。
さらに、国内ショッピングでANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETで決済することにより、1,000円につき5マイルが手に入ります。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの悪い口コミ
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETについては、良い口コミだけでなく、悪い口コミもあります。
「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」を申し込んだつもりが、「Sony Bank WALLET」が届いたという口コミが、1つ目にありますが、確かに申込みにわかりにくい部分があるようです。
例えば、ANAアプリやANAマイレージクラブアプリからは、「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」の申込みはできません。
「ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET」を申し込むには、公式サイトから申し込む必要があります。
また、1,000円につき5マイルのANAマイルが貯まるのは、国内ショッピングのみであるため、注意が必要です。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの申し込み方法
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの申し込み方法の手順は、次のとおりです。
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(ソニー銀行サイトから)申し込む
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ソニー銀行の口座開設完了
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本人確認書類を郵便局員へ提示
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カードを受け取る
それぞれについて、解説します。
1.(ソニー銀行サイトから)申し込む
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETの入会可能な条件は、15歳以上で国内在住の個人の方です。
また、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETは、審査なしで発行できます。
2.ソニー銀行の口座開設完了
申込手続き終了後、口座開設完了メールが届きます。
3.本人確認書類を郵便局員へ提示
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETは、本人限定受取郵便で届くため、本人しか受け取ることができません。
受け取る際には、顔写真付きの本人確認書類を提示する必要があります。
4.カードを受け取る
カードを受け取った後、開設した口座に入金すれば、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETを利用できます。
申込みからカードの受取りまでは、1週間から10日程度かかります。
まとめ
本記事では、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETについて、メリット・デメリットや外貨定期預金、口コミ、申し込み方法などを解説しました。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETは、お得にANAマイルが貯まるデビットカードです。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETのメリットは、次のとおりです。
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ANAマイル付き外貨定期預金でマイルが貯まる
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外貨預金口座の開設で為替コストが安くなる
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海外手数料が安い
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10通貨の外貨対応
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マイルは1マイル最大12円相当
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年会費無料の中では保険が充実
このように多くのメリットがあるため、ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETは海外利用に最適なのです。
ソニー銀行で新規口座を開設するとともに入会すれば、500マイルがもらえるなどの口コミがあるように、お得にマイルが貯まります。
そのため、自分に合ったデビットカードを作ることにより、豊かな生活を送りたい人にANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETはおすすめです。
プロがおすすめのクレジットカードを紹介する専門メディア「クレジットカード+」の編集部です。