スマートフォンを使用している中で、通信速度の制限にかかってしまうことは珍しくありません。
ワイモバイルでも契約GB数超過時には通信速度の制限がかかりますが、このときにどの程度の範囲で使用できるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
本記事ではワイモバイルの低速状態は安定しているのか?という点をベースに、低速状態でどの程度のことが利用できるのかについて紹介します。

速度制限について理解をしておくことで、万が一、低速になったときでも安心して使用することが可能です。
ワイモバイルの低速は通信速度は安定している

ワイモバイルの低速時の通信速度について、他の格安SIM会社と比較をしてみた結果をまとめました。
| 格安SIM | 低速モードの速度 |
|---|---|
| ワイモバイル | 最大1Mbps(シンプルSの場合は最大300kbps) |
| mineo | 最大200kbps |
| UQモバイル | 最大1Mbps |
| IIJmio | 最大1Mbps |
| LIBMO | 最大128kbps |
ワイモバイルは速度制限時、最大1Mbpsの通信速度となります。
一般的に速度制限時は最大128kbpsの速度制限がかかることを考えると、約8倍の速度で使用できるというのは大きなメリットですね。
ただし、シンプルSで契約をしている場合には制限時の最大速度が300kbpsとなるため注意しましょう。
ワイモバイルの低速とahamo、LINEMO、povoの通信速度を比較

ワイモバイルと大手キャリアのサブブランドであるahamo、LINEMO、povoの3社の低速時の通信速度を比較してみました。
| ワイモバイル | ahamo | LINEMO | povo | |
|---|---|---|---|---|
| 低速モードの速度 | 最大1Mbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
制限時の速度については、他のサブブランドと同等の速度となっています。
大手キャリアのサブブランドと同じ速度となる点は非常に安心ですね。
ワイモバイルは、制限下でも十分に使用できる通信速度と言えそうです。
ワイモバイルの低速モードの3つの特徴

まず初めに、ワイモバイルの低速モード時の最大速度はプランごとに異なります。
| プラン | シンプルS | シンプルM/L |
|---|---|---|
| 低速時の速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps |
このことを理解したうえで、覚えておきたい特徴は以下の3つです。
- 快適モードと制限モードで分けられる
- ソフトバンク回線のため比較的繋がりやすい
- 低速への切替はできない
それぞれの特徴について詳しく解説します。
快適モードと制限モードで分けられる
ワイモバイルには快適モードと制限モードの2つが用意されています。
快適モードをONにしておくと、契約GB数を超過後に自動でオートチャージされ、速度制限を気にせずに利用可能です。
ただし、チャージには当然料金が発生し、1回あたり550円の利用料金が発生することを覚えておきましょう。
オートチャージは無制限もしくは1回~14回の間で追加回数の上限設定ができるため、使いすぎを防げます。
そもそもGB数をチャージしたくない場合には、制限モードにしておけば勝手にデータを追加される心配はありません。
ソフトバンク回線のため比較的繋がりやすい
ワイモバイルが対応している回線はソフトバンク回線となっており、比較的つながりやすいのが特徴となっています。
ソフトバンクのエリアと遜色なく利用できるため、つながりにくい場所はほとんどないでしょう。
人が住んでいる場所のカバー率も99%となっているため、接続面で心配する必要はほとんどなさそうです。
低速への切替はできない
ワイモバイルでデータ通信を利用するとき、意図的に低速モードへ切り替えることはできません。
低速モードでデータ通信量を節約しようと考えている人には、そもそも不可能となっていますので注意しましょう。
低速時(1Mbps)で具体的に利用できること

ワイモバイル低速時に具体的に利用できることは何があるのか徹底調査しました。
まずは下記の表を見てください。
| 項目 | 使用できる目安 |
|---|---|
| Webサイト閲覧 | 画像の少ないページなら表示可能 |
| 音楽ストリーミング | 標準音質であれば視聴可能 |
| LINE | テキストデータのやり取り、通話が可能 |
| 画像の読み込みが遅れることが多々ある | |
| 画像の読み込みが遅れることがある | |
| YouTube | 480p以下であれば視聴可能 |
それぞれの利用状況に関してまとめると、上記のような結果となりました。
ここからは各項目の利用環境について、詳しく解説します。
Webサイト閲覧
30代 男性 会社員画像の少ないテキストベースのWEBサイトであればそこまで不便は感じない。



WEBの観覧は少し遅いですが、ほとんど支障がない程度に観覧できます。ですが、写真や動画の読み込みは遅め。



画像の多いサイトは読み込みが遅いです。ゲーム攻略サイトなど広告の多いサイトも読み込みが遅いです。小説等文字の多いサイトであれば全く問題はない程度。
低速通信時であっても、テキストメインのページであれば通常時と変わらず表示されるため、ほとんどストレスを感じることはないでしょう。
画像の埋め込みがあると、若干読み込みに時間がかかる場合があります。
しかし、テキストの読み込みは先に行われるため、画像が無くても情報が得られるのであれば、あまり気にする必要はなさそうです。
音楽ストリーミング



LINEMUSICを利用していますがストリーミングサービスは音も途切れる事なく聞けます。



音楽のストリーミングは時間がかかりますが、切断されることはありません。気にしなければ問題なく利用可能



Spotifyを利用しておりますが、快適に利用できるレベルではありません。ダウンロードに関しても時間がかかりすぎます。
ワイモバイルで音楽ストリーミングをする場合は、音質に注意する必要があります。
高音質で視聴しようとする場合、まず間違いなく音楽の視聴はできません。
少なくとも標準音質にする必要があります。
アプリによっては標準音質でも視聴できないこともあり、データ制限モードを活用する必要があることも珍しくありません。
LINE



LINEは文字・絵文字でもやり取りは何も問題がないです。通話もタイムラグなくやり取りができますし、ビデオ通話も問題ないです。



1MbpsでLINEの利用は、テキストやスタンプそして画像送信、通話、ビデオ通話も問題ないですが、動画の送信は遅いです。



メッセージを送ったりテキストデータであれば特に問題なく利用できる。音声通話も問題なくできるがビデオ通話は若干ラグが出ることがある。



LINEのメッセージのやり取りは問題なく利用可能通話も最大1時間程度の通話をしたことがありますがタイムラグなく利用できました
LINEに関しては、低速状態であっても問題なく使用できることが大半です。
通常のメッセージのやり取りや通話に関しては全く気にせずに使用でき、普段のやり取りに支障が出ることはまずありません。
画像や動画のやり取りをするとなると、時間がかかったり、送信できなかったりするときもあるため、テキストでの連絡がメインになるでしょう。



インスタは付き合いで友人の投稿を見たりする程度で、投稿はほとんどしません。閲覧自体は速度制限がかかっていても問題なくできています。



1MbpsでInstagram(インスタグラム)は利用できます。写真を閲覧するには十分な速度です。動画はサイズやフォーマットによっては読み込みに時間がかかるでしょう。



読み込みに多少時間がかかっている気はしますが何とか利用できると感じました。動画はやはり少し読み込みが遅くストレスです。
画像がメインのSNSであるInstagramですが、全く使用できないということはないようです。
しかし、やはり画像の読み込みには時間がかかるため、普段の利用と比べればストレスを感じる人も多いでしょう。
画像の読み込みが遅れてしまうことが多々ありますので、低速時に利用する際は気をつけてくださいね。



通常時の速度(15Mbps)と1Mbpsの速度を見比べても、ほとんど速度が変わらずストレスは感じませんでした。実際に体感しても、画像の表示が少し遅いかな?程度で、ほとんど問題なく使えました。



Twitterでは遅くなったという印象はありませんでした。投稿はあまりしないのでわかりませんが、見ているだけでは1Mbpsの状態と気づかないぐらい、普通に他の人のツイートが読めたので問題ないです。



文字だけならわりかし問題なく見れますが、写真や動画は開きにくくなります。接続中マークが出てから中々開かないのでとてもストレスになります。スクロールが中々反応してくれなかったり、エラーメッセージが出たりします。
低速状態であっても、Twitterの利用にはそこまでの影響はありません。
テキストデータに関してはそこまでデータ量を必要とせず、通常時と比較してもそこまで大きな差はありません。
ただし、画像が添付されている場合や動画が埋め込まれている場合には読み込みが遅くなりますので注意して使用しましょう。
YouTube



仕事やプライベートでの使用が多く、毎月制限がかかってしまいますが、YouTubeの視聴など概ねストレスなく視聴出来ます。



長時間の動画では読み込みに時間が掛かったり再生時途中で止まったりカクついたりするのが気になります。短時間の動画なら大体普通に利用できます。



低画質・短い動画はなんとか見れますが、やはりダウンロード速度の遅さを感じます。高画質、10分以上の動画はマトモに見れません。



見れない事はないが、画質わるく遅い。途中で止まったりしてイライラする。480p再生はちょっと厳しいかな。
比較的視聴が難しいと思われがちなYouTubeですが、実際は画質の設定を行うことで十分に動画の視聴が可能なようです。
画質設定に関しては480p以下に設定をすることで、問題なく動画を楽しめます。
ただし、480pの場合には若干読み込みに時間がかかることもありますので注意しましょう。
低速モードの時に動画を視聴するのであれば、360pに設定しておくのがおすすめです。
速度制限を解除する方法


ワイモバイルで速度制限にかかってしまった場合、以下の3つの方法で速度制限の解除が可能です。
- データチャージをする
- 翌月まで待つ
- 別の格安SIMに変更する
3つの方法について、詳しく解説をします。
データチャージをする
ワイモバイルでは、必要に応じてデータ量を追加することが可能です。
1回あたり550円(税込)で0.5GBを追加できるため、必要な分だけを追加していけるのが大きなメリットとなります。
どうしても低速状態に耐えられない場合には有効活用しましょう。
翌月まで待つ
データ量超過は月またぎで解消されるため、月末に近いのであれば翌月まで待つのも1つの手段です。
翌月まで待てば、追加の費用もかからないため、低速時でも普段の利用に支障が出ないのであれば有効な手段であると言えます。
別の格安SIMに変更する
契約自体を別の格安SIMに変更してしまうのも1つの方法です。
データ量の上限は格安SIM会社ごとに決められており、会社を変えてしまえば1からのスタートとなります。
ただし、別の格安SIMへ変更する場合は、契約プランや時期によって解約金がかかる可能性も十分にあります。
そのため、別の格安SIM会社へ乗り換えるよりも、データチャージを利用した方が安くなることを覚えておきましょう。
ワイモバイルの低速化に関するQ&A


ワイモバイルの低速化に関しては、以下のような質問が多く見られました。
- 解除されるのはいつ?
- 追加の料金はかかる?
- データ量の確認方法は?
3つの質問についてQ&A方式で解答します。
解除されるのはいつ?
ワイモバイルの低速通信が解除されるのは、月をまたいだタイミングの0時となります。
たとえば、10月に制限がかかった場合だと、11/1の午前0時になったタイミングで解除される仕様です。
場合によっては若干時間が前後する場合もありますので、念のため注意しておきましょう。
追加の料金はかかる?
低速通信になるだけでは、当然追加料金はかかりません。
低速状態で追加料金がかかる場合は、「快適モードを利用している」もしくは「任意でデータ量を購入した」場合のどちらかです。
1回あたり550円の料金が発生しますので、覚えておきましょう。
データ量の確認方法は?
残りのデータ量は「My Y!Mobile」からの確認が可能です。
My Y!Mobileにログインをすることで、今月のデータ量を確認しつつ、利用の計画を立てられます。
上手にMy Y!Mobileを活用して、月のデータ容量を管理しましょう。
低速モードが気になるなら契約から見直すのもおすすめ
今回はワイモバイルの低速通信について、速度や利用可能な範囲、対策などについてを解説してきました。
仕事や学校などでネットを日常的に使う人にとって、通信制限は切っても切り離せない悩みです。
ワイモバイルは制限後も1Mbpsでデータ利用できるため、普段使いに困ることがないのは安心できるでしょう。
それでも低速モードが気になるのであれば、契約内容の見直しをしてみるのもおすすめです。
毎月のストレスがなくなる可能性も十分に考えられます。
月々の料金と契約内容を比較し、あなたに合ったプランを選んでくださいね。


