格安SIMで機種変更をするときは、どうしたらよいかわからなくて不安になりがちです。
そこで今回は格安SIMのやり方と手順を、パターンごとに詳しく解説します。
この記事を読めば自信を持って機種変更ができるようになりますよ!

格安SIMの機種変更のしかた

格安SIMの機種変更は、具体的に次の手順でできます。
- 新しい端末を用意
- アプリの引き継ぎ設定をする
- SIM差し替え
- 新しい端末にデータを移す
- APN設定
- 開通テスト
格安SIMの機種変更は、上の手順を順番通りやるのが一番スムーズです。
大変そうと思うかもしれませんが、一つ一つの作業はそこまで難しくありません。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
新しい端末を用意

まずは新しいスマホやアイフォンを準備します。
格安SIMで新しい端末を購入は以下の方法があります。
今使ってる携帯会社で購入する
機種変更が初めての人は、今お使いの携帯会社で購入するのが一番おすすめの方法です。
自分のスマホを用意した場合、自分のSIMカードと対応していなくて使えなかった、という残念なことが起こりがちです。
でもお使いの携帯会社で購入すればその心配はありません。
この方法のデメリットとして、ネットショップや家電量販店で購入するのに比べ割高になります。
ネットショップや家電量販店は割引されているのに対し、機種変更の場合ほぼ定価で購入することになります。
欲しい端末が高いなと思ったら、全く同じ機種を安いネットショップで探して購入しても良いでしょう。
自分で端末を用意する
ネットや家電量販店・オークションなどからお好きなスマホを用意する方法です。
携帯会社で購入するより安く買えるメリットがあります。
端末の購入はアマゾンなど大手通販サイトや、アップルストアがおすすめです。
欲しい端末がお使いのSIMカードに新しい端末が対応しているか事前によく確認しましょう。
ただしオークションで購入した場合、SIMロックがかかっていて使えないなどのトラブルが起こる可能性もあります。
オークションで購入を考えている人は特に注意してください。
携帯会社ごと乗り換える方法もある
機種変更で端末を購入すると、価格が高くなりがちです。
もし携帯会社を変わっても構わないなら、新しい携帯会社でスマホを購入して乗り換えるという方法もあります。
新規契約であれば端末値引きキャンペーンで値引きされて、機種変更に比べて安く購入できることが多いです。
特に楽天モバイルは、端末と同価格のポイントがもらえるキャンペーンも開催しています。
この機会に他の携帯会社を考えるのも良いですね。
乗り換えにはMNP転出手数料3,300円と新規手数料が3,300円、他にも今の料金プランの解除料がかかる場合があります。
手数料と端末代金を計算して、お得な方を選びましょう。
アプリのデータ引き継ぎ設定をする

新しい端末に変える前に、今使っているアプリの引き継ぎ設定をします。
電話帳や写真はクラウドを使ってデータ転送をしますが、LINEのアカウントやゲームなど、個別に引き継ぎ設定しないとデータが消えてしまうアプリもあります。
特にLINEは自動的には引き継がれないので注意してください。
アプリ別にやり方を開設します。
LINE
LINEの友達や設定を引き継ぐ方法です。
- ホームの左上“歯車マーク”をタップ
- “アカウント”をタップ
- アカウント内の“電話番号””メールアドレス””パスワード”をすべて設定
新しい端末で設定した内容が必要になるので、メモを取るなどしておきましょう。
LINEトークの引き継ぎは、別で設定が必要です。
- ホームの左上“歯車マーク”をタップ
- “トーク”をタップ
- “トークのバックアップ”から、iCloudまたはGoogleアカウントに保存
最後に
- “歯車マーク”
- “アカウント引き継ぎ”
- アカウント引き継ぎをオンにして、3時間以内に新しいスマホにLINEを引き継ぎ
もし3時間過ぎてしまっても、またアカウント引き継ぎをオンにすれば良いので、焦らなくても大丈夫です。
iPhoneからAndroid、逆にAndroidからiPhoneと端末の種類が変わる場合、引き継げないデータがあるので注意してください。
TwitterやInstagramなどのSNS
SNSをやっている人は、機種変更したらパスワードがわからずログインできなくなってしまうことがあります。
IDとパスワードを事前に確認しておきましょう。
おサイフケータイ・Apple Pay
今お使いの携帯がおサイフケータイやApple Payに対応していて、使用してる人は事前に機種変更の手続きをしないと、残高が引き継げません。
また、新しい端末がおサイフケータイに対応していなかったら、引き継ぐことができません。
モバイルSuicaやnanacoモバイルなどをお使いの方は、十分に注意してください。
各アプリの移行手続きを忘れないように注意してください。
おサイフケータイ非対応でも使えるPayPayなどのバーコード決済は、新しい端末でログインすれば引き続き使えるようになります。
ログインIDとパスワードを確認しておきましょう。
大事なアプリ・ゲーム
モンスターストライクやパズル&ドラゴンズなど、アプリによっては個別に引き継ぎ設定が必要なものもあります。
引き継ぎのやり方は各アプリの設定画面に書いてあることが多いですが、わからなければネットで調べて見るのも良いですね。
特に大事なゲームは、引き継ぎ設定を忘れないように気をつけましょう。
SIM差し替え
端末を準備してアプリの引き継ぎが終わったら、いよいよSIMカードを差し替えます。
SIMカードを差し替えても、古い端末のデータが消えることはないので安心してくださいね。
古い端末のSIMスロットからSIMカードを取り出し、新しい端末に入れます。
SIMスロットとは本体側面の小さな穴が空いた部分で、iPhoneは本体右側側面にあり、Android端末は機種により違います。
小さな穴に付属のピンを差し込み少し押すと、SIMスロットが開きます。
新しい端末も同様にSIMスロットを開けて、SIMカードを移し替えてください。
カードの差し替え自体は簡単ですが、SIMカードは小さく無くしやすいので紛失に注意しましょう。
新しい端末にデータを移す
SIMを移し替えたら、データ転送をしましょう。
ここでは端末の種類ごとにやり方を解説します。
iPhoneからiPhone
iPhoneからiPhoneのデータ転送は、クイックスタートを使うのが一番簡単な方法です。
クイックスタートはiOS12.4以降から使えます。
お手持ちのiPhoneの設定→一般→情報のシステムバージョンから、現在のiOSバージョンが確認できます。
iOS12.4より以前の人はアップデートしておきましょう。
iPhoneのアップデートができない人は、iCloudを使うか、パソコンにつないでiTunesから転送をする方法もあります。
クイックスタートを使う手順はこちらです。
事前に古いiPhoneをWi-Fiにつなげて、Bluetoothをオンにします。
- 新しい端末の電源を入れて、古い端末のとなりに近づけて置く
- 古い端末に「新しいiPhoneを設定」と出るので、IDを確認し正しければ「続ける」を押す
- 新しい端末にアニメーションが出るので、古い端末で読み取る
- 指示に従い、新しい端末に古い端末のパスワードを入力
- Face IDやTouch IDなどを設定
- 転送が始まるので、終わるまで待つ
転送時間はデータがどのくらい入っていたかで変わります。
クイックスタートは何も設定されていないiPhoneでないと使えません。
中古のiPhoneを持ち込んだ人は、リセットをして新品のiPhoneと同じ状態にして始めてください。
AndroidからAndroid
Androidは一回ですべてのデータを移動する方法はないため、それぞれ合った方法で移動するようになります。
購入した端末のメーカーでもデータ転送ができる方法が準備されているので、そちらもチェックしてみてください。
どのメーカーのスマホでも同じように使えるのは以下の3つの方法です。
- Google アカウントを使う
- アプリを使う
- SDカードを使う
おすすめの方法は、連絡先やアプリはGoogleアカウント、画像はGoogleフォト、音楽や他のデータはSDカードかアプリを使うのが良いでしょう。
GoogleアカウントとGoogleフォトを使ったデータ転送のしかたは以下のとおりです。
なお端末によって項目の呼び方が違うことがあります。
- 古い端末の「設定」→「システム」→「バックアップ」の順でタップ
- 「Googleドライブにバックアップ」をオンにする
- Googleフォトを開き、右上のアイコンをタップし「フォトの設定」→「バックアップと同期」をオン
- 新しい端末に電源を入れて、Googleアカウントにログイン
- 初期設定の指示に従い、「クラウドからバックアップ」を選択、復元
通信環境が不安定だとうまく復元できないことがあるため、念の為Wi-Fiにつないで行いましょう。
また、バックアップをとった端末のOSのバージョンより古いバージョンの端末には復元できません。
中古の端末を購入した場合は注意してください。
AndroidからiPhone
AndroidからiPhoneにデータを転送するには、Move to iOSというアプリを使うのがスムーズです。
やり方は以下のとおりです。
事前にAndroid端末にMove to iOSをインストールし、Wi-Fiにつないでください。
iPhoneは電源を入れておきます。
何も設定されていないiPhoneでないとMove to iOSでデータ転送はできないので、中古のiPhoneを買った人は事前にリセットしておきましょう。
- iPhoneを初期設定し、APPとデータまですすめる
- iPhoneで「Androidからデータを移行」→「続ける」とタップ
- iPhoneでコードが表示されるので確認する
- Android端末でMove to iOSを開き、規約に同意
- Android端末に先ほどのコードを入力する
Move to iOSでは電話帳や写真が移行されて、アプリや音楽は引き継ぐことができません。
そのためアプリの設定は個別にする必要があります。
音楽はGoogleドライブというアプリを使うと便利です。
iPhoneからAndroid
iPhoneからAndroidは一気にまとめて移行する方法はないため、データごとにあった方法で移します。
やり方はいくつかありますが、連絡先・カレンダー・写真・動画はGoogleドライブ、音楽はパソコンでiTunesを使うのが早い方法です。
Googleアカウントをお持ちでない人は、事前に作っておいてください。
- iTunesにGoogleドライブをインストール
- ログインし、左上の三本線をタップ
- 「設定」→「バックアップ」とタップ
- バックアップを開始する
バックアップが終了したら、AndroidでGoogleアカウントにログインすれば自動的にデータが転送されます。
音楽は以下の方法でデータ移行します。
- iTunesをインストールしたパソコンにiPhoneをつなぐ
- データを吸い上げる
- ライブラリの雲のマークをクリックし、パソコンに保存する
- Androidをパソコンにつなぎ、音楽のフォルダに移す
音楽は容量を圧迫するので、SDカードに保存がおすすめです。
以前はGoogle Play Musicに移していましたが、サービスが終了したため使えなくなりました。
APN設定をする

データ転送したらAPN設定をします。
APN設定とは、どの通信会社からネットに接続するか端末に登録する設定です。
最初に格安SIMにしたときに、やったことがある人もいるでしょう。
APN設定のやり方は、最初に格安SIMを契約したときについてくる冊子に書かれていることが多いです。
UQモバイルやワイモバイルなど、一部の会社はAPN設定が不要な場合もあります。
APN設定のしかたはAndroidとiPhoneで違うため、別々に解説しますね。
iPhoneのAPN設定
iPhoneのAPN設定は、お使いの格安SIM会社の「構成プロファイル」をインストールして行います。
そのためiPhoneのAPN設定はWi-Fiが必要です。
事前にWi-Fiを設定しておいてください。
格安SIMを契約した時の冊子にかかれている、構成プロファイルがダウンロードできるサイトにアクセスし、ダウンロードしインストールします。
中古のiPhoneを使う人は「設定」→「一般」→「構成プロファイル」から、古い構成プロファイルを削除しておきましょう。
AndroidのAPN設定
AndroidのAPN設定は端末で行うため、Wi-Fiに繋ぐ必要はありません。
手順は以下のとおりです。
端末により項目の呼び方が違います。
- 新しい端末の設定アプリをタップ
- 「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名(APN)」とタップ
- お使いの会社のAPNを選ぶ。なければ新規追加する
新規追加する場合、お使いの会社のAPNやユーザー名などを手入力する必要があります。
契約した時の冊子に書かれていますが、なければ「〇〇〇(お使いの会社名) APN設定」で調べても出てきます。
開通テストをする
APN設定設定が終わったら、最後開通テストをします。
「111」に発信し”接続試験は終了です”とガイダンスが流れたら成功です。
次にWi-Fiに接続せずにブラウザやアプリを起動して、普通に使えれば設定は完了です。
もし通信が使えなければ、APN設定が間違えている可能性があります。
電話が使えないときは、SIMカードの向きを間違えているか、破損していることもあります。
異常がなければ、機種変更の手順はすべて終了です。
機種変更のやり方は事前に調べておくのがおすすめ
機種変更はパターン別にやり方が違うので、始めての人は事前に調べることをおすすめします。
もし間違えても手順を戻してやり直しができるので、慌てなくても大丈夫です。
新しいスマホをに変えたい人は、ぜひ機種変更に挑戦してみてくださいね。

