Pontaでんきは、大手通信会社KDDI系列のauエネルギー&ライフ株式会社が運営している電力サービスです。
この記事では、Pontaでんきに乗り換えるとなにがいいのかを調べてみました!
「Pontaでんきへ乗り換えるとどれくらい電気料金が安くなる?」
「Pontaポイントはどれくらいもらえるの?」
「Pontaでんきとauでんき、どっちがお得?」
このような疑問にお答えします。
また、Pontaでんきのプランを選ぶ際の注意点やメリット・デメリットについても説明します。
新電力会社への乗り換えを検討している人は、この記事を参考にしてPontaでんきが自分に合っているかどうか判断してみてくださいね。
※この記事で紹介している電気料金は基本料金と電力量料金で比較検討しています(燃料費調整額および再生可能エネルギー発電促進賦課金をのぞく)。
燃料費調整額の上限が設定されていない場合は、燃料価格の市場状況によっては電気料金が高騰する可能性がある点に注意してください。
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Pontaでんきに乗り換えたら電気料金はどれくらい安くなるか調べてみた

新電力会社を検討する際に、もっとも気になるのが「電気料金がどれくらい安くなるか」だと思います。
ここでは、エリア別・世帯別に電気料金を試算してみました。
世帯人数に応じて平均使用量をベースに試算したので、自分の電気使用量に近い部分を参考にしてみてください。
また、毎月の電気料金に大きな影響を与える燃料費調整額や電源調達等調整額についても詳しく説明するので、ぜひ参考にしてくださいね。
エリア別・世帯人数別に電気料金を比較してみた
ここでは、Pontaでんきの相当プランである旧一般電気事業者の規制料金プラン(従量電灯プラン)と電気料金を比較してみました。
旧一般電気事業者とは、電力自由化前から各エリアで電気を供給してきた大手電力会社のことで、東京電力や関西電力などが挙げられます。
一般的に、電気料金は以下の計算式で算出されます。
なお、再エネ賦課金(正式名称:再生可能エネルギー発電促進賦課金)と燃料費調整額は毎月金額が変動するため、ここでは試算に加えていません。
電気料金=基本料金(または最低料金)+電力量料金+再エネ賦課金±燃料費調整額
▼①北海道電力(従量電灯B)とPontaでんきの比較
| 試算条件 | 1人暮らし | 2人家族 | 4人家族 |
|---|---|---|---|
| 30A、150kWh | 40A、250kWh | 50A、450kWh | |
| 北海道電力 | 6,627円 | 11,174円 | 20,526円 |
| Pontaでんき | 6,625円 | 11,171円 | 20,522円 |
| 月間差額 | 1円 | 2円 | 5円 |
| 年間差額 | 18円 | 30円 | 54円 |
▼②東北電力(従量電灯B)とPontaでんきの比較(※新規受付停止中)
| 試算条件 | 1人暮らし | 2人家族 | 4人家族 |
|---|---|---|---|
| 30A、150kWh | 40A、250kWh | 50A、450kWh | |
| 東北電力 | 5,768円 | 9,783円 | 18,038円 |
| Pontaでんき | 5,766円 | 9,781円 | 18,033円 |
| 月間差額 | 2円 | 3円 | 5円 |
| 年間差額 | 18円 | 30円 | 54円 |
▼③東京電力(従量電灯B)とPontaでんきの比較
| 試算条件 | 1人暮らし | 2人家族 | 4人家族 |
|---|---|---|---|
| 30A、150kWh | 40A、250kWh | 50A、450kWh | |
| 東京電力EP | 5,584円 | 9,539円 | 17,768円 |
| Pontaでんき | 5,582円 | 9,536円 | 17,763円 |
| 月間差額 | 2円 | 3円 | 5円 |
| 年間差額 | 18円 | 30円 | 54円 |
▼④中部電力(従量電灯B)とPontaでんきの比較
| 試算条件 | 1人暮らし | 2人家族 | 4人家族 |
|---|---|---|---|
| 30A、150kWh | 40A、250kWh | 50A、450kWh | |
| 中部電力 | 4,225円 | 7,102円 | 13,001円 |
| Pontaでんき | 4,223円 | 7,099円 | 12,997円 |
| 月間差額 | 2円 | 3円 | 5円 |
| 年間差額 | 18円 | 30円 | 54円 |
▼⑤北陸電力(従量電灯B)とPontaでんきの比較(※新規受付停止中)
| 試算条件 | 1人暮らし | 2人家族 | 4人家族 |
|---|---|---|---|
| 30A、150kWh | 40A、250kWh | 50A、450kWh | |
| 北陸電力 | 5,649円 | 9,423円 | 16,926円 |
| Pontaでんき | 5,647円 | 9,421円 | 16,922円 |
| 月間差額 | 2円 | 2円 | 4円 |
| 年間差額 | 18円 | 30円 | 54円 |
▼⑥関西電力(従量電灯A)とPontaでんきの比較
| 試算条件 | 1人暮らし | 2人家族 | 4人家族 |
|---|---|---|---|
| 30A、150kWh | 40A、250kWh | 50A、450kWh | |
| 関西電力 | 3,337円 | 5,908円 | 11,499円 |
| Pontaでんき | 3,336円 | 5,906円 | 11,494円 |
| 月間差額 | 1円 | 2円 | 4円 |
| 年間差額 | 16円 | 28円 | 52円 |
▼⑦中国電力(従量電灯A)とPontaでんきの比較
| 試算条件 | 1人暮らし | 2人家族 | 4人家族 |
|---|---|---|---|
| 30A、150kWh | 40A、250kWh | 50A、450kWh | |
| 中国電力 | 5,345円 | 9,296円 | 17,516円 |
| Pontaでんき | 5,344円 | 9,294円 | 17,512円 |
| 月間差額 | 1円 | 2円 | 4円 |
| 年間差額 | 16円 | 28円 | 52円 |
▼⑧四国電力(従量電灯A)とPontaでんきの比較(※新規受付停止中)
| 試算条件 | 1人暮らし | 2人家族 | 4人家族 |
|---|---|---|---|
| 30A、150kWh | 40A、250kWh | 50A、450kWh | |
| 四国電力 | 5,127円 | 8,855円 | 16,838円 |
| Pontaでんき | 5,126円 | 8,853円 | 16,833円 |
| 月間差額 | 1円 | 2円 | 4円 |
| 年間差額 | 17円 | 29円 | 53円 |
▼⑨九州電力(従量電灯B)とPontaでんきの比較
| 試算条件 | 1人暮らし | 2人家族 | 4人家族 |
|---|---|---|---|
| 30A、150kWh | 40A、250kWh | 50A、450kWh | |
| 九州電力 | 3,859円 | 6,563円 | 12,105円 |
| Pontaでんき | 3,857円 | 6,560円 | 12,101円 |
| 月間差額 | 2円 | 3円 | 5円 |
| 年間差額 | 18円 | 30円 | 54円 |
試算の結果、基本料金(または最低料金)と電力量料金の部分は、Pontaでんきと旧一般電気事業者の規制料金プランではほぼ差がないことがわかりました。
ですが、PontaでんきではPontaポイントが付与されることが大きなメリットです。
電気料金の節約につながるので、次の項で詳しく紹介します。
初年度最大3.800ポイント&その後も毎月150ポイントがもらえる
Pontaでんきでは、電気料金の支払い金額に関係なく毎月一律で150ポイントがもらえます(年単位では1,800ポイント)。
さらに、新規契約特典の2,000ポイントも付与されるので、契約初年度は最大3,800ポイントがもらえますよ。
上記の試算結果ではPontaでんきと旧一般電気事業者の規制料金プランではほぼ差がなかったので、付与されるPontaポイント分だけ電気料金がお得になります。
auでんきでも電気料金の支払いでPontaポイントがたまりますが、auでんきは金額に応じて還元率が変わります。
電気をあまり使わない人にとってはauでんきよりもPontaでんきのほうがポイントをためやすいでしょう。
Pontaポイントは使い道が広いので、これからポイ活を始めたい人にもおすすめですよ。
下記は使い道の一例です。
- auショップ/au利用料金、機種変更、修理代金などに充当可能。
- Pontaポイント提携店/参考:提携店・サービス | PontaWeb
- au PAY加盟店/au PAY残高にチャージすることで加盟店での買い物に利用可能。
参考:使えるお店を探す|au PAY - au PAY マーケット/au PAYマーケット限定のPontaポイントに交換することでau PAYマーケット店での買い物に利用可能。
- 投資/株や投資信託の購入に利用可能。参考:Pontaでんき | 大和コネクト証券
基本的に1Pontaポイント=1円相当で使えるので、ためたポイントが無駄にならないのは嬉しいですね。
Pontaポイントは日常生活のさまざまな場面で使えるので、うまく活用して節約につなげましょう。
各種調整額も忘れずにチェックしておこう
電力会社の乗り換えを検討する際は、電気料金に大きな影響を与える燃料費調整額などの調整額についても確認しておきましょう。
燃料費調整額とは、火力発電に用いる燃料の価格変動を電気料金に盛り込むための費用を指します。
燃料費調整額は市場の燃料価格が安くなればマイナス調整となり電気料金も安くなりますが、燃料価格が高騰すればプラス調整となり、電気料金も高くなるという特徴があります。
燃料費調整額自体は多くの電力会社で導入されている制度ですが、Pontaでんきでは2022年11月から燃料費調整額の上限が撤廃されている点に注意しましょう。
燃料費調整額の上限が撤廃されていると、タイミングによっては予想よりも電気料金が高くなってしまう可能性があるためです。
この記事の試算では旧一般電気事業者が提供している規制料金プランよりPontaでんきのほうが少し安いという結果になりましたが、燃料費調整額次第ではPontaでんきのほうが電気料金が高くなる可能性があることは覚えておいてください。
ただ、旧一般電気事業者の規制料金プランも基本料金部分を値上げしていますし、ほかの電力会社も燃料費調整額の上限設定がないケースが多いので、Pontaでんきだけが特別に電気料金が高くなるというわけではありません。
今後、燃料価格が落ち着いてくれば燃料費調整額も下がるので、旧一般電気事業者の規制料金プランよりも電気料金が安くなる可能性もあります。
燃料費調整額は毎月変動しており、またエリアによっても金額が異なるため、下記のホームページで最新の価格をチェックしてみてください。
参考:燃料費調整額|au
北海道・東京電力エリアの人はプラン選択に注意!
Pontaでんきでは、エリアによって独自の調整費である電源調達等調整額も徴収している点に注意しましょう。
対象となるエリアは、北海道電力エリアと東京電力エリアです。
電源調達等調整額は燃料費調整額よりも単価が割高になる傾向があるので注意が必要です。
ただ、Pontaでんきは良心的で、電源調達等調整額が徴収されないプランを選ぶことも可能です。
北海道電力エリア、東京電力エリアにお住まいの人は、料金プランの地域名表示の後ろに「D」が入っている料金プランを選びましょう。
少しわかりにくいですが、下記の表を参考にして必ず電源調達等調整額が徴収されないプランを選択してくださいね。
| 電源調達等調整額の徴収あり | 電源調達等調整額の徴収なし | |
|---|---|---|
| 北海道 | でんきMプラン(北海道) | でんきMプラン(北海道D) |
| 東京 | でんきMプラン(東京) | でんきMプラン(東京D) |
なお、電源調達等調整額の詳しい仕組みや具体的な金額を知りたい人は、下記のホームページを参照にしてください。
結論:Pontaポイント付与分お得になるけど燃料費調整額には要注意
試算の結果、Pontaでんきへの乗り換えでは電気料金自体が安くなるというわけではなく、Pontaポイント付与分の電気料金がお得になることがわかりました。
ただし、燃料費調整額の金額がPontaポイント付与分を上回っている間は、Pontaでんきに乗り換えるメリットはありません。
燃料費調整額は社会情勢の影響を強く受けて変動するので、今後の動向をしっかりチェックする必要があります。
「燃料費調整額が高騰する可能性があるうちは旧一般電気事業者の規制料金プラン、燃料費調整額が落ち着いて来たらPontaでんきに乗り換える」というのもひとつの方法としておすすめですよ。
なお、北海道・東京電力エリアにお住まいの人は、必ず電源調達等調整額が徴収されないプランを選ぶようにしてくださいね。
Pontaでんきとauでんきとの違いは?後悔しない選び方も紹介

Pontaポイントがたまる電力会社として有名なのが、Pontaでんきとauでんきです。
同じKDDI系列の電力会社が提供しているサービスなので、なにが違うのか疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
Pontaでんきとauでんきの主な違いは以下のとおりです。
- ポイント還元の仕組み
- 利用できるプランの数
ひとつずつ紹介するので、自分に向いているのはどちらか、判断してみてください。
ポイント還元の仕組みが異なる
Pontaでんきとauでんきは一般的な料金プラン「でんきM」の料金設定は同じですが、Pontaポイント還元の仕組みが大きく異なります。
Pontaでんきでは電気料金の金額に関わらず毎月150ポイントが一律で還元されますが、auでんきは電気料金に応じて還元率が変動します。
還元率は、電気料金が8,000円未満なら0.5%ポイント、8,000円以上なら1.0%ポイントです。
つまり、毎月の電気料金が15,000円以下ならPontaでんきの方が多くポイントをもらえますよ。
結論として、Pontaポイントを効率よくためることを重視するなら、電気をあまり使わない人はPontaでんき、電気を多く使う人はauでんきを選ぶとよいでしょう。
利用できるプランの数が異なる
auでんきはPontaでんきよりも利用できる料金プランの数が豊富です。
たとえば、もっとも一般的な料金プラン「でんきM」のほかに、下記のようなプランも利用できます。
- オール電化住宅向けプラン(※現在は受付中止)
- 電気・ガスのセットプラン(北海道、関東、中部、関西エリアのみ)
- 再生可能エネルギー比率実質100%の「ecoプラン」
そのほか、UQ mobileユーザーであれば「自宅セット割」も利用できますよ。
自分のライフスタイルに合わせたプランを選びたい!という人であれば、Pontaでんきよりauでんきのほうがおすすめですよ。
後悔しない選び方はコレ!
Pontaでんきとauでんきのどちらがいいかで迷った場合は、以下の3点を考慮して決めてみてくださいね。
Pontaでんきのメリットは?

ここでは、Pontaでんきのメリットについて紹介します。
ポイント制度など料金面でのメリットだけではなく、サービス面のメリットもあるのでぜひ参考にしてくださいね。
契約事務手数料・解約料などが無料なので安心
Pontaでんきでは、契約時に事務手数料などはかかりません。
電力会社によっては最低契約期間が定められており、期間内に解約すると解約金の支払いが必要になるケースもありますが、Pontaでんきでは解約金もかかりません。
Pontaでんきが合わなかったときでも、無料でほかの電力会社に乗り換えができるので安心してくださいね。
でんきアプリの使い勝手がいい
Pontaでんきでは、スマホアプリ「でんきアプリ」を利用できます。
電気料金を節約するためには、まずは自分がどれくらいの電気を使っているかを把握することが大切です。
「でんきアプリ」には日々の節約に活用できる以下のような機能が搭載されているので活用してみましょう。
また、スマホアプリだけではなく、パソコン版の「でんきアプリ」も利用できますよ。
電気料金の節約にうまく活用してみてください。
電話で問い合わせができる
新電力会社のなかには問い合わせはメールのみ、というところもありますが、Pontaでんきでは電話での問い合わせに対応しています。
平日は仕事で忙しい人でも、年中無休で対応してくれるので安心ですね。
- 電話番号:0120-925-438
- 通話料:無料(携帯電話/一般電話)
- 受付時間:9:00~20:00(年中無休)
Pontaでんきにデメリットはある?

ここでは、Pontaでんきのデメリットを紹介します。
電力会社の乗り換えを検討する際にはデメリットもしっかり把握しておきましょう。
利用できるプランが少ない
現在、Pontaでんきを新規契約する際に利用できるのは「でんきMプラン」の1種類のみです。
プラン選びに迷わなくていいという点ではメリットですが、自分のライフスタイルに合わせてプランを選びたい人にはデメリットになるでしょう。
とくに、Pontaでんきでは下記のようなプランは用意されていないので注意してくださいね。
- オール電化住宅向けプラン
- 電気とガスのセットプラン
- インターネット回線とのセットプラン
- 特典つきプラン
Pontaポイントが不要な人にはほぼメリットなし
現在、Pontaでんきの電気料金は旧一般電気事業者の規制料金プランとほぼ同額に設定されているので、Pontaポイント付与分の節約が期待できる仕組みになっています。
そのため、「Pontaポイントは不要」という人にとってはPontaでんきに乗り換えるメリットはないでしょう。
Pontaでんきはこんな人におすすめ!

ここまで紹介してきた特徴を考慮して、Pontaでんきをおすすめできる人の特徴を挙げてみました。
- 日頃からPontaポイントをためている人
- 電気料金の支払いでポイ活したい人
- 毎月の電気料金が少ない人
- 電気料金を好きなときにアプリで確認したい人
- 知名度がある電力会社を選びたい人
PontaでんきはPontaポイントユーザーにメリットが大きい電力会社です。
毎月電気料金を支払うだけでポイントがたまっていくので、「これから新たにポイ活を始めたい」「面倒な手続きなしにポイントをためたい」という人にもぴったりの電力会社と言えるでしょう。
また、Pontaでんきは知名度がある電力会社を選びたい人にもおすすめです。
電力自由化をきっかけに多くの電力会社が業界に参入しましたが、「あまり聞きなれない会社や過去の実績がない会社は不安」という人も多いのではないでしょうか。
その点、PontaでんきはKDDI株式会社系列のauエネルギー&ライフ株式会社が運営しているので安心感があります。
上記の特徴に当てはまる人は、ぜひPontaでんきを検討してみてくださいね。
Pontaでんきとは?

ここでは、Pontaでんきの概要を紹介します。
現在、新規受付を停止しているエリアもあるので、供給エリアはしっかり確認しておきましょう。
会社概要
Pontaでんきは、KDDI株式会社のグループ企業であるauエネルギー&ライフ株式会社が運営している電力サービスです。
かつてはKDDI株式会社が運営していましたが、2022年にauエネルギー&ライフ株式会社がauでんきをはじめとした電力小売事業などを引き継ぎ、事業を開始しました。
今では、PpntaポイントがたまるPontaでんきやauでんき、環境保全活動に貢献するecoプラン、マイルがたまるANAでんき、住宅ローンの金利が下がるじぶんでんきなど、さまざまなメリットがある電気サービスを多く展開しています。
ほかにも、都市ガスサービスや脱炭素社会の実現に向けたサービスの提供も行っています。
【設立】2022年4月6日
【資本金】1億円
供給エリア
Pontaでんきは沖縄県と離島を除く全国で契約できます。
ただし、2023年11月現在は東北・北陸・四国電力エリアでは新規受付を停止しているので注意してください。
- 北海道電力エリア
- 東北電力エリア(※新規受付停止中)
- 北陸電力エリア(※新規受付停止中)
- 東京電力エリア
- 中部電力エリア
- 関西電力エリア
- 中国電力エリア
- 四国電力エリア(※新規受付停止中)
- 九州電力エリア
参考:一部エリアにおけるでんきサービスの新規お申し込みの一時停止について – auエネルギー&ライフ株式会社
また、マンションなどの集合住宅で高圧一括受電をしている場合やオール電化住宅に住んでいる場合も契約は対象外になります。
ほかにも、地域の電力会社以外と契約している場合、契約中の料金プランによってはPontaでんきへの申し込みができないケースがあります。
詳しい内容は、下記に記載している問い合わせ先に連絡してみてください。
支払い方法
Pontaでんきでは、以下の支払い方法から選べます。
- クレジットカード
- 口座振替
- 窓口支払い
問い合わせ先
なにか不明なことがあれば、下記の電話番号に問い合わせしてみましょう。
- 電話番号:0120-925-438
- 通話料:無料(携帯電話/一般電話)
- 受付時間:9:00~20:00(年中無休)
Pontaでんきへの申し込み方法

ここでは、Pontaでんきへの申し込み方法を説明します。
Pontaでんきの乗り換え自体は公式ホームページから簡単に行えるので、忙しい人でも安心してくださいね。
ただし、現在住んでいる家で乗り換える場合と引っ越し先で乗り換える場合で少し対応が異なるので確認しておきましょう。
①現在契約中の電力会社に解約の連絡をする
現在住んでいる家でPontaでんきに乗り換える場合は、現在契約中の電力会社への連絡はPontaでんきが代行してくれます。
ただし、引っ越しを伴う場合は自分で解約手続きをしなくてはいけません。
引っ越し日が確定したら、早めに手続きをすませておくとよいでしょう。
②検針票を用意して公式ホームページから申し込む
電力会社を乗り換える際には下記の情報が必要になります。
- 現在契約中の電力会社名
- 現在契約しているプラン名
- お客様番号(契約番号)
- 電気の供給地点番号 など
いずれも現在契約している電力会社が発行している検針票に記載されているので、用意しておきましょう。
Pontaでんきへの申し込みは公式ホームページから行います。
契約名義の本人または配偶者であれば申し込みができますよ。
③未設置の場合はスマートメーターを設置する
スマートメーターとは、電気の使用量を自動計測する電力メーターです。
未設置の場合は設置工事が必要ですが、大がかりな工事ではないので、基本的に立ち合いは必要ありません。
費用もかからないので安心してください。
切り替えの際に5分程度の停電が発生する場合があるので、日程などはPontaでんきに確認しておくとよいでしょう。
④利用開始
利用開始日の目安は、Pontaでんきへ申し込んでから「5営業日+ 2日以降の最初の検針日」になります。
例えば、水曜日に申し込みを行った場合は5営業日(翌週の水曜日)に2日を加えた、金曜日以降の最初の検針日になります。
なお、スマートメーターへの設置工事が必要な場合は「10営業日+ 2日以降の最初の検針日」が利用開始日です。
利用開始予定日が確定すると、自宅に「でんきサービスご利用開始のご案内」が届くのでしっかり確認しておきましょう。
まとめ
今回は、Pontaでんきの料金やサービスについて徹底的に調べてみました。
Pontaでんきでは旧一般電気事業者の規制料金プラン(従量電灯プラン)と同等の料金設定ですが、Pontaポイント付与分がお得に利用できます。
ただし、燃料費調整額の金額には注意してください。
「燃料費調整額が値上がりする可能性があるうちは旧一般電気事業者の規制料金プラン、燃料費調整額が落ち着いて来たらPontaでんきに乗り換える」というのもひとつの方法ですよ。
Pontaでんきは大手通信会社KDDIのグループ企業が運営しているので、安心感があります。
燃料費調整額が落ち着けばお得に利用できる電力会社だと思うので、この記事を参考にしてぜひ検討してみてくださいね。

