関西エリアに住んでいる人のなかには、電気は関西電力、ガスは大阪ガスで契約している人が多いと思います。
両社ともに電気・ガスのセット割があるので、どちらの会社にまとめると光熱費が安くなるのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、電気とガスのセット料金について徹底的に調べてみました。
関西エリアは新電力会社の進出が進んでいるので、大阪ガス・関西電力以外のセット料金とも比較してみました。
関西エリアで光熱費の節約ができる会社を探している人は参考にしてください。
また、セット料金の注意点なども合わせて解説するのでぜひチェックしてくださいね。
以下の記事では総合ランキングをご紹介しています。
他の電力会社も比較したい!という方は参考にしてください。

※この記事で紹介している電気代は基本料金と電力量料金で比較検討しています(燃料費調整額および原料費調整額をのぞく)。
燃料費調整額の上限が設定されていない場合は、燃料価格の市場状況によっては電気代が高騰する可能性がある点に注意してください。
大阪ガスと関西電力、まとめるならどっちが安い?

大阪ガスも関西電力も、電気・ガスのセット契約者専用のお得な料金プランを用意しています。
そのため、現在「電気は関西電力、ガスは大阪ガス」とバラバラに契約している人であればセットで契約するだけで光熱費を節約できますよ。
ですが、両社の割引内容はそれぞれ異なります。
ここでは、大阪ガスと関西電力のどちらが安くなるかを試算してみました。
セット割の内容は以下のとおりです。
- 電気:ベースプランA-G(電気単独契約のベースプランAより電力量料金がお得)
- ガス:GAS得プランあっためトク料金(ガス単独契約より約3%~9%お得)
- 電気:なっトクでんき(ガス単独契約の従量電灯Aより全体的にお得)
- ガス:なっトクプラン(ガス単独契約より約3%お得)
大阪ガスのガスプランは電気とガスのセット契約なら3%オフですが、ほかのオプションサービスと組み合わせることで最大9%オフになります。
オプション内容 | 割引率 |
---|---|
ガス温水浴室暖房乾燥機 | 4% |
大阪ガスの電気 | 3% |
大阪ガスのインターネット | 3% |
ガス機器保証サービス等 | 2% |
※割引対象は最大3つまで、最大9%が適用される。
※割引上限額はいずれも月額4,400円(税込)。
それぞれの割引率ごとに料金を試算してみたので、ぜひ参考にしてください。
大阪ガス(3%割引)vs 関西電力(3%割引)
大阪ガス・関西電力ともにガスの割引率が3%のケースを比較してみました。
大阪ガスは夏期(4月〜11月)と冬期(12月〜3月)で料金設定が異なるので、分けて試算しました。
結果として、年間をとおして関西電力のほうが安いという結果になりました。
電気ガスセット割比較表(大阪ガス3%オフ)・夏期
試算条件 | 1人暮らし | 2人家族 | 4人家族 |
---|---|---|---|
電気:30A、150kWh ガス:7m³ | 電気:40A、250kWh ガス:15m³ | 電気:50A、450kWh ガス:30m³ | |
関西電力 | 5,047円 | 8,689円 | 16,619円 |
大阪ガス | 5,180円 | 9,027円 | 17,137円 |
月間差額 | -133円 | -337円 | -518円 |
年間差額 | -1,596円 | -4,050円 | -6,215円 |
電気ガスセット割比較表(大阪ガス3%オフ)・冬期
試算条件 | 1人暮らし | 2人家族 | 4人家族 |
---|---|---|---|
電気:30A、150kWh ガス:7m³ | 電気:40A、250kWh ガス:15m³ | 電気:50A、450kWh ガス:30m³/th> | |
関西電力 | 5,047円 | 8,689円 | 16,619円 |
大阪ガス | 5,180円 | 9,027円 | 17,198円 |
月間差額 | -133円 | -337円 | -579円 |
年間差額 | -1,596円 | -4,050円 | -6,951円 |
大阪ガス(9%割引)vs 関西電力(3%割引)
次に、大阪ガスのガスのオプションサービスを利用していて最大9%オフの割引を受けられる場合を試算してみました。
3%オフのケースよりも差は縮まりましたが、それでも関西電力のほうが安いということがわかりました。
電気ガスセット割比較表(大阪ガス9%オフ)・夏期
試算条件 | 1人暮らし | 2人家族 | 4人家族 |
---|---|---|---|
電気:30A、150kWh ガス:7m³ | 電気:40A、250kWh ガス:15m³ | 電気:50A、450kWh ガス:30m³ | |
関西電力 | 5,047円 | 8,689円 | 16,619円 |
大阪ガス | 5,061円 | 8,824円 | 16,759円 |
月間差額 | -14円 | -135円 | -140円 |
年間差額 | -169円 | -1,615円 | -1,675円 |
電気ガスセット割比較表(大阪ガス3%オフ)・冬期
試算条件 | 1人暮らし | 2人家族 | 4人家族 |
---|---|---|---|
電気:30A、150kWh ガス:7m³ | 電気:40A、250kWh ガス:15m³ | 電気:50A、450kWh ガス:30m³ | |
関西電力 | 5,047円 | 8,689円 | 16,619円 |
大阪ガス | 5,061円 | 8,824円 | 16,816円 |
月間差額 | -14円 | -135円 | -197円 |
年間差額 | -169円 | -1,615円 | -2,365円 |
結論:関西電力でまとめたほうが安い
現在、関西電力と大阪ガスで電気・ガスをバラバラに契約している人であれば、関西電力にまとめてしまったほうが光熱費を節約できます。
ただし、電気とガスのどちらを多く使うかで料金は変わるので、全家庭で必ず関西電力がお得になるとは言い切れません。
乗り換える前には、必ず自分の使用量と照らし合わせて料金シミュレーションをしてみてください。
また、ポイント制度やかけつけサポートなどのサービス面も合わせて比較してみることをおすすめします。
後述する電気・ガスセットの注意点も合わせて確認してくださいね。
大阪ガスとほかの新電力会社、まとめるならどこが安い?

関西エリアは新電力会社の進出が進んでいるので、大阪ガスや関西電力以外にも電気・ガスのセット割を利用できる会社があります。
ここでは人気の電力会社6社の月額料金を比較してみました。
大阪ガスと関西電力以外のセット割の内容は以下のとおりです。
- ミツウロコでんき:都市ガス料金から3%割引
- HTBエナジー:都市ガスとセットで月102円引き
- エルピオでんき:都市ガスとセットで月100円引き
試算条件 | 1人暮らし | 2人家族 | 4人家族 |
---|---|---|---|
電気:30A、150kWh ガス:7m³ | 電気:40A、250kWh ガス:15m³ | 電気:50A、450kWh ガス:30m³ | |
関西電力 | 5,047円 | 8,689円 | 16,619円 |
大阪ガス | 5,180円 | 9,027円 | 17,137円 |
ミツウロコでんき | 5,348円 | 9,097円 | 16,854円 |
HTBエナジー | 6,058円 | 10,017円 | 18,058円 |
エルピオでんき | 6,540円 | 11,037円 | 20,150円 |
楽天エナジー | 8,044円 | 12,858円 | 22,357円 |
結論:関西電力でまとめたほうが安い
試算の結果、上記の試算条件では世帯を問わず関西電力がもっとも安くなることがわかりました。
ただし、楽天エナジーではガスの新規利用キャンペーンで楽天ポイント3,000ポイントがもらえます。
楽天ポイントは料金に充当できるので、比較的短期間の利用であればほかの電力会社より楽天エナジーのほうが割安になりそうです。
乗り換える先を決める前には、必ず自分の使用量と利用期間などを考慮して料金シミュレーションをしてみてくださいね。
電気・ガスセット契約の注意点を理解しておこう

試算の結果、関西エリアでは関西電力の電気・ガスセット料金が安いことがわかりました。
ですが、セット契約を検討する際は注意しておくべきポイントがあるので、ここで紹介します。
電気・ガスの使用量によって最安プランが変わる可能性もある
電力会社によって電気・ガス料金のお得度が異なるため、電気とガスの使用量によっては最安になる会社が変わる可能性があります。
例として、大阪ガスとミツウロコでんきを比べてみましょう。
ガス代の比較では全体的にミツウロコでんきが安いですが、電気代では使用量が少ない場合は大阪ガスのほうが割安です。
電気代比較:大阪ガス(ベースプランA-G)とミツウロコでんき(従量電灯A)
大阪ガス | ミツウロコでんき | |||
---|---|---|---|---|
最低料金 (円/月) | ~15kWh | 377.40円 | ~15kWh | 426.12円 |
電力量料金 (1kWh) | 15kWh〜120kWh | 20.31円 | 15kWh〜120kWh | 24.33円 |
121kWh〜350kWh | 24.90円 | 121kWh〜300kWh | 24.33円 | |
351kWh〜 | 27.83円 | 301kWh〜 | 25.72円 |
ガス代比較:大阪ガス(ベースプランA-G)とミツウロコでんき(まる得ガスプラン)
使用量 | 大阪ガス | ミツウロコでんき | |
---|---|---|---|
基本料金 (円/月) | |||
0m³~20m³ | 759.00円 | 736.23円 | |
20m³~50m³ | 1,364.81円 | 1,323.86円 | |
50m³~100m³ | 1,635.74円 | 1,586.66円 | |
100m³~ | 2,074.72円 | 2,012.47円 | |
従量料金 (円/m³) | |||
0m³~20m³ | 174.81円 | 169.56円 | |
20m³~50m³ | 144.52円 | 140.18円 | |
50m³~100m³ | 139.10円 | 134.92円 | |
100m³~ | 134.71円 | 130.66円 |
今回の試算条件に近い使用量の家庭の場合は、電気・ガスのセット割を契約するなら関西電力を選べば失敗することはないでしょう。
ですが、各家庭によって電気とガスの使用量は変わってくるので、必ず乗り換え前に料金シミュレーションをすることをおすすめします。
燃料費調整額の内容によって最安プランが変わる可能性もある
基本的に、電気代の算出は以下の計算式で行われています。
電気代=基本料金+電力量料金+再エネ賦課金±燃料費調整額
燃料費調整額とは、火力発電に用いる燃料の価格変動を電気代に盛り込むための調整額を指します。
燃料価格が高騰すれば燃料費調整額も電気代も高くなり、反対に燃料価格が下がれば燃料費調整額も電気代も安くなります。
日本は火力発電の比重が大きいこともあり、燃料費調整額は毎月の電気代に大きな影響を与えうる項目のひとつになっています。
燃料費調整額の内容によっては最安の料金プランが変わる可能性があるので、特徴を理解しておきましょう。
①電力会社や料金プランによって燃料費調整額の金額が異なる
燃料費調整額は電力会社や料金プランによって金額が異なります。
市場の燃料価格が落ち着いている状況ではそれほど差はありませんが、昨今のように燃料価格が高騰している状況では大きな差が生じているケースもあります。
現在のところ大阪ガスと関西電力の燃料調整額はあまり差はありませんが、燃料費調整額は毎月変動しています。
気になる人は、電力会社の公式ホームページを確認してみましょう。
②燃料費調整額の上限設定がない場合がある
燃料費調整額に上限設定がある場合、上限金額が「基準燃料価格の50%」となるよう経済産業省資源エネルギー庁によって定められています。
そのため、市場の燃料価格が高騰しても、どこまでも電気代が値上がりし続けることはありません。
一般的に、上限設定の有無は以下のとおりです。
上限設定あり:規制料金プラン
上限設定なし:自由料金プラン、新電力会社の料金プラン
「規制料金プラン」とは関西電力などの大手電力会社が電力自由化の前から提供されてきた料金プランで、従量料金プランが該当します。
「規制料金プラン」は燃料費調整額の上限設定があるほか、料金の値上げをする際には国の許可を得る必要があるため、急激に電気代が値上がりすることが無い点が大きなメリットです。
一方、「自由料金プラン」や新電力会社の料金プランには燃料費調整額の上限がありません。
国の許可がなくても自由に料金を設定できるので、市場の燃料価格が高騰している状況では電気代も高騰するケースが多いです。
ただし、燃料価格が落ち着いていれば「規制料金プラン」よりも電気代が安くなる点がメリットです。
燃料価格は社会情勢と大きく関連してくるので、メリットとリスクを考えながらプランを選んでください。
③独自の燃料費調整額を設けている会社がある
一部の新電力会社では、独自の燃料費調整額「電源調達調整費」(以下、独自燃調)を導入しています。
従来の燃料費調整額は市場の燃料価格に連動していますが、独自燃調は卸電力取引市場からの調達コストを電気代に反映しています。
独自燃調は自社で発電所を持たない電力会社が昨今の燃料価格の高騰に対応するための制度ではありますが、従来の燃料費調整額よりも独自燃調のほうが高額になるケースが多いようです。
新電力会社への乗り換えを検討する際は、約款などで確認してみましょう。
大阪ガスvs関西電力はサービス面も比較して決めるのがおすすめ

関西エリアでの電気・ガスのセット料金を比較した結果、関西電力が最安で、次いで大阪ガスが安いことがわかりました。
ですが、使用状況によっては大阪ガスにまとめたほうが安くなる家庭もあるかもしれません。
どちらの電力会社がよいか決めかねている場合は、サービス面も比較してから決めることをおすすめします。
セット割|種類が豊富なのは大阪ガス
電気契約と一緒に契約してセット割が利用できる項目数で比べると、種類が豊富なのは大阪ガスです。
大阪ガスでは最大9%の割引が適用されますが、この記事の試算条件では必ずしも関西電力より光熱費が安くなるわけではありませんでした。
ですが、支払いを1本化できるので家計管理が楽になるというメリットもあります。
自分の使い方に合わせて検討してみてくださいね。
ポイント|ためやすさ、使い勝手は関西電力が1歩リード
大阪ガスではマイ大阪ガスポイント、関西電力でははぴeポイントが貯まります。
ポイント制度で比べてみると、毎月の光熱費の支払いでポイントがたまり、光熱費に充当できるという点では関西電力のほうが使い勝手がよさそうです。
ですが、大阪ガスが提供している住まいの駆けつけサービス「住ミカタ・プラス」を契約している場合は大阪ガスでもポイントを上手くためられるでしょう。
比較項目 | 大阪ガス | 関西電力 |
---|---|---|
ポイントの 貯め方 | ・会員登録で100ポイント ・電気・ガスセット契約で400ポイント ・料金・使用量確認で毎月20ポイント ・LINE連携で100ポイント ・住ミカタ・プラス契約で100ポイント、継続で毎年50ポイント ・住ミカタ・サービス利用で100ポイント ・スマイLINK利用で100ポイント ・ネットショッピング ・おみくじ、クイズ | ・電気代1,000円につき8ポイント ・ガス代1,000円につき5ポイント ・お客様情報登録で50ポイント ・家電情報登録で2ポイント ・はぴeVISAカード代1,000円につき5ポイント ・関電グループサービスの利用 ・ネットショッピング ・スロット、ビンゴ |
ポイントの 使い道 | ・共通ポイントに交換 ・プレゼント応募 ・NPO支援 | ・共通ポイントに交換 ・プレゼント応募 ・電気・ガス料金の支払い ・地域・社会の応援 ・アイテムの交換 |
かけつけサービス|無料なのは関西電力、カバー範囲が広いのは大阪ガス
家の困りごとをサポートしてくれるかけつけサービスを比べてみましょう。
無料で利用できるのは関西電力ですが、カバーできるのは電気設備関連のみです。
一方、大阪ガスは月額220円かかりますが、ガスや水道、エアコン、住まいの修理など幅広いサポートを利用できます。
家庭の状況などによってベストな選択肢は変わると思うので、詳細なサービス内容は下記のホームページを参考にしてください。
参考:住ミカタ・プラス|大阪ガス
参考:はぴeでんきの駆けつけサービス|関西電力
支払方法|選択肢が豊富なのは大阪ガス
支払方法を比べると、選択肢が多いのは大阪ガスです。
請求書払いでは、コンビニ、金融機関の窓口での支払いのほか、スマホ決済アプリでも支払いができますよ。
なお、利用できるスマホ決済アプリは以下のとおりです。
- au PAY
- d払い
- LINE Pay
- PayB
- PayPay
- エポスアプリ
- 楽天銀行アプリ
- 楽天ペイ
大阪ガスvs関西電力、おすすめなのはどんな人?

ここまで紹介してきた特徴を考慮して、電気・ガスをセットで契約する際におすすめできる人の特徴を挙げてみました。
- 少しでも光熱費を安く抑えたい人
- 毎月の電気代の支払いでポイントを貯めたい人
- 電気設備のかけつけサポートを無料で利用したい人
- セット割を活用したい人
- 請求書払い、スマホ決済アプリを利用したい人
- ガス以外の家の困りごとも幅広くサポートしてほしい人
また、どちらの電力会社も経営基盤がしっかりしているので、事業撤退などの心配はないでしょう。
関西エリアでの実績も豊富なので、信頼度の面ではどちらの電力会社を選んでも問題ありません。
電気・ガスセット契約をする場合は契約手数料や解約金なども発生しないので、安心してくださいね。
電気・ガスセット契約の申し込み方法

ここでは、電気・ガスセットの申し込み方法について説明します。
今住んでいる家で乗り換える場合と引っ越し先で乗り換える場合で少し異なりますが、どちらのケースでも数週間程度で利用できるようになるでしょう。
引っ越しを伴う場合は、確実に引っ越し日に利用を開始できるよう、時間に余裕を持って手続きすることをおすすめします。
①現在契約している電力会社・ガス会社に解約の連絡をする
今住んでいる家で電力会社・ガス会社を乗り換える場合は解約手続きは代行してもらえますが、引っ越しを伴う場合は自分で解約手続きを進める必要があります。
引越し日が確定したら早めに連絡しておくと安心ですよ。
②検針票を用意する
申し込み前に、電気またはガスの検針票を用意しましょう。
申し込みの際には下記の情報が必要になりますが、すべて検針票に記載されています。
- 現在契約している電力会社名・ガス会社名
- 現在契約している料金プラン
- お客様番号(契約番号)
- 電気の供給地点番号 など
ウェブ照会サービスを利用している人は、ホームページからダウンロードしておくとよいでしょう。
③申し込み
電力会社の公式ホームページから申し込みが可能です。
5分〜10分程度で手続きが完了することがほとんどなので、忙しい人でも簡単に申し込みができますよ。
支払方法の登録も必要になるので、銀行通帳やクレジットカードなどを用意しておきましょう。
④未設置の場合はスマートメーターの設置
電気契約を新電力会社に乗り換える際、スマートメーターが未設置の家庭では新たに設置する必要があります。
スマートメーターとは、電気の使用量を自動計測する電力メーターです。
通信機能が備えてあるため、遠隔で使用量を把握できるというメリットがあります。
スマートメーターの設置には基本的に費用はかかりません。
大がかりな工事になることもないので、安心してくださいね。
工事の日程や所要時間などは、あらかじめ電力会社に確認しておきましょう。
⑤利用開始
申し込みが完了すると、使用開始日が通知されます。
電気の使用開始日にすべきことは特にないので、通常通りの生活で問題ありません。
引っ越し先でガスの利用を始める際には開栓の立ち合いが必要なので、日程調整を行いましょう。
結論:セット料金は関西電力が安いがサービス面もあわせて検討しよう
この記事の試算条件では、電気とガスをセット契約する場合に最安なのは関西電力という結果になりました。
そのため、電気とガスの使用量が今回の試算条件に近く、少しでも光熱費を節約したい人は関西電力を選ぶとよいでしょう。
ただし、大阪ガスが提供しているオプション割引を多く利用できる人であれば差額はそれほど大きくはなりません。
その場合は、両社のサービス面も比較して検討してみることをおすすめします。