沖縄県は地理的制約などの理由で、新電力会社の参入があまり進んでいないエリアです。
ですが、数は少なくても電気代を安くできる可能性がある新電力会社はあります。
ただし、選び方を間違えると逆に電気代が高くなってしまうこともあるので注意が必要です。
今回は、沖縄エリアで電気代が「本当に安くなる」×「信頼度」から考えたランキングを作成しました。
特典付きプランなどこだわりの視点でもランキングを作っているので、この記事を参考にして自分にぴったりの電力会社を見つけてくださいね。
※この記事で紹介している電気代は、基本料金と電力量料金(燃料費調整額をのぞく)で比較検討しています。
燃料費調整額の上限が設定されていない電力会社では、燃料価格の状況によっては電気代が高騰する可能性がある点にご留意ください。
また当サイトでは新電力会社の総合ランキングもありますので参考にしてください。

【総合】沖縄エリアの新電力会社おすすめランキング
まずは、「本当に安くなる」×「信頼度」の視点で作成したおすすめランキングを紹介します。
各社のメリットや注意点についても詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
1位:おうちでんき|ソフトバンク・Y!mobileユーザーにおすすめ
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最低料金 | 641円 | ![]() | |
200kWh | △ | ||
300kWh | △ | ||
500kWh | △ | ||
800kWh | △ | ||
1000kWh | △ | ||
提供エリア | |||
---|---|---|---|
全国(北陸、九州は外部リンクから) | |||
ガスセット割 | オール電化 | コラボ割 | ポイント |
× | × | 〇 | 〇 |
最低契約期間 | 解約手数料 | 支払方法 | |
1年 | 0~550円 | クレカ・口座・機種代一括 | |
契約件数 | 上場 | 会社規模(資本金) | 運営期間(電気) |
200万 | 〇 | 2,387億円 | 9年 |
沿革 | |||
2014年 法人向けに電力販売開始 2016年 関西、関東エリアへ電力販売開始 |
- 運営元がソフトバンクなので信頼度が高い
- スマホ・インターネットとのセット割がお得
- かけつけサービスが無料付帯(2年間)
おうちでんきはソフトバンクグループのSBパワー株式会社が運営している新電力会社です。
沖縄電力「グッドバリュープラン」と比べて電気代はそれほど安くなるわけではありませんが、ソフトバンクやY!mobileのスマホを使っている方なら「おうち割」を利用できるのでメリットがあります。
おうち割では通信費が永年割引(1回線ごとに2年間110円、3年目以降55円割引)になります。
1回線だけだと微々たる金額に感じるかもしれませんが、10回線まで割引対象になるので、家族でまとめてスマホ契約している方ほどお得に利用できますよ。
また、「おうちレスキュー」というかけつけサービスも2年間無料で利用できます。
水漏れ、配管のつまり、鍵の紛失、ガラスの破損などのトラブルに対応してもらえるので、万が一のときでも安心ですよ。
2位:楽天エナジー|楽天経済圏の方におすすめ
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基本料 | 0円 | ![]() | |
200kWh | △ | ||
300kWh | △ | ||
500kWh | △ | ||
800kWh | △ | ||
1000kWh | △ | ||
提供エリア | |||
---|---|---|---|
全国 | |||
ガスセット割 | オール電化 | コラボ割 | ポイント |
× | × | × | 〇 |
最低契約期間 | 解約手数料 | 支払方法 | |
なし | 0円 | クレカ・楽天ポイント | |
契約件数 | 上場 | 会社規模(資本金) | 運営期間(電気) |
非公開 | 〇 | 2,940億円 | 4年 |
沿革 | |||
企業は1997年に設立(三木谷浩史 現社長) 99年 マザーズ市場に上場 2000年 オークション開始 2001年 楽天トラベル 他、野球チーム、楽天ブックス、楽天モバイルなど多数立ち上げ |
- 沖縄エリアでは料金が高め
- 楽天ポイントがたまる&使える
- 最低契約期間・解約料の設定なし
電気代を試算したところ、楽天エナジーは沖縄エリアでは少し電気代が高くなるようなのでランキングは低めになりました。
ただ、下記のとおり楽天ポイントの使い勝手が良い電力会社なので、ショッピングなどでためた楽天ポイントを電気代に充当できる方であれば節約できるかもしれません。
- 電気代の支払い200円(税抜)につき1ポイント
- 楽天カードで支払うと100円につき1ポイント
- 50ポイントから電気代に充当可能(50円相当)
- 期間限定ポイントも充当可能
- ポイントで支払った分にもポイントがつく
新電力会社は自由に電気代を設定できるので、今後安くなる可能性はあります。
楽天経済圏の方は今後の動向に注目してみてください。
【使用量】1人暮らし、ファミリー向けのランキング
新電力会社は電気代を自由に設定できるため、電気の使用量が少ない方が単価が割安だったり、逆に使用量が多い方が割安だったり、お得感は会社によってさまざまです。
そこで、電気の使用量ごとにお得な電力会社が一目でわかるように一覧表を作成しました。
世帯人数や実際の電気使用量と照らし合わせながら確認してみてください。
1人暮らしにおすすめしたい新電力会社

1人暮らしなら、200〜500kWhの電気代が安く設定されている電力会社を選びましょう。
ソフトバンクやY!mobileのスマホを使っている方であればセット割を利用できるので、おうちでんきを検討してみてください。
ただし、燃料費調整額を考慮すれば、沖縄電力よりもおうちでんきのほうが割高になる可能性もあります。
おうちでんきを検討する際は、乗り換えるタイミングに注意してください。
2人暮らしにおすすめしたい新電力会社

2人暮らしの場合は、300〜500kWhの電気代が安く設定されている電力会社がおすすめです。
ソフトバンクやY!mobileのスマホを使っている場合はおうちでんきを検討してみましょう。
ただし、燃料費調整額を考慮すれば沖縄電力よりもおうちでんきのほうが割高になる可能性もあるので、乗り換えるタイミングには注意してください。
ファミリーにおすすめの新電力会社

ファミリー世帯の場合は、500〜1,000kWhの電気代が安く設定されている電力会社がおすすめです。
おうちでんきはソフトバンクやY!mobileのスマホユーザーは割引が適用になりますが、もし割引がなくても無料のかけつけサービスを2年間無料で利用できます。
水漏れ、配管のつまり、鍵の紛失、ガラスの破損などのトラブルに24時間365日対応してもらえるので、万が一のときでも安心ですよ。
楽天ポイントをためたい&使いたい場合は楽天エナジーもアリですが、燃料費調整額を考慮すれば沖縄電力より割高になる可能性があるので、事前にしっかり料金シミュレーションしましょう。
【信頼度】新電力会社の信頼度を比較表にしてみた
新電力会社を選ぶ際には、電気代の安さだけではなく会社の信頼度にも注目しましょう。
契約中の新電力会社が倒産しても電気が急に止まることはありませんが、再契約などの手間が発生するのではじめから経営の安定した会社を選ぶにこしたことはありません。
ここでは、契約件数や上場の有無、資本金や運営期間などを考慮して信頼度を比較表にしたので、ぜひ参考にしてください。
楽天エナジー|誰もが知っている大手企業が運営

楽天エナジーは楽天グループが展開している新電力会社です。
運用期間は短めですが、上場企業であり、誰もが知っている大手企業が運営しているという点で安心感があります。
2021年の新電力切り替え満足度調査で全5エリアで総合満足度第1位を受賞するなどの実績もあることから、楽天エナジーは信頼度が高い会社と言えるでしょう(※)。
おうちでんき|ソフトバンクグループ会社が運営

おうちでんきは、ソフトバンクグループのSBパワー株式会社が運営している新電力会社です。
楽天エナジー同様、誰もが知っているソフトバンクグループが運営しているので安心感があります。
SBパワーはおうちでんきのほかにも「再生可能エネルギー比率実質100%」の電気の供給を目指す「自然でんき」を運営するなど、環境に配慮した活動にも意欲的に取り組んでいます。
調べた限りでは過去に受賞歴などは見つかりませんでしたが、とりわけソフトバンク系列のスマホユーザーには安心感がある電力会社ではないでしょうか。
【コラボ割】セットで契約するとお得なる電力会社
新電力会社では魅力的なコラボ特典を用意するなど、これまでの電力会社にはなかったサービスで付加価値を付けています。
沖縄エリアではおうちでんきでコラボ割を利用できるので、ここで詳しく紹介します。
コラボ割 | コラボ割の魅力 | 割引内容 | ||
---|---|---|---|---|
1位 | おうちでんき | 〇 | 4 | スマホとセット契約で月110円引き(3年めから55円)1回線ごとに適用される |
おうちでんき|ソフトバンク・Y!mobileとのセット割が魅力
おうちでんきではスマホ・インターネットと電気の契約で「おうち割(でんきセット)」を利用できます。
おうち割では通信費が永年割引(1回線ごとに2年間110円、3年目以降55円割引)になります。
年単位で見ると、1年間で1,320円×回線数、2年間で2,640円×回線数、3年間で3,300円×回線数も節約できますよ。
10回線まで割引対象になるので、家族でスマホをまとめて契約している方におすすめです。
おうち割でどれくらい割引になるかを考慮して電気代のシミュレーションをしてみるとよいでしょう。
【ポイント】ポイントがたまるお得な電力会社
新電力会社のなかにはポイントがたまる会社が多くあります。
それぞれ特徴が異なるので、ポイ活している方もこれから始める方もぜひチェックしてみてください。
楽天エナジー|楽天カード支払いならポイントを2重取り!
楽天エナジーは下記のとおり楽天ポイントの使い勝手がとてもいい点が大きなメリットです。
- 電気代200円(税抜)につき1ポイントたまる
- 楽天カードで支払うと100円につき1ポイントたまる
- 50ポイント(50円相当)から電気代に充当できる
- ポイントで支払った分にもポイントがつく
- ショッピングでためたポイントや期間限定ポイントも使える
ただし、残念ながら沖縄エリアでは楽天エナジーの電気代は少し高めに設定されています。
そのため、電気代を安くできるかどうかは楽天ポイントをいくら電気代に充当できるかによるでしょう。
今後、楽天エナジーの電気代が下がったタイミングで契約を再検討してみるのもひとつの方法ですよ。
おうちでんき|ゲーム感覚でPayPayポイントをためよう
おうちでんきでは、スマホ向けの「エコ電気アプリ」を使えばPayPayポイントをためられます。
初回登録で100円相当のポイントがもらえるほか、節電チャレンジ成功でもポイントがもらえますよ。
ただ、ポイントがザクザクたまるというわけではないのでその分魅力度は落ちます。
ですが、「エコ電気アプリ」は1ヵ月分の電気料金を予測できるので、普段から節電を心がけている方の助けになるでしょう。
【比較サイト】電力会社を比較できるサービス一覧
ここまでランキング形式でおすすめの新電力会社を紹介してきましたが、「一度に複数の電力会社を比較したい」という方は下記の比較サイトを利用してみてください。
エネチェンジ|自分のこだわり条件も検索できる

エネチェンジでは、郵便番号や世帯人数、在宅状況、現在契約している料金プランや電気の使用量などを入力するだけで、おすすめの電力会社と料金プランを一度に比較できます。
さらに、こだわり条件として以下のような項目の検索も可能なので、自分の希望に合うプランを見つけやすい点がメリットです。
- 電力会社の実績
- 解約料・加入条件・特典の有無
- 発電手段の割合
- 支払い方法
- ポイント対応
また、エネチェンジではセット割引やキャンペーンなどの特典情報も比較できるのが嬉しいポイントです。
実際に電力会社を乗り換えた方の口コミや電気料金プラン比較体験談なども掲載されているので、気になる方はチェックしてみましょう。
価格.com|特典情報も比較できる

価格.comではエネチェンジ同様、ネット上で料金プランの比較シミュレーションができます。
セット割引やキャンペーンなどの特典情報も比較できます。
基本的な情報入力項目はエネチェンジとほぼ同じですが、価格.comでは最低契約期間の有無やオール電化向けプランなどの条件でも絞り込みが可能です。
オール電化住宅にお住いで深夜に電気給湯器を利用している方は深夜の電気使用量の割合を増やして試算する機能もあるので、より正確な電気代のシミュレーションができるでしょう。
電気チョイス|専門スタッフのサポートあり

電気チョイスは申し込みフォームに必要情報を入力すると、電力会社の乗り換えに精通したスタッフが電話でおすすめの料金プランを提案してくれるサービスです。
見積もりや相談、乗り換えまでをサポートしてもらえます。
エネチェンジのようにその場ですぐに電力会社を比較できない点はネックですが、スタッフと直接電話で相談しながら乗り換え先を決めたい方には向いているでしょう。
新電力会社選びの7つのポイントを紹介

新電力会社を選ぶときに電気代の安さは重要な判断基準ですが、それ以外にも注目してほしいポイントがあります。
ここでは7つのポイントを紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
1.まずは現在の契約状況を把握する
新電力会社の料金プランは多種多様なので、乗り換えるだけで必ず電気代が安くなるとは限りません。
現在の契約状況と新電力会社を比較し、確実に安くなる料金プランを慎重に選ぶ必要があります。
そのためにも、まずは現在の自分の契約状況をしっかり把握しておきましょう。
契約アンペア数を確認
契約アンペア数は一度に使える電気の最大量を表しています。
検針票や電力会社のマイページなどで現在契約している容量を確認しましょう。
その際、実際に自分が使っている電気量よりも多いアンペア数で契約していないかチェックすることをおすすめします。
使用量に対しアンペア数が少ない場合はブレーカーが頻繁に落ちるので気が付きますが、多い場合は料金を多く支払っているだけなので気が付きにくいです。
一般的に、世帯人数によるアンペア数の目安は以下のようになります。
- 1人暮らし:20A~30A
- 2~3人家族:30A~50A
- 4人家族:50A~60A
ですが、リモートワーク中心の方は1人暮らしでも電気の使用量が多かったり、オール電化の場合は4人家族でも60A以上が推奨されたりなど、状況によって最適なアンペア数は異なります。
新電力会社に乗り換えた後に困らないよう、現在使用している家電から本当に必要なアンペア数を計算しておくとよいでしょう。
電気使用量を確認
電気使用量も検針票や電力会社のマイページなどで確認できます。
その際、可能であれば多く電気を使用している時間帯も合わせて確認しておきましょう。
どの時間帯に電力を多く使っているかがわかれば、新電力会社で料金プランを選ぶ際の参考にできます。
たとえば、日中の電気使用量が多い方はピークシフト型プラン、反対に夜間の電気使用量が多い方はオール電化プランを選ぶ、などです。
ぜひチェックしてみてください。
2.ライフスタイルに合った料金プランを選ぶ
新電力会社に乗り換えるうえで大切なのは、自分のライフスタイルに合った料金プランを選ぶことです。
このポイントを間違うと、せっかく新電力に乗り換えても電気が安くならない可能性があるので注意しましょう。
ここでは新電力会社が展開している各種プランの特徴を紹介するので、自分のライフスタイルにもっとも合ったプランはどれか探してみてください。
①一般的な料金プラン(従量電灯)
従量電灯プランは大手電力会社・新電力会社においてもっとも一般的な料金プランです。
一般的に、「基本料金(または最低料金)+従量料金」の計算式で電気代が決まります。
基本料金(または最低料金)部分は毎月固定ですが、従量料金部分は2〜3段階に分かれていることが多く、電気の使用量によって料金が高くなります。
このタイプのプランは、電気の使用量が比較的少ない方向けと言えるでしょう。
使用量が増えすぎると電気代が高くなるので注意してください。
②時間帯で料金が変動するプラン
昼間や夜間などの時間帯によって料金が変動する料金プランです。
このプランは、夜間に電気を多く使う方やオール電化住宅にお住いの方におすすめです。
エコキュート(夜間蓄熱方式機器)を使っている方であれば夜間の電気料金が安い時間帯にお湯を作ってためておけるので、さらに電気代の節約が期待できますよ。
ただし、電力自由化前からオール電化プランを利用している場合は新電力会社に乗り換えることで電気代が高くなるケースもあるので注意してください。
③一定量まで定額利用できるプラン
決められた電気量までは一定の料金で利用できるプランです。
毎月電気代が変動するのを避けたい方におすすめです。
電気の使用量が上限を超えた場合は追加料金が発生しますが、通常のプランよりも単価が安く設定されていることが多くあります。
そのため、電気の使用量が多い世帯では使い勝手がよいでしょう。
④基本料金が無料のプラン
一般的に電気代は「基本料金+従量料金」の計算式で決まりますが、毎月固定でかかる基本料金が無料で、使用量に応じた従量料金分のみ支払うプランもあります。
基本料金が無料なので一見かなり電気代を安くできそうですが、従量料金の単価が高めに設定されている会社もある点に注意が必要です。
従量料金の単価が高めの場合は、出張などで家を空ける期間が長い方や普段から電気の使用量がかなり少ない1人暮らしの方などであれば電気代を安くできるかもしれません。
ただ、電気の使用量次第では従量電灯プランのほうが安くなる可能性もあるので、しっかりシミュレーションしてから検討しましょう。
⑤特典付きのプラン
ポイント還元やクーポン付与などの特典を受けられるプランです。
新電力会社は電気小売事業のほかに専門の事業を持っていることが多く、両方の事業を合わせてさまざまな特典を展開しています。
ただし、特典ありきで申し込むのではなく、電気代が確実に安くなるのを確認してから特典を比較して選ぶとよいでしょう。
⑥セット割引があるプラン
新電力会社のなかには、電気とほかのサービスを同時に契約すれば割引が受けられるケースがあります。
セット割のおもな対象は以下のとおりです。
これらのサービスは日常生活で欠かせないものなので、セット割引をうまく活用すれば家計の節約につながる可能性がありますよ。
3.料金高騰リスクがある市場連動型プランに注意する
新電力会社が提供しているプランのうち、注意してほしいのが「市場連動型プラン」です。
市場連動型プランでは、日本で唯一電力の売買ができる市場「日本卸電力取引所(JEPX)」が提示する価格に連動して電気の単価が決まります。
市場連動型プランは市場価格が安い時は大手電力会社よりも電気代が安くなる点が最大のメリットですが、反対に、市場価格が高くなった場合は電気代も高くなってしまいます。
つまり、昨今の世界情勢のように突発的な出来事があると、予期せず電気代が高騰する可能性があるのです。
そのため、市場連動型プランを検討する際は、事前にどんなリスクがあるのかをしっかり確認してください。
4.希望する支払い方法があるか確認する
新電力会社を選ぶ際には、希望する支払い方法があるかも確認しましょう。
主な支払い方法は以下のとおりです。
- 口座振替
- 銀行振込
- クレジットカード
- コンビニ支払い
なかにはクレジットカード決済にしか対応していない会社もあるので、事前の確認は必須です。
5.サポート体制が整っているか確認する
新電力会社への乗り換えが不安という方は、サポート体制が整っているかどうかも確認しておきましょう。
24時間365日対応のコールセンターを設置している会社だと、万が一電気設備にトラブルがあった際でも安心です。
さらに、電気以外の生活のトラブルにも対応してくれる会社もあります。
たとえば、HTBエナジーやミツウロコでんきでは電気設備や水回り、ガス機器のトラブル時に応急処置をしてくれるかけつけサービスが用意されていますよ。
無料で利用できる会社が多い点も大きなメリットです。
6.お得な特典があるか確認する
新電力会社では新規契約時に利用できるさまざまな特典を用意しています。
たとえば、基本料金の割引き、ギフト券プレゼント、ポイント付与などです。
電力会社を乗り換えることはそれほど多くないと思うので、せっかくならお得な特典がある会社を利用したいですよね。
ただし、契約時のみの適用になる特典も多いので、特典だけで電力会社を決めないようにしましょう。
これまでも説明してきたとおり、自分のライフスタイルに合った料金プランを選ぶことが大切です。
7.解約料が発生するか確認する
新電力会社によっては最低契約期間が定められている場合があります。
最低契約期間内や更新月以外に解約してしまうと解約料がかかることが多いので注意しましょう。
新電力会社に乗り換えた後に合わなければすぐに解約したい方は、はじめから解約料がかからない電力会社を選ぶと安心ですよ。
ただし、解約料が設定されている会社の方が電気代が安いケースもあるので、自分の使い方に合わせて選ぶようにしましょう。
そもそも新電力や電力自由化ってなに?

ここでは、知っておきたい新電力・電力自由化の定義や仕組みについてわかりやすく解説します。
新電力とは?電力自由化との関係は?
新電力とは、「電力事業に新規参入した小売電気事業者」のことです。
一般的に、沖縄電力など大手電力会社以外の事業者を指します。
電気事業は主に以下の3つの部門に分かれています。
- 電気をつくる「発電部門」
- つくった電気を送る「送配電部門」
- 消費者に電気を販売する「小売部門」
これらの部門のうち、2016年の電力自由化により「小売部門」が自由化され、これまで電気事業に携わっていなかった会社でも事業に参入できるようになりました。
たとえば、地域のガス会社や大手通信会社などでも自由に電力を販売できるようになったのです。
電力自由化の目的は、電気代の引き下げやサービスの多様化を生み出すことです。
事実、ライフスタイルに合わせたプランや、ガスなどとのセット割引きプランなど、さまざまな料金プランが誕生しています。
自分にぴったり合う電力会社や料金プランを選べば、お得に利用できること間違いなしです。
新電力の電気代が安い仕組みは?
新電力の電気代が安い仕組みとしては、以下の3つのポイントが挙げられます。
- 電気代を自由に設定できる
- 設備コストがあまりかからない
- 電力以外の事業で利益を出せている
ひとつずつ解説します。
1.電気代を自由に設定できる
大手電力会社が提供している電気代は「規制料金」といい、電気事業法に基づいて金額が設定されています。
「規制料金」を変更する際は、値上げ・値下げを問わず国への申請が必要です。
一方、新電力会社が提供している電気代は「自由料金」といい、国とのやりとりなしに自由に料金を設定できます。
たとえば、燃料調達費などのコストを安くできれば、すぐにでも電気代に反映して契約者に還元することが可能です。
そのため、大手電力会社よりも新電力会社の方が電気代を安く設定できる傾向にあります。
2.設備コストがあまりかからない
大手電力会社に比べ、新電力会社は設備コストがあまりかからない点も電気代を安くできる理由のひとつです。
大手電力会社は管轄エリアのすべての契約者が使用する電気を確保し安全に運用する必要があったため、大規模な設備が必要でした。
そして、設備を管理するために必要なコストは一部を契約者が負担していました。
一方、新電力会社はある程度供給ターゲットを絞って電力を供給できるので、大手電力会社ほど大がかりな設備を必要としません。
設備管理が少ない分、人件費もかからないので、さらに電気代を抑えられます。
「設備コストをかけてないなら電気の品質が悪いのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、電気をつくったり運ぶ事業者はこれまでと変わらないので品質に差はありません。
安心してくださいね。
3.電力以外の事業で利益を出せている
ほとんどの新電力会社は、電気の小売事業のほかに専門の事業を持っています。
たとえば、ガス事業や通信事業などです。
新電力会社はすでに専門事業で利益を出せているため、電力事業で無理に電気代を高くしてまで利益を追求する必要がありません。
さらに、多くの新電力会社では専門の事業と電力事業をセットで展開しています。
電気代とガス・インターネット回線・スマホ回線などを組み合わせたセット割引や、ポイント還元などの料金プランを見たことがある方も多いでしょう。
これらの付加価値の高い料金プランを設定することで、得られた利益を電気代に還元しています。
新電力会社に乗り換えるメリット・デメリット

ここでは、新電力に乗り換えるとどのようなメリットがあるのかについて解説します。
デメリットについても正直に解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
メリット①電気代が安くなる可能性がある
新電力会社に乗り換える最大のメリットは、なんといっても電気代が安くなる可能性があることです。
新電力会社は大手電力会社よりも基本料金や電力量料金単価が安く設定されていることが多いので、「節電に取り組んでいるのになかなか電気代が安くならない」と悩んでいる方は思い切って乗り換えるのがおすすめです。
ただし、新電力会社やプランによって料金体系は異なるので、しっかりシミュレーションしてから乗り換え先をきめましょう。
電気を使う量や使う時間帯に合う料金プランを選べば、より効率的に節約できますよ。
メリット②特典がある
新電力会社の料金プランには特典つきのものが多くあります。
たとえば、ガスやインターネット回線との同時契約によるセット割、ポイント還元、キャッシュバックなどです。
電気代は毎月支払うものなので、電気代に応じてポイント還元が適用される会社を選べばさらにお得感があります。
ほかにも、新規契約時にキャンペーン特典を用意している会社もあります。
乗り換え先の新電力会社を選ぶ際は、電気代だけでなく特典内容も比べてみましょう。
メリット③ライフスタイルに合ったプランを選べる
契約者のライフスタイルに合わせてプランを選べる点も新電力会社の大きなメリットです。
例としては、以下のようなものがあります。
- 夜間に電気を多く使う家庭向けのオール電化プラン
- 昼間に電気を多く使う家庭向けのピークシフト型プラン
- 電気使用量が少ないと割安になる単身者向けプラン
- 電気使用量が多いと割安になるファミリー世帯向けプラン
電気を多く使う時間帯や目的、世帯人数などを考慮してプランを選んでみるとよいでしょう。
メリット④乗り換え手続きが簡単
「電力会社の乗り換えは手続きが面倒そう」と思う方もいるかもしれませんが、ほとんどの新電力会社ではオンライン上で手続きが完了します。
必要な情報を入力するだけですし、手元に検針票があれば5分ほどで手続きは終わります。
普段忙しい方でも簡単に乗り換えができますよ。
この記事でも乗り換え方法を紹介しているので、参考にしてください。
メリット⑤環境に優しい発電方法を選べる
環境に配慮した発電方法とは、再生可能エネルギー(太陽光・風力・水力・バイオマスなど)を利用した発電のことです。
化石燃料に比べて二酸化炭素の排出量が少ないので、地球温暖化はもちろん、エネルギー資源の枯渇などに対する解決策として期待されています。
これまでは発電方法で料金プランを選ぶことは難しかったのですが、新電力会社は積極的に再生可能エネルギーを用いたプランを展開しています。
毎日の生活の中で簡単に取り組める環境保全方法のひとつとしても、新電力会社への乗り換えを検討してみてください。
デメリット①必ず電気代が安くなるわけではない
電気使用量や利用する時間帯、契約期間などによって料金プランの特徴は異なります。
自分の使い方に合っていないプランを選んでしまうと逆に電気代が高くなってしまう可能性もあるので、事前にしっかり確認しましょう。
また、市場相場に合わせて電気料金が変動する市場連動型プランにも注意が必要です。
相場が落ち着いているときは電気代が安くなりますが、燃料調達費用などが高騰すると電気代も高額になる可能性があります。
自分に合ったプランをしっかり見極めるようにしましょう。
デメリット②事業撤退・倒産する場合がある
新電力会社は燃料調達費用の高騰などが理由で経営が悪化することがあります。
実際、2022年度には事業撤退や倒産、新規申し込み停止に追い込まれた会社がありました。
現在は新規申し込みを再開した会社も増えてきましたが、新電力会社を選ぶ際は会社の信頼度や事業の安定性を考慮して決めることが大切です。
なお、契約している新電力会社が事業撤退・倒産した場合でも、突然電気が止まることはありません。
自動的に大手電力会社に切り替わるので安心してください。
ただし、切り替えにともなって電気代が上がる可能性があるので、契約が終了する通知が届いた場合はなるべく早めに次の電力会社へ乗り換えた方がよいでしょう。
デメリット③解約料が発生する場合がある
多くのメリットがある新電力会社への乗り換えですが、もちろんデメリットもあります。
まず、一部の新電力会社や料金プランにおいて、解約料が設定されている点に注意してください。
この場合、指定された最低契約期間中に契約を終了すると解約料がかかります。
最低契約期間は1年〜数年程度が多いようですが、解約料は千円未満から1万円以上までかなり幅があります。
解約料が発生する料金プランは割引率が高いケースが多いので一概にデメリットばかりではありませんが、途中で解約する可能性がある方は解約料が発生しない電力会社を選ぶと安心ですよ。
デメリット④紙の検針票が有料の場合がある
新電力会社では紙の検針票の発行を有料にしている場合があります。
発行手数料はそれぞれ異なりますが、110円〜220円のケースが多いようです。
ですが、紙の検針票の代わりに公式ホームページやスマホアプリなどで検針結果を確認できるので安心してください。
その場合、毎月の電気代はもちろん、現時点の利用状況や時間帯別の使用量なども確認できることが多いです。
利便性が高いサービスなので活用してみましょう。
デメリット⑤アパート・マンションによっては利用できない場合がある
一部のアパートやマンションでは新電力会社への乗り換えができない点にも注意が必要です。
たとえば、電力会社と居住者が直接契約していない場合は乗り換えができません。
アパートやマンションが建物全体で一括で電力会社と契約していたり、居住者の代わりに大家さんが電気代を支払っていたりするケースが挙げられます。
新電力会社への乗り換えを検討する前に、自分の住まいが対応可能かどうか確認してみましょう。
新電力会社への乗り換え方法

新電力会社への乗り換えは、今住んでいる家で乗り換える場合と引っ越し先で乗り換える場合で方法が異なります。
どちらのケースでも申し込みから数週間程度で新電力を利用できるようになります。
下記の手順を確認し、時間に余裕を持って申し込みをしましょう。
今住んでいる家で乗り換える方法
今住んでいる家で新電力会社に乗り換える方法は以下のとおりです。
- 検針票を用意する
- 新電力会社へ申し込む
- スマートメーターの設置(未設置の場合)
- 利用開始
ひとつずつ解説します。
1.検針票を用意する
新電力会社へ申し込みをする際、下記の情報が必要になります。
- 現在契約している電力会社名
- 現在契約している料金プラン
- お客様番号(契約番号)
- 供給地点番号(22桁の番号)
すべて検針票に記載されているので、手元に用意しておきましょう。
紙の検針票の代わりにウェブ照会サービスを利用している方は、電力会社の公式ホームページで確認ができます。
現在契約している電力会社に直接問い合わせても確認できますよ。
なお、契約内容によっては解約金が発生する可能性もあるので、事前に契約約款などで確認しておきましょう。
2.新電力会社へ申し込む
電力会社の公式ホームページなどから切り替えの申し込みをしましょう。
支払い方法の登録も必要になるので、銀行口座やクレジットカードを用意しておきましょう。
なお、現在契約中の電力会社の解約手続きは乗り換え先の新電力会社が行うので、利用者は手続き不要です。
3.スマートメーターの設置(未設置の場合)
スマートメーターとは、電気の使用量を自動計測する通信機能を備えた電力メーターです。
新電力に乗り換える際は、スマートメーターを設置する必要があります。
乗り換え先の新電力会社へ申し込んだ後、現在契約中の電力会社から交換作業についての連絡があるので対応してください。
基本的に、スマートメーターの交換には費用はかかりません。
交換の際に15分程度の停電になる場合もあるので、電力会社に確認しておきましょう。
4.利用開始
新電力会社へ申し込み後、使用開始日が通知されます。
スマートメーターへの交換が必要な場合は2週間程度、交換が不要な場合は4日程度で乗り換えが完了します。
新電力の使用開始にあたって当日にすべきことは特にないので、通常通りの生活で問題ありません。
引っ越し先で乗り換える方法
引っ越し先の家で新電力会社に乗り換える方法は以下のとおりです。
- 現在契約している電力会社を解約する
- 検針票を用意する
- 新電力会社へ申し込む
- スマートメーターの設置(未設置の場合)
- 利用開始
引っ越し先の家で新電力に乗り換える場合、基本的な方法は「今住んでいる家で新電力に乗り換える場合」とほぼ同じです。
ですが、2点ほど注意点があるので解説します。
1.現在契約している電力会社を解約する
今住んでいる家で新電力に乗り換える場合は新電力会社が解約手続きを代行してくれますが、引っ越しを伴う場合は自分で解約手続きをする必要があります。
引っ越しの2〜3週間前までには手続きをすませておきましょう。
2.新居の供給地点特定番号の調べ方
新電力会社に乗り換える際には「供給地点番号」が必要です。
新居の供給地点番号は下記の方法で調べられるので参考にしてください。
- ①新築の場合
-
- 引っ越し先が新築の場合、工事の段階で工務店やハウスメーカーが電気の契約を行います。
電線の引込み工事が完了すると供給地点特定番号が発行されるので、ある程度工事が進んだら工務店やハウスメーカーに問い合わせてみましょう。
- 引っ越し先が新築の場合、工事の段階で工務店やハウスメーカーが電気の契約を行います。
- ②新築以外の場合
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- 引っ越し先のエリアを管轄している大手の電力会社に問い合わせれば新居の供給地点番号を調べてもらえます。
なお、新電力会社によっては引っ越し先の供給地点番号が分からなくても手続き可能というところもあるので、一度確認してみるとよいでしょう。
新電力についてよくある質問

ここでは、新電力についてよくある質問にお答えします。
電気代の計算方法は?
一般的に、電気代は以下の項目の合計金額になります。
- 基本料金・最低料金
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- 毎月定額でかかる料金。
- 電力量料金(従量料金)
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- 電気を使用した分だけかかる料金。「電力量料金単価×使用量」で算出。
- 「燃料費調整単価×使用量」で算出される燃料費調整額も含まれる。
- 再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課)
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- 再生可能エネルギー普及のための負担金。
- 単価は全国共通。
このうち、燃料費調整単価と再エネ賦課単価はタイミングによって変動します。
そのため、この記事で電気代を検討する際は除外しています。
自分で電気代を計算するのはなかなか大変なので、新電力会社の公式ホームページでシミュレーション機能を利用してみるとよいでしょう。
燃料費調整額とは?
燃料費調整額とは、電気代に含まれる調整額のことです。
日本は火力発電への依存度が高い傾向にありますが、火力発電に使われる燃料の価格は常に変動しています。
そのため、燃料価格が高くなると燃料費調整額も高くなり、電気代も上がります。
燃料費調整額は「月々の燃料費調整単価×使用電力量」で計算されています。
ただし、燃料価格が急に高くなった場合、すぐに電気代に反映すると利用者の負担が大きくなってしまうので、2カ月後の電気代に反映させるという特徴があります。
再生可能エネルギー発電促進賦課金とは?
太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーで発電した電気は電力会社が一定価格で買い取っていますが、買い取りにかかる費用の一部は私たち電気契約者が負担しています。
この賦課金を「再生可能エネルギー発電促進賦課金」と言います。
単価は全国一律で、「再エネ賦課金単価×電気使用量」で計算されています。
毎月の電気代に上乗せされる形で支払っているのであまり実感はないかもしれませんが、この制度のおかげで再生可能エネルギーの普及と温室効果ガスの削減に貢献できています。
新電力会社にすると停電が増えるってほんと?
新電力に乗り換えたからといって、停電が増えるということはありません。
実は、電力自由化によって利用者が選択自由になったのは電気の販売を担当している「小売電気事業者」(大手電力会社や新電力会社)だけです。
電気を作って送る役割である発電所や送電事業者はこれまでと変わりません。
沖縄県は台風などの影響で停電が多いエリアではありますが、新電力への乗り換えが理由で停電が増えることはないので安心してくださいね。
賃貸住宅でも新電力会社に乗り換えできる?
基本的に、賃貸住宅でも新電力会社に乗り換えができます。
ただし、賃貸住宅が高圧一括受電契約をしている場合は乗り換えができないことがあります。
また、賃貸住宅の管理人が電力会社と直接契約している場合も乗り換えできないケースが多いです。
まずは一度、管理会社に確認してみましょう。
新電力会社に乗り換える際に工事はある?費用はかかる?
新電力に乗り換える際、スマートメーターを未設置の場合は設置工事が必要です。
工事といってもメーターを交換するだけなので、大規模な工事ではありません。
基本的に工事費用は無料ですし、事務手数料のような初期費用を請求されることもほとんどありません。
新電力会社も料金の値上げはあるの?
新電力会社も大手電力会社のように電気代の値上げをすることがあります。
値上げをする主な理由としては、燃料調達費の高騰が挙げられます。
燃料費調整額は発電に必要な燃料の価格変動を電気代に反映させるためのもの。
燃料の調達コストが上がると、電気代も値上げされます。
2022年は世界情勢の変化により燃料が高騰し、燃料費調整額の上限を撤廃する電力会社が相次ぎました。
値上げに対する対応は電力会社によって異なるので、新電力に乗り換える前に確認してみましょう。
契約中に引っ越しをする場合はどうすればいい?
新電力会社との契約中に引っ越しをする場合は、引っ越しが決まった段階で一度電力会社に対応方法を確認するとよいでしょう。
引っ越し先でも継続利用する場合と、引っ越しに伴い解約する場合とで対応方法が異なる場合があるからです。
たとえば、HTBエナジーの場合は以下のような対応になります。
- 継続利用の場合:引っ越し日の7日前までに専用フォームで連絡
- 解約する場合:引っ越し日の1か月前から7日前までにHTBエナジーワンダーサポートへ連絡
手続きに必要なものも一緒に確認しておきましょう。
契約中の新電力会社が事業撤退・倒産したらどうなる?
万が一契約している新電力会社が事業撤退・倒産した場合は、各エリアの大手電力会社から電気が供給されます。
そのため、突然電気が止まるということはありません。
過去に何社か新電力会社が事業撤退・倒産していますが、停電の発生はありませんでした。
この保障制度は電気最終保障供給約款に基づいています(最終保障供給)。
最終保障供給契約の有効期限は1年間なので、その間に新たに乗り換える電力会社を探しましょう。
もし契約満了までにほかの電力会社に乗り換えなかった場合でも、最終保障供給契約の更新が可能なので安心してくださいね。
沖縄エリアの電力会社を調べ続けて私が感じたこと
沖縄エリアでは選べる新電力会社は限られますが、自分のライフスタイルにあったプランを選べば電気代を節約できる可能性があります。
それぞれにメリットがあるので、この記事を参考にしてみてくださいね。
ただし、一部の離島では対応エリア外になっている可能性もあるので事前に確認しましょう。