光熱費の中で最も高くなりやすいのがガス代です。
毎日入るお風呂やシャワー、一体どのぐらいガス代がかかっているの?どっちのほうが安いの?と気になる方もいるのではないでしょうか。
今回はお風呂とシャワーのガス代を計算してみました。
| お風呂(200L、42〜43℃) | シャワー(10分) | |
| 都市ガス | 98円 | 49円 |
| プロパンガス | 149円 | 75円 |
計算の詳細は記事の中で説明しているので確認してみてください。
シャワーのほうが安く見えますが、さらにシャワーを使う人数の分計算する必要があります。
また、お風呂にお湯をはっても、それに加えてシャワーで体を流す人もいると思うので、ガス代はもう少しかかるでしょう。
そもそも、ガスには「都市ガス」と「プロパンガス」の2種類あります。
プロパンガスは元々、契約する会社を自由に選ぶことができますが、都市ガスも2017年4月から、自由に好きな会社を選ぶことができるようになりました。
様々な節約方法の中で、ガス会社を見直すことが一番早く多くのガス代を節約できます。
今回は、ガス代を節約したい方のために、ガス代節約術7選とガス代の見直し比較サイトを5つご紹介していきます。
お風呂のガス代は大体いくら?

「都市ガス」と「プロパンガス」に分けて計算した、1回あたり(お風呂)のガス代は以下の通りです。
| 1回あたりのガス代 | 1ヶ月あたりのガス代(30日) | |
| 都市ガス | 98円 | 2,940円 |
| プロパンガス | 149円 | 4,470 |
〈計算式〉
湯量(L)×温度(℃)÷(ガス燃焼量(kcal)×給湯器の熱効率(%))×ガス単価(円)
上記を算出した計算式の詳細を以下でご説明します。
都市ガスの場合
都市ガスの計算には、以下の数値を当てはめました。
- 湯量200L
- 上昇温度28℃
- 都市ガス燃焼量10,750kcal
- 給湯器の熱効率80%
- ガス単価150円
上昇温度を28℃にすると、実際は42〜43℃のお風呂が沸きます。
この数値で計算した場合、1回のお風呂(都市ガス)にかかるガス代は「98円」です。
毎日お風呂に入った場合は、98円×30日=2,940円になります。
プロパンガスの場合
プロパンガスの計算には、以下の数値を当てはめました。
- 湯量200L
- 上昇温度28℃
- プロパンガス燃焼量24,000kcal
- 給湯器の熱効率80%
- ガス単価512円
この数値で計算した場合、1回のお風呂(プロパンガス)にかかるガス代は「149円」です。
毎日お風呂に入った場合、149円×30日=4,470円になります。
シャワーのガス代は大体いくら?

「都市ガス」と「プロパンガス」に分けて計算した、1回あたり(シャワー)のガス代は以下の通りです。
| 1回あたりのガス代 | 1ヶ月あたりのガス代(30日) | |
| 都市ガス | 49円 | 1,470円 |
| プロパンガス | 75円 | 2,250円 |
〈計算式〉
湯量(L)×温度(℃)÷(ガス燃焼量(kcal)×給湯器の熱効率(%))×ガス単価(円)
※シャワーを利用する人数が1人以上の場合は、1回あたりのガス代に利用する人数をかけてください
上記を算出した計算式の詳細を以下でご説明します。
都市ガスの場合
シャワー(都市ガス)の計算には、以下の数値を当てはめました。
- 水量:1分あたり10リットル(平均量)×10分=100リットル
- 上昇温度28℃
- プロパンガス燃焼量10,750kcal
- 給湯器の熱効率80%
- ガス単価150円
この数値で計算した場合、1回のシャワー(都市ガス)にかかるガス代は「49円」です。
毎日シャワーを使った場合、49円×30日=1,470円になります。
プロパンガスの場合
シャワー(プロパンガス)の計算には、以下の数値を当てはめました。
- 水量:1分あたり10リットル(平均量)×10分=100リットル
- 上昇温度28℃
- プロパンガス燃焼量24,000kcal
- 給湯器の熱効率80%
- ガス単価512円
この数値で計算した場合、1回のシャワー(プロパンガス)にかかるガス代は「75円」です。
毎日お風呂に入った場合、75円×30日=2,250円になります。
ガス代が安いのはお風呂 or シャワー?

お風呂とシャワーの、1回あたりのガス代を表にまとめました。
| 都市ガス | プロパンガス | |
| お風呂 | 98円 | 149円 |
| シャワー | 49円 | 75円 |
| 差額 | 49円シャワーが安い | 74円シャワーが安い |
使用する水量の違いにより、お風呂よりもシャワーの方が1回あたりのガス代は安くなりました。
ただし、シャワーの場合はこれに利用する人数が関係していきます。
また、今回は10分のシャワー時間で計算していますが、もし10分以上シャワーを出し続けた場合でもガス代は変わってくるでしょう。
お風呂とシャワーではどちらが安いか?についての結論は、3人以上が10分以上のシャワーを浴びる場合は、お風呂のみの方が安く済みそうです。
お風呂やシャワーのガス代節約術7選

高いガス代を、できることなら節約したい!と言う方は多いですよね。
そこで、お風呂やシャワーのガス代を節約する方法をまとめました。
- 追い焚きを減らす
- お風呂のフタを閉める
- シャワーはこまめに止める
- 省エネグッズを使う
- 設定温度を低くする
- お湯の量を減らす
- ガス会社または契約プランを見直す
以下で、詳しくご説明していきます。
追い焚きを減らす
お風呂はすぐに入らないと、お湯の温度が下がり追い焚きしなければならなくなります。
また家族が複数いる場合、最後の人が入る頃にはすっかり湯が冷めてしまうため、追い焚きすることも多いでしょう。
ガス代を少しでも節約したいなら、お風呂が沸いたらすぐに入ることが大切です。
また、できれば追い焚きしなくて済むように、1人1人が長湯を避け、立て続けに入浴するようにしましょう。
お風呂のフタを閉める
簡単な節約方法として、少しでも入浴するまでに時間が空く場合は、お風呂のフタを閉めるという方法もあります。
初歩的な節約術ですが、なぜかこの一手間を忘れてしまうことは多いです。
お湯をためてもすぐには入らない、また次の家族が入るまでには少し時間がかかりそうだと言う時には、必ずお風呂のフタを閉めるようにしましょう。
シャワーはこまめに止める
各家庭のお風呂にもよりますが、もし簡単にシャワーが止められる設備の場合は、水が必要なければこまめにシャワーを止めるようにしましょう。
そうすれば、ガス代だけでなく水道代の節約にもなります。
省エネグッズを使う
お風呂やシャワーのガス代節約には、省エネグッズを使うのもおすすめです。
ここでは、3つの省エネグッズをご紹介します。
- 保温シート
- ふろッキーDX
- 節水シャワーヘッド
保温シートは湯船に浮かべるだけで、保温効果が期待できます。
また、ふろッキーDXは、浴槽の穴が2つあるタイプの場合、下部分に取り付けるとお風呂が冷めにくくなるという優れものです。
3つ目の節水シャワーヘッドは、文字の通り節水に役立つ省エネグッズなので、ガス代の節約とは異なりますが、光熱費が安くなると言う面で考えれば同じだと思います。
ぜひ、3つの省エネグッズを利用して、ガス代や水道代を節約していきましょう。
設定温度を低くする
お風呂の適温は、大体42℃くらいだと言われています。
熱すぎず、ぬるすぎずといったところでしょう。
ただ、熱めの温度が好きな方の中には44℃くらいに設定する方もいます。
人それぞれ好きな湯加減は違うので、リラックスの面を考えれば好きな温度にすることの方が大切ですが、設定温度が高ければ高いほどガス代がかかることは覚えておいてください。
お湯の量を減らす
設定温度の他にも、お湯の量を減らすという節約方法もあります。
一般的なお風呂のお湯の量は、160〜200リットルくらいで7〜8割程度たまるので、ガス代を節約したい場合は160リットルくらいに設定するようにしましょう。
少ない湯量の半身浴は、身体への負担も少なく血行も良くなるのでおすすめです。
ガス会社または契約プランを見直す
ここまでは、日々の努力で節約する方法をお伝えしてきましたが、一番手っ取り早く楽に節約できる方法はガス会社や契約プランを見直すことです。
追い焚きや設定温度、そして湯量を我慢して節約しても数十円から数百円しか節約できませんが、今使っている契約を見直せばそれよりもっと月々の料金が低くなる可能性があります。
また、一度見直してしまえば、その後はずっと安い料金のままです。
次の見出しで、ガス代の見直し比較サイトをご紹介していますので、ぜひ自分に合ったガス会社選びの参考にしてみてください。
ガス会社見直し比較サイトを紹介
おすすめの「ガス代見直し比較サイト」は、以下の通りです。
- エネピ:プロパンガス対応
- ガス屋の窓口:プロパンガス対応
- エルピオ都市ガス:都市ガス、プロパンガス対応
- レモンガス:プロパンガス対応(神奈川県・東京都・埼玉県・静岡県のみ)
- eo電気:都市ガス対応(関西電力管内)
それぞれ詳しくご説明してきます。
enepi(エネピ)

enepi(エネピ)は、上場企業「株式会社じげん」が運営している、無料でプロパンガスの料金を比較してくれるサイトです。
サイトで住所や物件情報、使用状況などを入力すると、提携先の中から優良ガス会社を数社選び、利用者に合った見積もりを作成してくれます。
エネピ独自のキャンペーンなども開催していて、今なら紹介されたガス会社と契約することで、Amazonギフト券5,000円分がもらえます。
ガス屋の窓口

ガス屋の窓口は、13万世帯以上のプロパンガス乗り換えをサポートした実績がある「株式会社エネジスタ」が運営するサイトです。
テレビや新聞にも取り上げられているため、安心と信頼感があります。
月々の使用量とガス代を入力すると、それが適切な料金かをまずは判断してくれます。
適切な料金であれば、見直す必要はないとはっきりと伝えてくれるため、現在利用しているプロパンガスの料金が適切かを確認したい方はぜひ利用してみましょう。
見直す必要があるガス代の場合は、住まいにあった優良ガス会社を紹介してくれます。
エルピオ都市ガス

エルピオ都市ガスは、東京ガスエリア(東京地区等)や東邦ガスエリアで都市ガスを供給している「株式会社エルピオ」が運営しています。
ガス代金の安さが評判で、様々なキャッシュバックキャンペーンや割引などを開催しているので、家計の負担を減らしたいと言う方におすすめです。
また、ガス代の他にも電気のセットプランもあり、電気もまとめてエルピオで契約できます。
月々の料金が100円割引になり、光熱費を抑えるのにも役立つでしょう。
レモンガス

レモンガスは、首都圏や静岡を中心にガスを供給している「レモンガス株式会社」が運営しています。
今の都市ガスよりも5%安くなる!を売りにしていて、元々プロパンガスよりも安い都市ガスですが、レモンガスに変更することでさらに年間2,500円程度安くなるようです。
また、加入申し込みをすると、年間のガス代から最大10,000円も割引してくれます。
ガス以外にも様々なセットプランがあり、電気やアクアクララ、光回線サービスなどを同時に契約することもできます。
各種サービスにより割引が受けられるので、ガス以外にも見直したい項目がある場合は、ぜひレモンガスで見積もりしてみてください。
eo電気

eo電気は、大阪に本社がある「株式会社オプテージ」が運営しています。
関西電力が100%出資している企業で、供給エリアも関西電力管内です。
他にも格安SIM「mineo」やネットサービス「eo光」なども手がけていて、eo光ネットを利用している場合は「eo電気+関西電力ガス」が最大8,800円の割引になります。
(新規申し込み・スタンダードプランの場合)
また、電気の基本料金が0円になるサービスや、eo光の月額料金を最大12ヶ月間550円割引するサービスなどもあるので、供給エリアに当てはまる方はぜひ検討してみてください。
「都市ガス」と「プロパンガス」の違い

「都市ガス」と「プロパンガス」の大まかな違いは以下の通りです。
| 都市ガス | プロパンガス | |
| 原料(主成分) | 液化天然ガス(メタン) | 液化石油ガス(プロパン・ブタン) |
| 空気と比べた時の重さ | 空気よりも軽い | 空気よりも重い |
| ガス漏れ警報器の取り付け位置 | 天井近く | 床近く |
| 供給方法 | 地下の導管 | ボンベ |
| エリア | 都市部中心 | 全国 |
| ガス代の比較 | 安い | 高い |
| 初期費用の比較 | 高い | 安い |
| 災害時の復旧速度 | 遅い | 早い |
都市ガスとプロパンガスの大きな違いは、原料や主成分です。
また、都市ガスは都市部広域に設置された地下のガス導管を通じて供給されるのに対して、プロパンガスはアパートや戸建にガスボンベを定期的に補充するため、コスト面でも大きく違います。
都市ガスとプロパンガスのガス代を比較してみると、プロパンガスは都市ガスよりも1.5倍〜2倍近く高くなるため、ガス代を節約したい方は都市ガスを利用するのがよいでしょう。
ただし、都市ガスは地下の導管が設備された都市部のみしか利用できません。
また、月々のガス代は安くなりますが、戸建てなどの場合は設置する際の初期費用が高くなります。
災害時の普及にも時間がかかるため、様々な面を比較した上でどちらにするか検討しましょう。
お風呂やシャワーのガス代節約術まとめ
お風呂とシャワーのガス代を比べると、200Lのお風呂を42〜43℃で入れるより、シャワー10分のほうがガス代が安いことが分かりました。
シャワーをこまめに切ることや、お風呂の保温効果を高めるグッズを使えば、さらにガス代の節約ができそうですね。
ガス自由化が始まり、今では好きな会社のガスを利用することができるようになりました。
さらにガス代を節約したい人はガス会社を見直すことによって、もっと料金が安くなるかもしれません。
見積もりをするだけなら費用はかかりませんので、ぜひこの機会にガス代を見直してみましょう。

