中国でもLINEを使いたい!その方法を全て教えます。

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日本に住む方にとって生活の一部となっている「LINE」ですが、実は万国共通で利用できるサービスではなく、国の方針により利用できない地域があります。

その地域には、中国も含まれています。

中国では、LINEやGoogleといったサービスの代わりとなる独自のサービスが利用されていますが、馴染みのない方からすれば、やはりメッセージのやり取りはLINEを使いたいですよね。

ですので、今回は中国でもLINEが利用できるようにするための方法を、渡航目的や滞在期間など様々なニーズに合わせてご紹介していきます。

各方法の概要と注意点など、知っておきたい情報や知識を解説しますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

目次

制限が厳しい中国のインターネット事情

グレートファイアウォールによる規制

LINEは決して日本限定のサービスというわけではなく、インターネットに接続する環境さえ整っていれば、どこでも利用できます。

ただ、国の方針で情報統制がされている国では、LINEの利用を不可としていることがあります。

情報統制されている代表的な国の例として以下の3カ国などが挙げられます。

  • 中国
  • 北朝鮮
  • ロシア

上記の中でも、中国に関しては旅行や留学先として人気がありますが、LINEが利用できないことに不便を感じる方も多いですよね。

では、なぜ中国ではLINEが利用できないのか。

その理由を含めた中国のインターネット事情を解説していきます。

グレートファイアウォールによる規制

インターネットウィルスや不正アクセスからパソコンなどの情報デバイスを守るファイアウォールは広く知られていますよね。

中国は、そのファイアウォールを国のインターネット通信全体に適用することで、大規模な通信規制・遮断を行っています。

それが、グレートファイアウォール(Great Fire Wall)、別名「金盾」と呼ばれる国家的インターネット検閲システムです。

グレートファイアウォールが実行されている主な理由は以下の通り。

  • 国内の情報統制
  • 国内のインターネット市場拡大
  • SNSを含めたオリジナルサービスの提供

このシステムはかなり厳格であり、デバイスのIPアドレスを基にしてオンライン上の言動や閲覧履歴・検索クエリなど、様々な角度から検閲を行っています。

こういった理由から、中国では世界的に普及しているアプリやSNSも利用できないものがあり、その一部にLINEも含まれているのです。

様々なアプリが利用できない

グレートファイアウォールにより、中国国内で利用が規制されている世界的なアプリやサービスは数多く存在します。

中国で利用できないアプリ・サービス一覧
  • LINE
  • Google
  • Facebook
  • X(旧twitter)
  • YouTube
  • Netflixなどの配信サービス
  • その他検索エンジン

上記はあくまで一部であり、他にも多くのアプリやサービスが利用不可となっています。

日本にお住まいの方からすれば驚くことかもしれませんが、これは中国政策の一貫ですので、中国に渡航する際には理解が必要です。

代わりとなるアプリがある

前述の中国でグレートファイアウォールが導入されている理由の1つに、「国内のオリジナルアプリやサービスの提供」がありますね。

つまり、中国は国独自のオリジナルサービスを拡大させていきたいという意図があるということです。

ここでは、その代わりとなるアプリをいくつかご紹介していきます。

日本で利用されているアプリ・サービス代わりとなる中国のアプリ・サービス
LINEWeChat
Google
GoogleMap
Google翻訳
百度
百度MAP
百度翻訳
※百度の読み方=バイドゥ
X(旧Twitter)他SNSweibo
YouTube他動画サービスbili
bili動画
YOUKU
TikTok
Yahoo知恵袋知乎

このようにLINEやGoogleなどと同様のサービスが、中国独自のアプリやサービスとして提供されています。

特にメッセージアプリの「WeChat」は、日本での「LINE」やアメリカでの「WhatsApp」、韓国での「カカオトーク」と同様に、中国国民の主流となっています。

また、WeChatは日本でも利用可能ですので、中国に長期滞在する方で、日本のご家族や友人とメッセージのやり取りをしたい場合は、WeChatをメインに利用するのも1つの方法ですね。

中国でLINEを使うための最適な方法はVPN

中国のインターネット事情の解説が終わったところで、本題である中国でLINEを使う方法を解説しましょう。

結論として、中国でLINEを利用するためには「VPN」というサービスが最適であり、当サイトでも最もおすすめしています。

しかし、概要や特徴がわからないままでは、おすすめしても理解が難しいと思います。

ですので、ここからはなぜVPNが最適なのか、その理由も併せてVPNについて解説していきます。

VPNとは?

「Virtual Private Network」の略称である「VPN」。

日本では、「仮想専用通信回線」や「仮想専用線」などと呼ばれるVPNは、自分だけの専用回線を通じてインターネットにアクセスできる機能があります。

これにより、オンライン上のセキュリティを最大限向上させることが可能で、安心安全な通信環境を確保します。

さらに、VPNの最大の特徴として挙げられるのが、居住地域以外のサーバーに接続し、そのサーバーに仮想経路を通すことで、IPアドレスを書き換える点です。

IPアドレスとは?

インターネット通信時に必ず割り当てられるオンライン上の住所のような識別番号。
IPアドレスから居住区が判断され、その地域に応じたインターネットサービスが利用できる。

通常、中国からインターネット通信を行えば、基本的に海外のコンテンツは閲覧、または利用が不可です。

しかし、VPNを利用して日本のサーバーに接続すれば、IPアドレスが日本と識別されるため、中国にいながらでも日本のインターネットへアクセスできるようになります。

この機能を用いることで、中国でのLINEが利用可能となるのです。

中国でも認可されたVPNは利用可能

VPNは、IPアドレスを書き換えるといった機能から違法と思われがちですが、VPN自体に違法性はありません

しかし、VPNの利用を禁止、または規制している地域があることも事実です。

実際、中国もグレートファイアウォールを導入しているため、VPNに対しては一部規制があります。

ただし、全面的に禁止としているわけではなく、認可を受けているVPNであれば、問題なく利用が可能です。

次の章では中国でも利用可能なVPNの中から当サイトおすすめの5つをご紹介しています。

概要と料金など詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

VPNのメリット・デメリット

補足と言う意味で、中国で利用することを想定したVPNのメリットとデメリットをまとめてみました。

メリットデメリット
  • インターネットアクセス時のセキュリティレベルの向上
  • VPNに繋いだ状態であれば、フリーWi-Fiなどを安全に利用できる
  • 中国国外のアプリやサービス(LINE・Google・Netflix・Instagram)を利用できる
  • VPNに登録さえすれば、どの国でも利用が可能となる
  • 規制強化によりVPN自体が利用できなくなる可能性がある
  • セキュリティや通信環境がしっかりしたVPNは料金が発生する

中国国外のコンテンツを閲覧、利用できる点が最もメリットと言えますが、他ではやはり、セキュリティレベルの向上が大きいですね。

近年は時代の変化に伴い、インターネット犯罪が増加傾向にあるため、できる限りの安全確保はしておいて損はありません。

また、VPNは登録さえすれば、禁止されていない国では利用可能ですので、仮に日本に帰国した際でも、VPNを使えば日本にはない海外のコンテンツにアクセスできるのです。

例えば、VPNを使って日本版Netflixから海外版Netflixに切り替えてジブリを視聴するといったことも。

デメリットとしては、中国がインターネット通信の規制をさらに強化させることで、VPN利用が禁止となる可能性も0%ではないという点です。

VPNが禁止または規制された場合は、費用を支払っているにも関わらず、機能が無駄になってしまいます。

そのため、VPNを中国で利用する際は最新の情報を確認するなど、状況を把握してからにしましょう。

中国でLINEを利用可能にするためのおすすめVPN・5選

中国ではVPNの一部が規制されているため、どのVPNを選んでも問題ないというわけではありません。

ここからは、中国で利用できるおすすめのVPNを5つご紹介していきます。

ご紹介するVPNは以下の5つとなります。

  • MillenVPN
  • ExpressVPN
  • NordVPN
  • Surfshark
  • スイカVPN

それぞれ性能や料金が異なるので、ご自身に合ったVPNを選んでご利用くださいね。

※中国からの接続が可能なVPNをご紹介しますが、ユーザーの通信環境や中国のインターネット検閲強化により、一時的または永続的に利用不可になる可能性もありますので、あらかじめご了承をお願いします。

おすすめVPNの性能比較

まずは全ての性能を比較した一覧表をご覧いただきます。

VPN名MillenVPN
最もおすすめ!
NordVPNExpressVPNSurfSharkスイカVPN
月額料金396円〜550円〜1,280円〜358円〜878円〜
同時接続デバイス数10台10台8台無制限50台
サーバー設置数1,300〜6,000〜3,000〜3,200〜50〜
お試し期間××
返金保証
日本語対応
ノーログポリシー×

※ノーログポリシーとは、個人情報保護の観点からユーザーのアクセス閲覧履歴や情報を残しておかないとした約束事のことです。

上記のVPNは全て、登録から30日以内に解約すれば、全額返金される保証がついていますので、短期の旅行や出張などにも活躍します。

それでは各VPNの詳細を解説していきましょう。

MillenVPN

当サイトが最もおすすめしているVPNが「MillenVPN」です。

料金サブスクプラン
2年プラン:396円|月
1年プラン:594円|月

ワンタイムプラン
7日プラン:638円|7日
15日プラン:1,078円|15日
30日プラン:1,738円|30日※全て税込価格
同時接続デバイス数10台
サーバー設置数1,300〜
お試し期間×
返金保証登録日から30日以内の解約で適用※公式サイトからの登録限定
日本語対応
ノーログポリシー

※上記表の年プランは月額換算した場合の金額です。

「アズポケット株式会社」が提供している信頼性の高い日本製VPNです。

登録プランは年数や日数によって分けられており、様々な用途でご利用いただけます。

年単位の登録であれば、金額も安く抑えて利用ができるので、VPNの他のメリットも考慮すると、サブスクプランへの登録がおすすめ。

日本産のサービスであるため、カスタマーサポートも完全日本語対応であり、万が一のトラブル時や不安点をストレスなくスムーズに解決してくれます。

また、中国といったネット規制が厳しい国では、登録時に無料で提供される「MillenVPN Native OpenConnect」を使用することで、さらに制限を緩和することができます。

セキュリティの保護や通信環境などの品質は全て高水準ですので、どのVPNを選ぶか迷ったならこの「MillenVPN」を選びましょう!

NordVPN

料金2年プラン
コンプリートプラン:850円|月
プラスプラン:700円|月
ベーシックプラン:550円|月

1年プラン
コンプリートプラン:980円|月
プラスプラン:830円|月
ベーシックプラン:690円|月

1ヶ月プラン
コンプリートプラン:2,260円|月
プラスプラン:2,110円|月
ベーシックプラン:1,960円|月
同時接続デバイス数10台
サーバー設置数6,000〜
お試し期間×
返金保証登録から30日以内の解約で適用※公式サイトからの登録限定
日本語対応
ノーログポリシー

※上記表の年プランは月額換算した場合の金額です。

続いてご紹介するNordVPNは、「NordVPN S.A」という企業が提供しており、世界中に数多くのユーザーを持つ、高性能かつ使い勝手抜群のVPNです。

先に解説したMillenVPNと同じく、公式サイトからの登録で30日間に返金保証期間を設けており、合わなければ費用をかけずに解約することもできます。

ただし、このNordVPNは大手が故に中国での規制がかかりやすく、最近では通信ができないことがあるようです。

インターネットの利用が制限されている国からの接続

注意:残念ながら、最近、手動接続とアプリケーションのためのサーバー構成がブロックされたため、現在、中国の地域で接続に関するいくつかの問題が生じています。
当社の開発者はこの問題を認識しており、できるだけ早く修正するよう取り組んでいます。
ご不便おかけして申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。
引用元:NordVPN|インターネットの利用が制限されている国からの接続

NordVPNの運営側も、この問題に対して今後何らかの方法で改善するはずですが、接続が繋がりにくいことがある点は事前に認識しておく必要があります。

ExpressVPN

料金

※ExpressVPNはその時のドルレートを日本円に換算した金額となります。※2024年5月執筆時点の日本円金額を記載。

12ヶ月:8.32ドル(約1,280円)|月
6ヶ月:9.99ドル(約1,550円)|月
1ヶ月:12.95ドル(約2,000円)|月
同時接続デバイス数8台
サーバー設置数3,000〜
お試し期間7日間※アプリからの登録のみ適用
返金保証登録から30日以内の解約で適用※公式サイトからの登録限定
日本語対応
ノーログポリシー

※上記表の年プランは月額換算した場合の金額です。

海外企業である「Express VPN international Ltd.」が提供しており、VPN業界では実績と信頼性抜群の大手VPNです。

やや料金は高めに設定されていますが、その分通信速度やセキュリティ面など、他社を凌駕する機能性が充実しています。

こちらも公式サイトからの登録者限定で返金保証がついてくるので、渡航目的に合わせて登録可能できます。

ただ、業界大手で世界的に知名度の高いVPNであることは間違いありませんが、2024年5月執筆時点では、中国から日本サーバーへのVPN接続が繋がりにくいと報告があります。

この点を事前に認識しておきましょう。

公式サイトのトラブルシューティングには「中国でのExpressVPN接続」に関する方法も記載されています。

接続状況を改善するには、一度下記の方法を試してみましょう。

  1. 最新版ExpressVPNアプリを使用
  2. Expressアプリのプロトコルを「自動」に設定
  3. アプリの接続リクエスト完了を待つ
  4. 以下のロケーションへの接続を試す
  5. このページをブックマークに登録し、随時確認する

引用元:ExpressVPN・トラブルシューティング(中国でのExpressVPN接続)

Surfshark

料金2年プラン
Surfshark one+:約738円|月
Surfshark one:約458円|
Surfshark Starter:約358円|月

1年プラン
Surfshark one+:約988円|月
Surfshark one:約628円|月
Surfshark Starter:約488円|月

1ヶ月プラン
Surfshark one+:約2,678円|月
Surfshark one:約2,378円|月
Surfshark Starter:約2,308円|月
同時接続デバイス数無制限
サーバー設置数3,200〜
お試し期間登録から7日間※アプリからの登録のみ適用
返金保証登録から30日以内の解約で適用※公式サイトからの登録限定
日本語対応
ノーログポリシー

※上記表の年プランは月額換算した場合の金額です。

オランダに本社を構える「Surfshark B.V」が提供しているSurfsharkVPNは、プランのバリエーションが豊富なことに加えて、高速通信やクリーンウェブ機能など、VPNとしての品質が高いことで知られています。

さらに、デバイスの同時接続が無制限という最大のメリットを持っており、ビジネスシーンなど、チームや組織でVPNを活用する場合におすすめです。

規制の影響が強い中国でも通信状況は良好であることがほとんどで、先にご紹介した大手VPNにも全く引けをとりません。

LINEといった日本と同様のサービスを問題なくご利用いただけます。

また、こちらのVPNも公式サイトからの登録で30日間の返金保証が付属しております。

スイカVPN

料金2年プラン:約878円|月
1年プラン:約938円|月
6ヶ月プラン:約988円|月
3ヶ月プラン:約1,048円|月
1ヶ月プラン:約1,097円|月
同時接続デバイス数50台
サーバー設置数50〜
お試し期間登録から30日間は無料で利用可能
返金保証登録から30日間は無料で利用可能
日本語対応
ノーログポリシー×

※上記表の年プランは月額換算した場合の金額です。

中国で利用できるVPNとしてスイカVPNは外せませんね。

MillenVPN同様、日本企業である「MAJ Tech」が提供するサービスであり、表記やサポートなどが日本語に対応しているため、日本人に適したVPNです。

中国に特化したVPNとしても知られ、「Shadowsocks」などの中国滞在者向けの通信手段が備わっています。

さらに、50台のデバイスで同時接続が可能なため、大人数での利用が可能などの利点もあります。

ただし、ノーログポリシーが約束されていないことに加えて、通信環境の観点から言えば、先にご紹介した4つのVPNには劣る印象ですので、登録の前にこの点をあらかじめご認識ください。

登録から30日間は無料お試し期間が設けられているので、気に入らなかった場合は登録解除が可能となります。

VPNの登録から接続するまでの手順

この章では、VPNへの登録から地域サーバーに接続するまでの手順を、スマホ画像を使用して解説します。

手順の解説例は、本記事でも紹介した当サイトおすすめの「MillenVPN」です。

また、今回は全額返金保証が付く公式サイトからの登録手順となります。

MillenVPNの登録手順の簡単な流れは以下の通りです。

  1. MillenVPN公式サイトから登録手続き
  2. 登録プランとユーザー名を決定
  3. ユーザー情報と支払い方法を選択
  4. 登録完了
  5. MillenVPNアプリにログイン
  6. 接続するサーバーの地域を決定

それでは、手順を解説していきますね。

ステップ1 MillenVPN公式サイトから登録画面へ

まずはMillenVPNの公式サイトにアクセスしましょう。


⇒ページ右上に表示されている「今すぐお申し込み」から登録手続きに移行することができます。

⇒上記画像のページで、登録するプランをお選びいただけます。

1年、もしくは2年単位の登録をご希望の方は、「MillenVPN サブスクプラン」を選択してください。

次のページで登録年数を選ぶことができます。

ステップ2 プランとユーザー名を決定


⇒サブスクプランを選択した方は、ここで登録年数を選択してください。

続いてユーザー名を4〜60文字以内で決定します。

※このユーザー名は登録完了後にメールに記載されて確認が可能です。

ユーザー名が決定したら、ページ下部にある「続ける→」で次のページに移行します。

⇒このページでは支払い情報の確認となりますが、注意点がございます。

もしもMillenVPNに関するクーポンをお持ちの場合は、このページで入力し、「適用」を押してください。

この手順が抜けるとクーポンは適用されませんので、よく確認した上で次のステップに移りましょう。

ステップ3 ユーザー情報と支払い方法を選択

⇒まずはご自身のユーザー情報を入力してください。

続いて支払い方法を選択します。

⇒支払い方法は以下の3つの選択肢がございます。

  • クレジットカード
  • 銀行振込
  • PayPal

MillenVPNからの情報が記載されているメルマガの受信の有無を決定し、利用規約に同意しましょう。

支払い情報などに間違いがないか再度確認を行い、問題がなければ「注文完了→」をタップして登録が完了します。

ステップ4 登録完了・MillenVPNからのメール確認

⇒MillenVPNへの登録完了後、入力したメールアドレス宛に、MillenVPNから登録完了をお知らせするメールが届きます。

続いて、MillenVPNのアプリをダウンロードする手続きに入ります。

何通か届いたメールの中で、「【MillenVPN】MillenVPNへようこそ」というタイトルのメールを開きましょう。

⇒少しスクロールすると、本文に【MilleVPN アプリの始め方】と記載されているので、その部分のURLからアプリのダウンロードに入ります。

ステップ5 MillenVPNアプリにログイン

⇒各デバイスごとのMillenVPNアプリのダウンロードアプリが記載されています。

お使いのデバイスに合わせたアプリをインストールしてください。

アプリを起動し、ログインの為のユーザー名とパスワードを入力します。

この時に入力するユーザー名とパスワードはステップ4で確認した「【MillenVPN】MillenVPNへようこそ」がタイトルのメールに記載されています。

MillenVPNアプリのログイン情報」の下に記載されているユーザー名とパスワードをアプリのログイン画面に入力していきます。

ステップ3で設定したパスワードを入力してしまうと、ログインができないということがよくあるので、お気をつけください。

入力完了後、「ログイン」ボタンを押すと、アプリにログインが完了となります。

※MillenVPNアプリの反応に少し時間がかかるため、タップ後焦らずにしばらく待てば正常にログインができます。

ステップ6 接続するサーバーの地域を決定

アプリを起動したら、早速接続するサーバーの地域を設定します。

⇒ここで日本を選択してください。

日本の中でも「東京」「大阪」のいずれかを選べますが、どちらでも変わりはありませんので、お好きな方を選択してください。

以上で日本のサーバーに接続できました。

これで中国からインターネットに接続しても、IPアドレスは日本と識別されるので、問題なくLINEが利用できます。

中国でLINEを使用する場合は、常時VPNを接続しておく必要がありますので、ご注意くださいね!

VPN以外の中国でLINEが使える方法

本記事では中国でLINEを使うための最適な方法はVPNですが、他にもいくつかの方法が存在しています。

その方法は以下の通りです。

  • 海外Wi-Fiルーター
  • 香港SIM
  • 国際ローミング

ここからは上記に記載の各方法の概要を解説していきます。

海外Wi-Fiルーター|手軽に利用可能

海外用のWi-Fiルーターは、期間ごとのプランを契約してレンタルすることで利用可能となります。

人気の高い海外Wi-Fiルーターを一部ご紹介しておきます。

サービス名料金特徴
Wi-FiBOX無制限:1,190円/日
1GB:990円/日
500MB:790円/日
※保証:220円/日
・空港設置のボックスで受取
・返却が完了
・手数料がかからない
・モバイルバッテリーとしても使える
チャイナDATA無制限:1,150円/日
700MB:880円/日
300MB:305円/日
※保証:200円〜500円/日
・中国特化型であり、コストパフォーマンスが高い
・空港or宅配にて受取・返却可能・保証内容が充実
グローバルWiFi
VPN付き
無制限5G:3,270円/日
無制限4G:2,470円/日
1.1GB:1,970円/日
600MB:1,770円/日
300MB:1,570円/日
※保証:220円〜770円/日
・プランが豊富
・空港カウンターで受取
・返却が可能・サービス面が充実

受け取りや返却が空港で完了できるなど手軽なため、VPNに次いで人気の方法です。

1日ごとに料金が計算されることに加えて利用通信量に制限があるため、中国に長く滞在される方には向きません

また、保証サービスに入らない状態で紛失・故障した場合は高額の弁償費用が発生するといったリスクもありますので、あらかじめ認識しておきましょう。

Wi-Fiルーターの予約は当日ではなく、事前にしておく必要がありますので、ご利用をお考えの方はご注意ください。

香港SIM|短期間の出張や旅行に便利

スマホの利用でよく耳にするSIMカードも、中国でLINEを使うには有効です。

そのSIMカードの中でもご紹介するのは「香港SIMカード」。

香港は中国の特別行政区域であり、グレートファイアウォールによるネット検閲の対象外ですので、香港SIMカードを利用して中国でデータ通信を行えば、GoogleやLINEなどのアプリやサービスがご利用いただけます。

香港SIMカードで人気の高いものを一部ご紹介しておきます。

サービス名料金概要
中国本土31省とマカオ
【China unicom】
公式サイト
・8日(7GB):1,500円
・30日(12GB):1,800円
※上記Amazon表示料金
・香港、台湾では利用できない
・データ通信用SIMのため、電話やショートメッセージには利用できない
・利用データ量が7GBを超えると使用完了までの通信速度が、送受信時最小256kbpsになる
7GBAmazon
12GBAmazon
※上記Amazonから引用
【ジョイテル】
【中国どこでもSIM】
公式サイト
・8日(5GB):1,250円
・30日(30GB)3,980:円※上記Amazon表示料金
・日本、香港、マカオ、台湾では利用できない
・データ通信用SIMのため、電話やショートメッセージには利用できない
・5GBの場合、使用通信量が5GBを超えると速度制限、7GBを超えると通信停止
・30GBの場合、1日1GBを超えると速度制限
5GBAmazon
30GBAmazon
※上記Amazonから引用

SIMカードはプリペイド式であり、Amazonや楽天市場などのネットショッピングで購入すればすぐに利用が可能です。

ただし、データ容量は使い過ぎるとすぐに通信停止となってしまうので、こちらも短期滞在者向けとなります。

さらに、購入した方の口コミの中には、「接続できない」「使えない」といった声が多く見られましたので、ご購入の前には、しっかりと性能や評価を確認するようにしましょう。

国際ローミング|快適な通信環境

国際ローミングとは、お持ちのスマホを日本の携帯キャリアのインターネットにそのまま接続して海外で利用する方法です。

VPNやWi-Fiルーター、SIMカードのように準備が必要なく、通信環境もストレスを感じず、LINEといったサービスを日本滞在時と同様に利用できます。

au・docomo・SoftBankなど、日本のキャリアも海外渡航者向けの国際プランを設けてはいますが、ただ他の方法に比べて金額は割高ですので、あまりおすすめはできません

中国でLINEを利用する際のよくある質問

最後に中国でのLINEを利用する事情に関してよくある質問にお答えします。

Q.規制強化でLINEが使えなくなることはありますか?

中国のグレートファイアウォールは、現状強化され続けており、VPNやVPN付き海外Wi-Fiルーターなどを利用しても、今後LINEにアクセスできなくなる可能性はあります。

Q.中国でもLINEの全機能は使えますか?

インターネットに接続された状態であれば、全ての機能をご利用いただけます

Q.中国のフリーWi-Fiに繋いでもLINEは送れる?

国や地域を問わず、フリーWi-Fiへの接続はおすすめできません

もし利用したい場合は、VPNに接続するなどのセキュリティ対策をしっかりと行った上でご利用ください。

まとめ|中国でラインを使うにはVPNがベスト

本記事をご覧いただきありがとうございました。

最後に中国でLINEを利用するための方法をおさらいしておきましょう。

  • VPN
  • 海外Wi-Fiルーター
  • 香港SIMカード
  • 国際ローミング

上記の中で最適かつおすすめな方法はVPNによる他地域へのサーバー接続です。

本記事でも中国で使えるおすすめのVPNをご紹介していますので、気になる方はぜひ、参考にしてみてください。

ただし、VPNも含めた各方法にはそれぞれの注意点がありますので、必ず事前に認識をしてからご利用くださいね!

安藤 敦士
株式会社DIGITALIO 代表取締役COO兼メディア管轄役員
2009年に入社。web広告関連の新規事業立ち上げやソーシャルゲーム3タイトルの責任者、社長直下プロジェクトのアプリPMなどを歴任し2014年からポイント関連事業に従事。2019年10月よりVOYAGE MARKETING(現DIGITALIO)取締役メディア事業管轄に就任し、2023年5月よりDIGITALIO代表取締役COOに就任。
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