電力自由化で基本料金なしのメリットやデメリット、おすすめのプラン紹介

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毎月支払っている電気代の基本料金がなしになると年間で一般的な家庭なら数千円から数万円、お店や事務所、飲食店などではさらに大きな金額を電気代で節約ができます。

電気代の基本料金が0円ってそんなことあるの?と思われる方もいらっしゃいますが、電力自由化になり、たくさんの電力会社とプランができました。

その中で、Looopでんきなどの新電力では基本料金をなしとするプランがあり、とても人気です。

しかし電気代の基本料金が0円はとても人気ですが、一部の人には向かなかったりします。

毎月の電気代の基本料金0円について詳しく解説したので、電力会社を乗り換えるだけで節約をして得をしたい人は、参考にしてみてください。

また以下のコラムで地域ごとにおすすめの電力会社をランキング形式で紹介しているので、気になる人は必ずチェックするようにしてください。

目次

電気代の基本料金なしとは

電力の基本料なしとはの画像

毎月支払っている電気代には、基本料金というのが含まれています。

関西電力、四国電力、中国電力、沖縄電力の一部のプランでは、基本料金という名称ではなく最低料金という名称で呼ばれています。

電気代の基本料金なしとは、毎月の請求に入っている数百円~数千円前後の基本料金(もしくは「最低料金」という名称)が0円というプランです。

基本料金(もしくは最低料金)は電気を使っても使わなくても支払う電気代の一部です。

契約しているアンペア数によって、基本料金は変わります。

アンペア数が高くなると、ブレーカーが落ちずに同時で使える家電が増える分、基本料金も高くなっていきます。

基本料なしプランの内訳仕組みの画像
基本料金なしのメリット・デメリットの画像
アンペア数料金
基本料金10A286円00銭
15A429円00銭
20A572円00銭
30A858円00銭
40A572円00銭
50A572円00銭
60A572円00銭

これは東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bでの、料金表です。

この基本料金は、電気を使っても使わなくても毎月かかってくる料金で、電気代の一部になっています。

電気代をあまり使っていない一人暮らしだと基本料金が占める割合が高くなり、「基本料金の値段が高いなぁ」と感じやすいです。

電力自由化によって登場した電気代の基本料金なしは、この表にあるような基本料金が毎月0円になるプランです。

なお、電気を使えば使うほどかかってくる料金の部分は、「電力量料金(従量料金)」と呼びます。

アンペア数の目安

基本料金がいくらになるかは、契約するアンペアによって変わります。

アンペア数の目安はこちらです。

30A一人暮らしまたは二人暮らし
40A三人暮らし
50A四人暮らし
60A四人暮らし以上
60A以上オール電化など

一人暮らしだと30Aぐらいで良いですが、四人暮らしあたりから契約するアンペアは大きくなっていきます。

東京電力エナジーパートナーの料金プランだと、50A~60Aあたりの料金は毎月1,500円前後で、年間にすると約2万円です。

基本料金なしのプラン内訳・仕組み

毎月支払っている電気代の内訳と、基本料金なしの仕組みについて簡単にお伝えします。

基本的な電気代の内訳

毎月支払っている電気代の内訳は、このようになっています。

電気代の内訳は基本的に「基本料金(もしくは最低料金)」と「電力量料金(従量料金)」「燃料費調整額」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」です。

場合によってはこれに割引などが適用されます。

基本料金なしの仕組み

電気代の基本料金が0円なのはお得ですが、どうして基本料金が0円になるのでしょうか。

基本料金が0円になる仕組みを簡単に説明します。

電気代の内訳には使えば使うほど、電気代が高くなっていく「電力量料金(従量料金)」があります。

電力量料金は、通常は3段階になっていて最初の120kWhぐらいまでは安めに設定されていることが多いです。

ですが電気代の基本料金が0円のプランは、電力量料金がどれだけ使っても一定なので最初の120kWhまでの電力量料金が少しだけ割高になっています。

基本料金なしのメリット・デメリット

基本料金0円には、メリットとデメリットがあります。

メリット

毎月の基本料金が0円になるので、わかりやすく節約ができます。

一人暮らしで電気を全然使っていない人や電気をたくさん使う人。

世帯の人数が多くて、契約しているアンペア数が大きい人などは、基本料金分の金額を年間で数千円~数万円の節約になるので、お得です。

他にも、普段利用していない空き家の物件や実家への帰省や短期留学、出張などで数ヶ月の間、家を留守にする人にとっても基本料金が0円はメリットですね。

デメリット

基本料金が0円の新電力の場合、120kWhまでは従量料金が高いことがあります。

120kWhまでの従量料金を比較してみましょう。

従量料金Looopでんきエルピオでんきリミックスでんき関西電力
〜 120kWhまで22.40円22.20円22.30円20.31円
120kWh 〜 300kWhまで25.71円
300kWh 〜28.70円

※ 関西電力は15kWh ~ 120kWhが20.31円です。

電気を使えば使うほど支払いが高くなる従量料金が、「Looopでんき」「エルピオでんき」「リミックスでんき」のどれも関西電力よりも少しだけ割高になっています。

120kWhまでの電力量の料金が少し割高なのが、基本料金が0円でお得な新電力のデメリットです。

基本料金0円がおすすめの人

基本料金なしがオススメの人の画像

電気代の基本料金なしのプランがおすすめなのは、これらの人です。

  • 別荘を持っている
  • 空き家を持っている
  • 電気をあまり使っていない
  • 契約しているアンペア数が大きい世帯

基本料金が0円なので、別荘や空き家など普段電気を使っていない物件は確実に基本料金0円の電力会社がお得です。

また、電力をあまり使っていない人も基本料金なしがお得になるケースがあります。

というのも、電力をあまり使っていないので請求される電気代の中で基本料金が占める割合が多くなる人がいらっしゃいます。

このように電気代の内訳で、基本料金の割合が大きいなと感じたら、基本料金なしの電力会社がおすすめですね。

逆に、契約しているアンペア数が大きい世帯にも、基本料金なしのプランがおすすめです。

契約しているアンペアが大きいと、毎月1,500円前後~2,000円前後の基本料金を支払っています。

基本料金がなしになると、年間で2万円ほどの節約に成功します。

別荘や空き家を持っている、電気をあまり使っておらず基本料金の占める割合が大きい、契約しているアンペア数が大きい人などは、基本料金0円のプランがおすすめです。

注意:こんな人にはおすすめしません

基本料金なしの注意点の画像

基本料金が0円のプランということでお得に感じますが、全ての人におすすめというわけではありません。

基本料金なしのプランをおすすめしにくいのは、通常通りに電気を使っている一人暮らしの世帯です。

電気をあまり使わずに電気代の基本料金の占める割合が大きい一人暮らし、電気をたくさん使っている一人暮らしには基本料金0円がおすすめでした。

ですが、一般的な電気の使い方をしている一人暮らし世帯だと、基本料金なしのプランが逆に高くなってしまうことがあります。

Looopでんき関西電力
基本料金0円341円
電力量料金〜 120kWh22.4円20.31円
121kWh 〜 300kWh25.71円
301kWh 〜28.70円

※ 関西電力は15kWhまでが341円。
15kWh ~ 120kWhまでが20.31円。

毎月の電気代には、電気を使っても使わなくてもかかる「基本料金」と電気を使えば使うほどかかる「電力量料金」があります。

Looopでんきは基本料金が0円の分、120kWhまでの電力量料金が関西電力と比較して、少し割高になっています。

ですが、生活スタイルや使っている家電、冷暖房の使い具合によって電気の使用量が変わるので、まずは基本料金が0円の電力会社のシミュレーションで電気代の確認をしてみましょう。

一人暮らしの人でも電力の消費が少なかったり、在宅で働いていて夏や冬の電力の消費量が多い場合など、Looopでんきのような基本料金なしのプランがおすすめだったりします。

電力会社のシミュレーションは、郵便番号やいまの電気の請求金額、使用量などを入力するだけで、個人を特定されずに簡単に利用できます。

おすすめはLooopでんき

オススメはLOOOP電気の画像

基本料金なしの電力会社は、いくつかありますが一番のおすすめはLooopでんきです。

料金内訳:基本料金が0円

Looopでんきは基本料金が0円なので、年間にして数千円~数万円の節約になります。

電気を普通に使う一人暮らしでも、実家に帰省することが年に数ヶ月あるなら年間のトータルで考えてLooopでんきがお得になるケースもありますね。

解約金も0円

Looopでんきは解約金が0円です。

電力自由化になり、たくさんの新電力が登場しました。

その中でも、契約期間の間に解約をすると違約金がかかる電力会社があります。

違約金が数百円ならまだ良心的なのですが、中には1万円前後の違約金がかかる新電力もあります。

Looopでんきは違約金が0円なので、いつでも解約ができます。

なので、試しにLooopでんきに申込みをしてみて、思ったよりも安くならなかったなと思ったらすぐに解約して他社に乗り換えができます。

ちなみに、電気代が一番高くなりやすいのは冬場です。

冬場の電気代を見て、Looopでんきを継続するかどうか、判断してみてください。

スマートタイムONEで賢く節約

looopでんき電気の料金は、以下のようになっています。

基本料金(0円)+電源料金+固定従量料金=電気代

電源料金は30分ごとに電気代が変わると思ってください。

固定従量料金は毎月の固定単価です。

この時点で基本料金が0円なのが素晴らしいのですが、それよりも大事なのが「30分毎に変わる電源料金」です。

例えばお昼の12時台が安くて、夕方の18時台の金額が高いなどありえます。

翌日の電源料金はアプリなどから分かるので、それを確認して「いつたくさん使うのか」を決めることができるんです。

例えば

「明日は18時台が高くて、20時台になると安いから、夕方に買い物をして夜になってから帰ろう!」
「明日は12時台が最安値だから、その時間に食洗器を回そう!」

などの工夫をすることができます。

このように賢く工夫することで、今使っている電力会社よりも、もっともっと安くできる可能性があります。

セット割:Looopでんきの都市ガス

Looopでんきは関東エリアで、電気とガスのセット割があります。

月に300kWh使う家庭なら、年間でおよそ7,660円の節約です。

いま住んでいるエリアが関東エリアでLooopでんきを検討しているなら、ガスのセット割も候補として考えてみましょう。

電気とガスのセット割に申込むなら、ガスの解約はLooopガスが行ってくれるので、乗り換えがスムーズです。

また、Looopガスにしてもガスの質が下がることはありません。

既存のガス会社の導管からガスを供給しているので、これまでと変わらないガスを利用できます。

詳細なエリアは、東京ガス株式会社の「東京地区等」に位置付けられる区域(日立市を除く)です。

Looopでんきの公式サイトから郵便番号を入力すると電気とガスのセット割の対象エリアかどうかを判断できます。

Looopでんきの公式サイトで、電気とガスのセット割を確認してみましょう。

その他のおすすめ:基本料金0円のプラン

基本料金なしのプランの新電力会社の画像

こちらが電力自由化になり、Looopでんき以外のおすすめの基本料金なしの新電力です。

名称エリア
エルピオでんき関西、北陸、中国、四国、九州
※ 他エリアでは基本料金あり
親指でんき北陸、沖縄以外
リミックスでんき北海道、北陸、沖縄、離島以外
0円でんき北海道、東北、沖縄、離島以外
楽天でんき全国(離島以外)
ピタでん沖縄、離島以外
ジャパン電力沖縄、離島以外
AIでんき北海道、北陸、沖縄、離島以外
eco電力北海道、沖縄、離島以外
自然でんき全国(離島、沖縄以外)
TOSMOでんき全国(離島、沖縄以外)
スマ電東京、中部、関西のみ
※ 他エリアでは基本料金あり
熊本電力全国(離島、沖縄以外)
※ 関東エリアでは基本料金あり
エコスタイルでんき北海道、北陸、沖縄以外

これらのエリアでは基本料金なしで、電力会社に申込みができます。

表のエリア以外でもサービスを展開していることがありますが、基本料金がかかります。

詳しくは各電力会社の公式サイトで確認してみてください。

冒頭でご紹介した電力会社のランキングも参考になると思いますので、チェックしてみましょう。

電力会社の乗り換えは簡単

電力会社の乗り換え方法の画像

電力会社の乗り換えはとても簡単です。

  1. 必要な情報を揃える
  2. 申し込む
  3. 利用している電力会社の解約

必要な情報を揃える

まず電力会社の申込みに、必要な情報をそろえましょう。

  • 住所、電話番号、名前
  • クレジットカード情報
  • 22桁の供給地点特定番号
  • いま契約している電力会社のお客様番号

引っ越して新居で電力会社を使いたい場合は、新居の住所が必要です。

部屋番号まで分かっていれば、申込むことができます。

「22桁の供給地点特定番号」「いま契約している電力会社のお客様番号」は電気代の請求で毎月ポストに入っている検針票を見ると、確認ができます。

もしもこの2つが分からない場合は、空白のまま新電力へ申込んでも大丈夫です。

もしも空白のままで申込みができない場合は、申込みをしようと思っている新電力に確認してみましょう。

電気代の支払いに使っても良いクレジットカードがあった方が申込みがスムーズです。

新電力によっては、銀行口座やコンビニ払いの選択肢がなくクレジットカードのみというところもあります。

申し込みする

利用をしようと思っている新電力へ、申込みましょう。

電力会社への申込みは、利用を開始したい日の1週間前までにしておくと安心です。

繁忙期である1月~4月は、電話が繋がりにくいので新電力の公式サイトからの申込みをしておきましょう。

利用している電力会社の解約

電力会社の乗り換えで最後にすることは、いま利用している電力会社への解約の申込みです。

実際に電気が止まるのは解約で申し出た翌日なので、電気を止める日は引越しの日で大丈夫です。

新電力によっては、解約の手続きを本人の代わりにやってくれるところもありますので、新しく申し込んだ電力会社に確認してみましょう。

いま契約している電力会社の解約をしておかないと、旧住所と新住所の合わせて電気代が2箇所で発生してしまうことになりますので、お気をつけください。

必ずシミュレーションする

シュミレーションをオススメする画像

基本料金が0円の新電力に申込む前に、必ずシミュレーションしましょう。

シミュレーションには、検針票があるとより正確な電気代を予想できます。


(引用:紙の検針票・領収証をご希望の場合のお手続き方法|検針票・領収証WEB化のお知らせ|東京電力エナジーパートナー株式会社)

これは東京電力エナジーパートナーの検針票の例です。

紙の検針票にしている方は、毎月このような検針票がポストに入っています。

紙の検針票ではない方は、インターネットのマイページから検針票の確認ができます。

「ご使用量」「ご契約プラン」「請求予定金額」を使えば、新電力の公式サイトにあるシミュレーションを使って、電気代の予想ができます。

シミュレーションを使っての電気代の確認は、必ず行っておきましょう。

まとめ

まとめの画像

2016年4月に電力自由化になり、たくさんの新電力ができました。

その中でも、いくつかの電力会社は基本料金なしのプランを提供しています。

毎月支払っている電気代で基本料金が0円になると、年間で数千円~数万円の節約になります。

電気代の基本料金が0円のプランは、あまり多くはないのですが安心して使える有名な電力会社が多いです。

空き家や別荘を持っている人はもちろん、家族が多かったり一人暮らしで電気をたくさん使う、出張や短期留学で家を空ける予定がある人はぜひ基本料金なしの新電力を検討してみてください。

安藤 敦士
株式会社DIGITALIO 代表取締役COO兼メディア管轄役員
2009年に入社。web広告関連の新規事業立ち上げやソーシャルゲーム3タイトルの責任者、社長直下プロジェクトのアプリPMなどを歴任し2014年からポイント関連事業に従事。2019年10月よりVOYAGE MARKETING(現DIGITALIO)取締役メディア事業管轄に就任し、2023年5月よりDIGITALIO代表取締役COOに就任。
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