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中国の巨大戦闘艦が日本を一周! 海自&米軍の主力艦を上回るほどの対空・対艦能力とは

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  • 乗りものニュース
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中露艦隊が南から北へ、日本を“包囲”!?

 中国とロシアの合同艦隊が日本列島を一周しました。2026年7月16日に宮古海峡(沖縄本島-宮古島間)を抜け太平洋に出た艦隊は、沖ノ鳥島や南硫黄島の南を経て、千葉県沖に迫り、そのまま東北沿岸を北上して宗谷海峡(北海道-樺太間)から日本海に戻りました。

Large figure1 gallery4今回の合同パトロールに参加したレンハイ級ミサイル駆逐艦「鞍山」(艦番号103)。写真は2025年12月に撮影されたもの(画像:統合幕僚監部)

 中露艦艇の共同での太平洋進出は「海上合同パトロール」と呼ばれる軍事行動で、2021年以来続いています。例年、共同訓練と連接するかたちで実施されており、今年も黄海での中露合同演習「海上連合-2026」を終えたのちにスタートしました。

 今回は、その航路のほとんどが日本の排他的経済水域(EEZ)内を通過し、7月19日には沖ノ鳥島近海で実弾射撃訓練を実施するなど、日本に対する示威的な内容となっていたことが注目されます。

 主な参加艦艇は、中国のレンハイ級・ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦、ロシアのステレグシチー級フリゲートなどです。なかでも注目したいのがレンハイ級ミサイル駆逐艦です。

「レンハイ級」という名称はNATOコードネームで、中国では「055型」と呼ばれます。この艦は全長180m、満載排水量1万3000トンの大型戦闘艦であり、アメリカ海軍のタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦(172m、約1万トン)を上回ります。そのためアメリカでは「巡洋艦」に分類しており、コードネームの頭文字に駆逐艦を示す「ルー(Lu)」ではなく、新たに「レン(Ren)」が充てられています。

 その巨体に、ミサイル垂直発射管(VLS)112セルを備え、長-中距離艦対空ミサイルに加えて、極超音速艦対艦弾道ミサイル「YJ-21」も搭載しており、対空・対艦で強力な戦闘力を持っていると推測されています。

 2020年に就役した最新鋭艦ながら、すでに10隻も建造されているようです。合同パトロールには過去3回参加し、今回で4回目となります。巨大艦を含めた日本一周航海は、中国の外洋作戦能力の向上を誇示し、日本やアメリカを牽制する狙いがあるとみられています。

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