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「え、海走ってる!?」 能登半島地震8か月“異例のはみ出し”で開通の道路さらに改築中 被災地どうなっているのか

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  • 乗りものニュース
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大地震の爪痕が各所で色濃く残る能登半島。現地は未だ各所で道路が寸断され、復興には大きく時間がかかりそうです。そうしたなか“異例の方法”によって開通した道路があります。

地震の爪痕が残る能登半島

「令和6年能登半島地震」が発生して8か月が経過しました。被害が大きかった石川県輪島市などでは少しずつインフラが復旧しつつありますが、まだまだ完全とは言えず、今日も解体を待つ倒壊した家屋や建物が手つかずのまま残っている状況です。

Large 240801 wajima 01震災の爪痕が今も強く残る輪島市の国道249号線(2024年、松田義人撮影)。

 また、他県から被災地へアクセスするための主要道なども開通はしているものの、あくまでも「とりあえずは通れるようになった」という状況。各所に厳しい速度制限などがあり、その路面もまた段差や穴ボコだらけ。完全復興にはまだ相当な時間がかかるように映ります。

 そうしたなか、半島北部の輪島市千枚田付近の海岸線、国道249号で通行止めとなっていた場所に、ある「異例の秘策」が取られました。

 地震発生により国道249号の千枚田付近では大規模な土砂崩れが発生し、道路は寸断されました。輪島市の中心地と以東を結ぶ主要道は、海岸線の国道249号のみ。しばらく通行止めとなったため、住民は南部を迂回して行き来していました。地震前の移動時間は約30分ほどでしたが、迂回しての移動時間は約1時間30分ほど。住民にとっては厳しい生活を強いられることになりました。

 そこで、国道249号の復旧計画がいち早く打ち出されることに。崩れた土砂を撤去することも大切ですが、まずは住民の行き来を優先させるため、「異例の秘策」が持ち上がりました。

陸地からはみ出す!? ウルトラCで復旧

 それは、土砂崩れが起きた元の道路の復旧ではなく「地震で隆起した海岸側へ、新たに道路を作る」というもの。

 素人目には「海側の用地ってなんだか軟そうで大丈夫だろうか」とも思います。しかし、たまたまこの千枚田付近の海岸の地盤が固く、海中から隆起した箇所も道路建設に適していたこともあり、前例には乏しいものの、このウルトラC的な新道路の建設が実行されることとなりました。

 果たして国道249号は5月に開通。住民の行き来が迂回せずにできるようになったことで大いに評価されました。

 筆者が7月に輪島市を訪れた際、この「海岸側にできた道路」を通ろうとしました。しかし、その入口付近には「緊急車両等・地区住民以外通り抜けできません」の表示が。斬新な工法で完成した新道路ですが、ここもまた「とりあえずは通れるようになった」というのが現状のようです。

将来的には完全なる新道路として生まれ変わる

Large 240801 wajima 02輪島市の中心地の様子(2024年、松田義人撮影)。

 遠目に「海岸側にできた道路」を見ると、さらなる工事が進められていました。ゆくゆくは車線などを増やし完全なる新道路として生まれ変わることでしょう。

 この「異例の秘策」によって国道249号はいち早く開通しましたが、被災地には他にもいまだ通行止めとなっている道路が複数あります。

「海岸側にできた道路」の好例同様、柔軟かつできるだけ早い対策を持って、1日も早く各所の道路の復旧を望むばかりです。

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