そういえばよく見るけど…何のため?→焼き魚の下に敷いてある「葉っぱ」の正体【暮らしのギモン】
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焼き魚の下に敷かれた謎の葉っぱ。旅館の食事や懐石料理など、本格的な和食で目にする機会が多いですよね。実はこの葉っぱは「かいしき」と呼ばれていて、日本料理ならではの文化です。今回は、「かいしき」の由来や使われ方について深堀りしていきましょう。
天ぷらの下には「紙かいしき」
「かいしき」には「皆敷」「掻敷」「苴」などさまざまな漢字があてられていますが、意味や使用目的は同じ。かいしきの始まりは諸説あるものの、土器のにおいが食べ物に移らないよう、葉っぱを敷いたのが由来とされています。また、防腐効果や防臭効果のある葉を使うことで、鮮度を保つ目的もあったようです。現在は、盛り付けに彩りを与える目的で使われています。
ところで、和食には「かいしき十二カ月」という考え方があります。これは、良いおもてなしのために季節の葉っぱを使うことが重要であるという考え方。そのため、かいしきには季節に合わせた葉っぱがよく使われ、これを「青かいしき」といいます。
夏はイチョウやナス、朝顔などが使われることが多く、冬は松の葉などが使われることも。一度は見たことのある人も多いことでしょう。
さらに、葉っぱのもつ「いわれ」も重要。例えば、南天の葉は「難を転じて福となす」と解釈され、魔除けや縁起物として扱われます。
和菓子や天ぷらなどの下に敷かれた紙も「かいしき」の一種です。こちらは「紙かいしき」と呼ばれ、一般的に白い紙を使いますが、白は神聖で穢(けが)れのない色とみなされるためです。なお、折り方には「吉」「凶」があります。お祝い事では「吉」、お葬式などでは「凶」の折り方を使うので、適当に折らないように注意しましょう。
和食に彩りと風情を添えてくれる「かいしき」。自宅に友人を招くときなど、ちょっとしたおもてなしに使ってみてもいいかもしれませんね。
オトナンサー編集部
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