冬は夏より1.2倍死亡数が多い。後悔、トラブルを避けるために家族と話したいことは?
- マイナビウーマン |

「想いを永遠に」をミッションに掲げ、デジタルサービス、マーケティング、ライフセレモニーを展開するLIVENTはこのほど、「家族に“話しづらいこと”ってありますか?年末年始の家族コミュニケーション調査」を実施しました。
調査の結果、73%の人が家族と過ごす年末年始では、健康や生活の日常テーマが話題の中心である一方で、6割の人が“もしもの話(※1)”を避けていることがわかりました。また、デジタル時代の影響下で、デジタル遺産(※2)を重要視する傾向が高まっていることも明らかになりました。
※1 もしもの話:葬儀・お墓・遺言・相続・介護など、家族の将来に関わる重要なテーマを総称したもの
※2 デジタル遺産:スマホやパソコンの中にある金融機関のネット口座アカウント情報やパスワード・ログインID、写真・動画・連絡先など、もしもの時に家族が困らないように残しておきたいデジタル情報を総称したもの
家族が集まる年末年始、言えない本音やデジタル遺産への認知度を調査
厚生労働省「人口動態統計」の月別データによると、日本の死亡数は冬(12月〜2月)に多く、夏(6月〜8月)に少ない傾向だとされています。
2020年以降は、新型コロナウイルス感染症の流行で季節性以外での死亡要因がありながらも、2020年から2023年の4年間の統計データでは、冬の死亡数は夏のおよそ1.2倍でした。
こうした背景から、年末年始にかけては、葬儀やエンディングに関する備えや相談の必要性が高まりやすい季節だと考えられます。
そこで今回は、家族が集まる年末年始のタイミングでどんな会話がなされているかを調査し、家族に言えない本音やデジタル遺産への認知度について明らかにしています。
4つの視点で読み解く、調査結果トピックス
(1)家族と過ごす会話は“健康・生活”に偏り、“もしもの話”は避けられている

家族との間で、「気になるけれど、最も話にくい」話題は、エンディングとお金の話が63%
家族でよく話す話題は、「健康・体調」(63%)、「仕事・生活」(62%)、「子ども・孫」(50%)、「趣味・旅行」(35%)が多く、いずれも日常生活や近況報告が中心でした。年代別に見ても、ほぼ全年代が同傾向でした。
一方で、気になるが話しにくい話題は、「エンディング(葬儀・お墓)」「お金・資産・相続」(計44%)、「親の介護・将来の生活」(16%)が上位を占め、これらを合算すると 63%の人が家族の未来に関する重いテーマを話しづらいと考えていることがわかりました。
年代別に見ても、40代〜60代まで、「エンディング」「お金」が話しにくいテーマの上位でした。
(2)8割がもしもの話はしているが浅い対話にとどまる。話せるのは現実に直面した時
家族と、もしもの話をしたことがある人は、「ある(具体的に話した)」(39%)、「なんとなく触れたことがある」(42%)を合わせると、8割が話をしたことがあると回答しましたが、深い対話には至っていない人が多いことがわかりました。
また、話したことがない2割の人は、その理由として、「自分がどう伝えればいいかわからない」(36.8%)、「タイミングがわからない」「相手が嫌がりそう」(いずれも31.6%)と、相手を気遣うあまり、伝え方やタイミングに戸惑っている現状が浮き彫りになっています。
では、実際どんなタイミングなら話せるかを聞くと、「病気やけがなど体調に変化があったとき」 (54%)、「お盆や法事のとき」(39%)、「年末年始など家族が集まるとき」(29%)をあげ、多くが、身内の病気や訃報などのいざという場面に話しやすいと考えていることがわかりました。
もしもの話を具体的に話した人からは、「身内が亡くなった時」「家族が余命宣告を受けた時」など、最期に向き合ったタイミングで話し合ったと答えていました。
(3)次世代に継承したいものは「デジタル遺産」以外に「想い」も共存――変化する「遺産」への価値観
自分のもしもの時に残したいものを聞くと、「パスワード・ログイン情報」(39%)を選んだ人が最多で、次いで「手紙・ノート」(34%)、「会話で直接伝えたい」(24%)が選ばれました。
4割がデジタル資産を継承したいと考える一方、手紙やノート、リアルなコミュニケーションで自分の想いも大切に継承したいと思っていることがわかりました。
一方で、親にもしものことがあった時、自分や家族に残して欲しいものは、「重要連絡先(保険・銀行・友人)」(65%)がトップにランクイン。次いで「手紙・ノート」(39%)、「ログイン・パスワード情報」(31%)が選ばれました。
お金に直結する情報と、愛を感じられる感情的価値のあるもの双方を希望する人が多いようで、家族にも、デジタルと想いという2つの遺産を残して欲しいことが見受けられます。
(4)「デジタル遺産」の認知は低いも、残したいものNo.1

デジタル遺産という言葉をなんとなく知っている人は7割。よく知っているのは1割と少数
デジタル遺産を「よく知っている」と回答した人はわずか1割で、「全く知らない」と答えた人は3割でした。6割が、「なんとなく」「名前は知っている」と回答しており、デジタル社会となった今、デジタル遺産について理解が浅い実態がわかりました。
また、自分がデジタル遺産として継承したいものと、親にデジタル遺産として継承して欲しいものは、いずれもトップが「金融機関のデジタル口座」(5割)でした。
実際には 生活の多くがデジタル化しており、デジタル遺産を重要視する人が増えているものの、デジタル遺産について理解が深い人が少ないため、知らないまま迎える“もしも”の時のトラブルや見落としのリスクが存在していることが読み取れます。
調査概要
調査名:「家族に“話しづらいこと”ってありますか?年末年始の家族コミュニケーション調査」
調査期間:2025年11月14日〜11月28日
調査方法:インターネットによる任意回答
対象:全国の20代〜70代の男女100名
LIVENT
https://livent.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)
実は損している?
ニュースを読んでポイントが貯まるサービスがあるのを知っていますか?ポイントサイトのECナビでは好きなニュースを読んでポイントを貯めることができるのです。(※ECナビはPeXの姉妹サイトです。)今日読んだニュースが実はお小遣いになるとしたら、ちょっと嬉しいですよね。
ポイントの貯め方はニュースを読む以外にも、アンケート回答や日々のネットショッピングなど多数あるので、好きな貯め方でOK!無料で登録できてすぐに利用できます。貯まったポイントはPeXを通じて現金やAmazonギフトカードなどに交換できます。
運営実績も15年以上!700万人以上の方がポイントを貯めています。毎日好きなニュースを読んでお小遣いを貯めてみませんか?
簡単無料登録はこちらYOUの気持ち聞かせてよ!
| いいね | ![]() |
|
|---|---|---|
| ムカムカ | ![]() |
|
| 悲しい | ![]() |
|
| ふ〜ん | ![]() |







