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“2世紀に作られた劇場”が現役!? 海外逃亡感あふれる「トルコ・アンタルヤの遺跡」がすごかった

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  • マイナビウーマン
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『人間をダメにする極上のリゾート』がトルコにあった……。注目スイーツ・バクラヴァも食べ放題!」に続いてお届けするのは、トルコ・アンタルヤの観光地。地中海に面したアンタルヤは100以上の遺跡スポットが点在しており、海と歴史に想いを馳せながら観光できます。

特にローマ帝国時代に建設された「アスペンドス遺跡の劇場」は必見! 多くの日本人にとって知られざるアンタルヤの魅力をレポートします。

古代の暮らしに想いを馳せる。古代都市「ペルゲ」へ

数々の遺跡があるアンタルヤで、最初におすすめする遺跡が「ペルゲ」。アンタルヤの中心地から車で約30分とアクセスが良く、古代ギリシャやローマ帝国時代に栄えた街全体の様子を見学できます。写真は城壁に囲まれた街に入る門で、ペルゲに住んでいた人たちが行き交っていたことを想像すると、なんだかワクワクします! 入場料は€11。

こちらはローマ帝国時代の街に必ず1か所以上はあったとされるトルコ式の公衆浴場「ハマム」の遺跡。水湯、熱湯、サウナとエリアごとに分かれていて、一度に何十人も入れそうな大きさでした。ガイドさんによると、サウナは熱湯のために沸かしたお湯の蒸気を利用していたそうで、沸かし場からトンネルを通して蒸気をサウナへと送っていたとのこと! その沸かし場もきれいに残っていて、当時の面影を感じることができました。

グラディエーター(剣闘士)が闘う闘技場も併設された「競馬場」は、当時熱狂の渦に包まれていた娯楽場。ほかにも商店などが集まり人々で賑わうアゴラ(広場)やメインストリートなどを見学できました。「日本ではまだ農耕文化がやっと根付いてきた弥生時代前後に、トルコではこんな暮らしをしていたのか……」とイメージすると、とても面白かったです!

・ペルゲ遺跡

住所:Barbaros, Perge Yolu, 07112 Aksu/Antalya

崖の上の港町。アンタルヤの旧市街を散策

ペルゲ見学後は、アンタルヤの中心である旧市街へ。ここは紀元前2世紀頃に作られた崖の上の港町です。現代的なコンクリートの道路の隣に城壁に囲まれたエリアがあり、ハドリアヌス門をくぐった先が旧市街となります。

レストラン、ホテル、ショップが集まる城壁の中は道がとても狭いのが特徴。これは日陰を作り、海風を通り抜けやすくさせる南国の街ならではの工夫です。

トルコの食器やキリムを販売しているショップを見ながら歩いていると、海が見えてきました! 崖の上から見渡す地中海はとても美しく、「Sauvignon Restaurant」など海を見ながら食事ができるレストランもすてきでした。

崖の下にも降りることができ、ここから遊覧船に乗ってプチ地中海クルーズを楽しむことも可能。旧市街にはエレベーターもありますが、階段の上り下りをする場所も多いため、歩きやすい靴で行くのがおすすめですよ。

圧巻……! 2世紀に作られた劇場がすごすぎる「アスペンドス遺跡」

アンタルヤの旧市街から少し離れているものの、わざわざ行きたいのが「アスペンドス遺跡の劇場」。五賢帝最後の皇帝であるマルクス・アウレリウスの治世中の2世紀に作られ、修復を重ねながら今なお公演が行われている劇場です。入場料は€15。

入り口から入ってみると、180度に広がる半円形の劇場は圧巻の美しさ……! 舞台を中心に約40列の座席が広がっており、階段で最上階までのぼることができます。ローマ帝国時代に約15,000人を熱狂させた劇場が、保存状態よく残っていることがすごすぎる! 近年、日本のアイドルがここでライブを開催したこともあるんですよ。

上からの景色も素晴らしいのですが、最上階の回廊も見事。石のアーチが連なり、光が差し込む空間は息を呑む美しさでした……。

・アスペンドス遺跡

住所:Belkıs, Aspendos Yolu, 07500 Serik/Antalya

オーシャンビューテラスで食事を。遺跡と海のおしゃれな街「シデ」

アスペンドス方面に向かったら、もう一つ合わせて見学したい遺跡が「シデ」。近年急速に遺跡発掘が進んでいるエリアで、一部を除き、アテナ神殿・アポロ神殿や広場など無料で遺跡の見学ができます。

アンタルヤの旧市街は地元の若者が集まる賑やかな街ですが、シデはゆったりくつろげるような大人のリゾート地。海岸沿いにはおしゃれなレストランが立ち並び、中でも1970年から続く老舗のお店が「APHRODITE」です。

メニューはシーフードを中心とした地中海料理のほか、シャシリクやエイジングビーフのステーキといった肉料理も。オーシャンビューのテラス席も心地よく、おいしい料理と景色をゆるりと堪能できました。こんなにも美しい海の街がトルコにあるなんて、知らなかった……!

・APHRODITE

住所:Side, Liman Cd., 07330 Manavgat/Antalya

アンタルヤはとても広く、遺跡に自力で行くのは至難の業。現地ツアーを申し込むのが一般的で、今回も日本語が話せるガイドのタイランさんに案内してもらいました! 「会社名」は日本語でメールができるので、行きたいスポットを相談してみてくださいね。

・Infinity Tours

HP:https://www.infinitytours.com/
E-mail:infinity@infinitytours.com(英語)
oguzhanalp@infinitytours.com(日本語)

遺跡と海をたっぷり満喫できたトルコ・アンタルヤ。日本人をはじめアジア人は少なく、ヨーロッパの人がバカンスで楽しんでいる旅行地なので、海外逃亡感を感じたい人に一押しです。また、遺跡もゆったりと見学でき、世界的に人気観光地で問題となっているオーバーツーリズムとも無縁でした。4日間アンタルヤを楽しんだあとは、大都市・イスタンブールへ! とても美しい世界遺産の街を、続いての記事でご紹介します。

※€ 1=162.31(2024年8月20日現在)

(撮影・取材・文:小浜みゆ)

取材協力:ターキッシュ エアラインズ

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