安心してください!「万博会場」実は消防署ありますよ! しかも実績も“万博っぽさ”もあります
- 乗りものニュース |

ついに開幕した大阪・関西万博ですが、実は会場内のパビリオンや施設などでの災害や火災を想定し、置かれている消防署があります。「大阪関西万博消防センター」です。
会場での火災・災害及び急病人に対応する施設
2025年4月13日より開幕した、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)ですが、実は会場内のパビリオンや施設などでの災害や火災を想定し会場内に置かれている消防署があります。それが、「大阪関西万博消防センター」です。
大阪関西万博消防センターで待機する消防車(斎藤雅道撮影)
大阪関西万博消防センターは、大阪市此花区の此花消防署の出張所という扱いになっている施設です。担当者によると、この出張所に関わるスタッフの人数は48人で、会期中は24時間体制で業務にあたり、万博内で起きた火災や救急での出動を担当します。
「実は万博で出張所が置かれるのは今回が初めてではありません。過去に日本国内で行われた万博でも、こうした出張所や詰所があり、会場内で起こったことに関しては出動していました」と大阪市消防局の企画部担当者は話します。今回は、2025年日本国際博覧会協会の要請により出張所が設置されましたが、1970年に行われた大阪万博でも同じような方法で詰所が置かれたとのことでした。
会場の外にある消防署が対応すると、交通事情や事故の規模により対応が遅れてしまう可能性などを考慮し、即応できる場所にこうした出張所が置かれています。会場内での消防と万博スタッフの連携はかなり綿密に取れており、普段、街中で発生した火災や救急出動に勝るとも劣らない対応が可能とのことでした。
そして、実はここにも万博に関連した出展物があり、既に緊急車両としても運用されています。
それが、モリタが提供したEV消防ポンプ自動車と、ブーム付多目的消防EVポンプ自動車MVF21、AIを用いた現場指揮支援システムなどです。
しかも、なんと開催前の4月4日に発生したブラジル館のボヤ騒ぎでは、既にモリタの提供したEV消防ポンプ車も出動したとのことです。
「警報が鳴った場合は、現地スタッフと連携を取り、出動が必要だと判断した場合はただちに出動します。(ブラジル館では)幸い今回は放水を行う事態にはなりませんでしたが、問題が起きた場合は、(モリタの提供車両も含め)いつでも出動できる状態です」
なお、EV消防ポンプ車の利点に関しては、エンジン音がなく静かであるため、イベント会場内で動かす場合は騒音が発生しないところが良いとのことでした。もちろん出張所内には充電環境が整っているため、いつでも万全な状態での出動が可能です。
夏場の熱中症対策なども大丈夫?
また、今後の対応についても聞いてみました。
会場内をパトロールする特定小型原動機付自転車をベースにした消防巡回車両(斎藤雅道撮影)
大阪・関西万博は開催期間が10月13日まであるため、もちろん猛暑が予想される7月~9月も会期内です。熱中症患者も多発するのではとの懸念もありますが、そうした問題に備えた準備も行われています。
「まず、会場内の救急患者に備えて、会場内に3か所に詰所が置かれています。救助隊は2名ずつ配置されており、ドクターも夕方まで常駐します。ドクターが緊急搬送が必要だと判断した場合は、私たちの役目になります」
もちろん大阪関西万博消防センターでは救急車も常駐しています。また、大阪市内の消防署から応援が駆け付けることにもなっており、一番救急搬送が多いと判断された真夏の時期には3台体制になるそうです。
また会場内のパトロールに関しても小回りの利く、特定小型原動機付自転車をベースにした消防巡回車両が使われており、細かいトラブルにも対応できる体勢があるとのことでした。
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