【アドビ×カルビー】マグマ味、古代の海味…子どもたちが「カルビーポテトチップス」の50年後を生成AIで考案
- オトナンサー |
カルビー(東京都千代田区)とアドビ(東京都品川区)が、人気菓子「カルビーポテトチップス」の発売50周年を記念した親子向けワークショップ「“子どもと一緒にタイムトラベル!”生成AIでデザインする50年後のカルビーポテトチップス」をカルビー本社で開催しました。

カルビーは、1975年に、現在の「うすしお味」の原型となる「カルビーポテトチップス」を発売し、今年9月に発売50周年を迎えました。また、同社は、2024年度から全国でファンミーティングを開催する「Calbee『Fan With! Project』」を展開しており、工場や全国の支店、ジャガイモ畑などでファンの人たちとの交流の場を設けています。
50周年の節目に合わせ、今夏、アドビがカルビーにコラボを提案したことで、今回のイベントが実現。アドビの「すべての人に『つくる力』を」というミッションと、カルビーの「食を通じた楽しい体験を提供する」という理念を融合し、親子でAI技術を活用して「未来のポテトチップス」を創造する体験型ワークショップを開催することで、子どもたちの創造力やAIリテラシーの向上に貢献することを目指して企画されたということです。
イベントでは、小学生と保護者の合計約40人が参加。「カルビーポテトチップス」担当者による商品の歴史や変遷のレクチャーが行われたり、参加者が半世紀後のポテトチップスのパッケージデザインづくりに挑戦。子どもたちはテンプレートをベースに、アドビの生成 AI技術を搭載したデザインアプリ「Adobe Express」を使って、思い思いのデザインを作成。
イベント後半では、参加者が作った「宇宙DX味」や「マグマ味」、「古代の海味」など、デザインの意図や“推しポイント”、どんな人に食べてほしいかなどの観点で発表し合い、盛り上がったということです。
参加した子どもは「生成AIを初めて使ったけれど、とても面白かったです。工作や絵が好きなので、自由にイメージを加えていくのが楽しかった。これからも使ってみたいです」とコメント。参加した親からは「子どもがこんなことまでできるのかという可能性が分かり、とても楽しかったです。自分が想像していた以上に子どもの創造力が豊かだと気付けたので、今後も『Adobe Express』のようなツールを活用してほしいと思いました」と語っていました。
アドビマーケティング本部 戦略・統合マーケティング部マーケティングスペシャリストの有川慧さんは、ワークショップを終えて、「子どもたちの自由な発想や、五感をフルに使ったデザインに驚かされました。これからも生成AIやアドビのデザインツールを使って、さまざまなアイデアを形にする楽しさを存分に味わっていただけるとうれしいです」と述懐。
カルビーブランドマネージャーの井上真里さんは「大人の発想はどうしても『実現可能性』を重視しがちですが、今日いただいた自由なアイデアは、ポテトチップスの担当者として『アイデアの実現のため、何をどう頑張るべきか』を考えるきっかけになりました」と振り返っていました。
オトナンサー編集部
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