「東京を縦断する貨物線」に“スゴすぎる列車”が走る!路線図にないルートがテンコ盛り
- 乗りものニュース |
オプションで神栖駅にも行けます!
「新金線活用ツアー」さらに進化
一般社団法人「新金線実現の会」は2025年3月9日(日)、「第5回 新金線旅客化祈念号 水戸偕楽園ver」を開催します。これは東京都葛飾区内を南北に縦断するJRの貨物線「新金線」を活用する、特急車両を貸し切った旅行商品となります。
E653系(画像:写真AC)。
新金線は葛飾区が旅客化を目指している路線で、同会は新金線関連のイベントなどを行う市民団体「新金線いいね区民の会」が母体。これまでも、国鉄形特急185系を使い、新金線を経由するツアー列車を仕立て、旅客化の機運を盛り上げてきました。今回は、これまで使用してきた185系の老朽化が進んでいることもあり、E653系7両編成で運行される予定です。
当日の往路は、両国駅→新小岩操9番線(新金線)→金町駅8番線→馬橋&北小金支線→偕楽園→水戸駅で運行。復路は水戸駅→松戸駅までの運行となります。「幻のホーム」とも呼ばれる両国駅3番線にE653系が乗り入れるほか、新金線や馬橋&北小金支線など、定期旅客列車が走行しておらず、路線図にも記されていない区間を複数走行することが特徴です。また、臨時駅の偕楽園駅で特別に降りる体験も予定されています。
水戸での滞在は約4時間となり、ここで鹿島臨海鉄道に乗り換えて貨物専用駅の神栖駅を見学するオプションツアーも設定されます。
JTBの旅行商品として販売され、募集人員は最大350名。旅行代金は1人あたり平均1万2000円(座席により異なる)、オプションツアー「鹿島臨港線+『神栖駅』構内特別見学会」は1人あたり2万2000円です。
※一部修正しました(1月31日11時40分)。
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