40代は「淡眉」だけじゃダメ！？存在感ありの「ちょうどいい眉」の作り方

抜け感は出るけど…ぼんやりしたり、違和感が出たりすることも

ベージュ系で淡い色に仕上げた眉は、表情を軽やかに見せる効果があります。近年のトレンドメイクであり、今っぽく若々しい印象も与えられるでしょう。しかし、眉を明るく見せて抜け感を出せるものの、40代以上の方には難しい一面も。

加齢によって顔がぼんやりした状態で眉を明るくすると、よりぼやけた印象になりやすいでしょう。また、髪が落ち着いた色だと、髪と眉の色のギャップが強くなる可能性も。ビジネスシーンには軽くみえすぎるおそれもあります。

日常的に取り入れやすい眉にしたい場合は、淡くしすぎず適度な存在感のある眉を目指すとよいでしょう。

ちょうどいい眉の作り方①：ペンシルで眉尻を描いてキリッと感を出す

眉に適度な存在感を与えたいときは、眉尻をキリッと引き締めておくと眉全体が引き締まって見えます。眉尻を描くときは、アイブロウペンシルが便利です。暗すぎないナチュラルブラウンのペンシルが1本あると、さまざまな眉メイクに合わせやすいでしょう。

眉山から眉尻にかけて、毛のない部分を埋めるように1本ずつ丁寧に描き足してください。あとからパウダーを重ねていくため、この時点では細めにしておくとバランスよく仕上げやすいでしょう。

使用したのは、イルム「ウルトラファイン トライアングル アイブロウペンシル」01 ナチュラルブラウン（税込1,100円）。

極細の三角カット芯だから眉尻もシャープに描きやすく、繊細な仕上がりが叶います。

球状パウダーでふんわりと自然な眉を描きやすいのも魅力です。

ちょうどいい眉の作り方②：パウダーでふんわり感と存在感をアップ

眉尻を描いたあとは、眉頭と眉中を中心にパウダーを使ってふんわり感と存在感を出しましょう。

眉頭にはアイブロウパレット内にある明るい色のパウダーを、眉中には中間色を使うと自然に描くことができます。

眉尻はすでに描いているのであまり描き足す必要はありません。パレット内の一番暗い色を軽く重ねて、質感のバランスを整える程度で十分です。

今回使用したアイブロウパレットは、セザンヌ「ノーズ＆アイブロウパウダー」05 コーラルブラウン（税込638円）。

暖色系のカラーで柔らかい表情に見せたいときに活躍します。

プチプラで購入できるうえ使いやすい色で用途の幅が広いため、筆者が手に取る機会の多いアイテムです。

ちょうどいい眉の作り方③：赤茶マスカラで毛流れを整えて洗練された眉に

パウダーで終わると色ムラが気になったり、眉の毛量が多いと抜け感が出にくかったりする方も多いでしょう。最後に眉マスカラを使うことで、色ムラを整えながら毛流れを整えて洗練された印象に仕上がります。

赤みのあるブラウン系は、顔色をよく見せつつ適度な存在感を与えやすいカラーです。ベージュやピンク系だと淡くなりすぎる方も、大人っぽく使いやすいでしょう。塗るときは眉頭の毛を立てるように塗ると、毛流れを感じる仕上がりになります。

使用したアイテムは、セルヴォーク「インディケイト アイブロウマスカラC」01 パーシモン（税込3,080円）。

ほのかにオレンジを感じさせるレッドブラウンで、抜け感を与えつつも洗練された印象に仕上がります。

今回ご紹介した眉メイクを取り入れることで、トレンドに左右されすぎず大人の余裕が漂うでしょう。

淡眉に飽きてきた方の気分転換としてもおすすめです。眉メイクを使い分け、さまざまな表情を楽しんでくださいね。

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