【気になる】「赤リンゴ」と「青リンゴ」 含まれる栄養素は同じ? 管理栄養士に聞いてみて分かった明確な違い
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スーパーで売られているリンゴには、赤いリンゴと青いリンゴがあります。皮の色が違うと、含まれる栄養素も異なるのでしょうか。また、両者はそれぞれどのような栄養素が含まれているのでしょうか。管理栄養士の桜井このさんに教えていただきました。
赤リンゴはポリフェノールが多い
Q.そもそも、赤リンゴと青リンゴとでは、含まれる栄養素に違いはあるのでしょうか。
桜井さん「まず、赤リンゴには、皮の色が赤くなる原因となる『アントシアニン』と呼ばれる色素が含まれていますが、青リンゴにはほとんど含まれていません。アントシアニンは眼精疲労などに効果があるとされていますね。そのほか、ポリフェノールやビタミンAなども多く含まれています。
一方で、青リンゴはビタミンCや食物繊維などがより多く含まれているものが多いです」
Q.では、赤リンゴを買うか、青リンゴを買うかで迷った場合、何を基準に選ぶと良いのでしょうか。
桜井さん「やはり、含まれる栄養素の違いによって選ぶと良いと思います。赤リンゴに多く含まれるビタミンAやポリフェノールは、アンチエイジング効果や抗酸化作用のほか、美肌効果や高血圧の抑制などが期待できます。
青リンゴに多く含まれるビタミンCや食物繊維は、免疫力アップや美肌効果、便秘予防などに効果があるといわれていますよ」
Q.1日におけるリンゴの摂取量の目安は、どの程度でしょうか。もし食べ過ぎてしまった場合、どのようなリスクが生じる可能性があるのでしょうか。
桜井さん「2分の1個程度が目安といわれています。リンゴは甘さからも分かるとは思いますが、糖分が多い果物の一つです。そのため、自然の甘さとはいえ、食べ過ぎてしまうと糖質過多になってしまい、急激な血糖値の上昇などにつながるため注意が必要ですね」
* * *
赤リンゴも青リンゴも、体にとって必要な栄養素が含まれていることがよく分かりました。食べ過ぎには注意しつつ、日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
オトナンサー編集部
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