広すぎて画面に手が届かず!? 渦中のJAL人気席「クラスJ」最新仕様機に乗る 渾身客室の787
- 乗りものニュース |

JALでもっとも人気のある席のひとつが、普通席から+1000円で乗ることができる独自グレード「クラスJ」です。今回、最新仕様をもつ「ボーイング787国内線仕様機」のクラスJに乗ることができました。
2019年デビューの最新仕様
JAL(日本航空)の国内線には、独自の座席グレードとして「クラスJ」が設定されています。最上位グレード「国内線ファーストクラス」と普通席の中間に位置するもので、同社のサービスのなかでも根強い人気を誇ります。JAL国内線の最新仕様が施されたボーイング787-8の「クラスJ」へ、実際に搭乗できました。
JAL国内線最新仕様「クラスJ」が搭載されたボーイング787-8(2022年2月、乗りものニュース編集部撮影)。
クラスJのセールスポイントは、そのコストパフォーマンスの良さです。クラスJは当日アップグレードの場合、普通席プラス1000円で乗ることができます(取材時。理由は後述)。このグレードは座席前後間隔や幅が普通席より広くなっており、レッグレストなども装備。ドリンクのラインナップも普通席より増えます。その一方で、国内線ファーストクラスよりは座席仕様は簡素であるほか、食事やアルコール類の提供などもありません。
クラスJはおおむね搭載機の型式ごとに仕様が異なります。ボーイング787国内線仕様機のクラスJは2019年から導入された最新タイプです。同年JALは国内線新型主力機としてエアバスA350-900を就航させ、それにあわせ新機内仕様と新座席を導入するとともに、787-8国内線仕様機にも、ほぼ同様の新仕様を搭載しました。
787-8国内線仕様機のクラスJは58席を配しますが、2022年2月の平日のJL103便(羽田7時25分発→伊丹8時35分着)では、普通席はまだ窓際の席が取れるほど余裕があるにも関わらず、クラスJの残席はわずか1席。「もっとも人気の高い」とされるクラスJの好評ぶりが窺えます。
大人気「787のクラJ」乗ってみた
JALの787-8国内線仕様機の「クラスJ」は横2-3-2列を配します。同機の普通席は横3-3-3列なので、横2席減らしたぶん、1席あたりのスペースを確保しています。シート幅は普通席が約41~43cmなのに対し、クラスJは約5cm以上広い約49cm。一方クラスJの前後間隔は約97cmで、これは普通席より約18cmも広い値です。
JAL「ボーイング787-8国内線仕様機」のクラスJ(乗りものニュース編集部撮影)。
実際に座ってみると横幅は成人男性が並んでも、まだまだ余裕があります。特にその“ゆとり”を如実に体感できるのが、前後の間隔。180cm近い身長があっても、レッグレストを展開して脚をめいっぱい伸ばすことができるのです。リクライニングと組み合わせると、体感的には、斜め方向にほぼ体を一直線にできます。
JALの787-8国内線仕様機は、全席にAC電源とUSBポートのほか、個人モニターが備わります。ただ前後幅の広いスペースゆえに、リクライニングすると前席背もたれにあるモニターまで指が届かないので、座席横のコントローラーを使うことに――これもある意味、クラスJならではの”贅沢な悩み”といえるかもしれません。ちなみにAC電源は座席下、USBポートはモニターの前に設置されています。
※ ※ ※
この座席を配した787-8は羽田~伊丹、福岡線などで、同様の設備を持つA350-900は羽田発着の国内幹線などに就航しています。なお、このほかJAL国内線では、仕様こそ異なるものの、約90%の路線でクラスJを設定した機材を提供。なかには、国際線機材をほぼそのまま国内線へ転用したことで、これまでビジネスクラスとして使用されてきたフルフラットシートが「クラスJ」扱いで乗れるようになったもの(ボーイング777-200ER)も存在します。
その一方で「クラスJ」は2022年5月より、大きな変化を遂げる予定です。運賃設定方法が変更されるのです。当日アップグレードには引き続き対応するものの、料金は全路線共通で「普通席プラス1000円」といった基本設定ではなく、路線ごとの距離などに応じて異なるようになり、長距離路線では値上がりとなる見通しです。新料金は2023年4月12日搭乗分からが対象。この新料金体系については2022年2月11日現在まだ公開されておらず、まさにいま、この動向について、国内の航空ファン、JALファンから大きな関心を集めているところです。
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