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日本酒の“利き酒”で自己分析! 名酒『久保田』を飲み比べてみて分かったこと

2,007 YOU
  • マイナビウーマン
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飲み会で勧められれば飲むこともあるけれど、未だに「日本酒の楽しみ方が分からない……」と感じている女性は多いのではないでしょうか。

“日本酒”と一口に言っても、その種類はさまざま。なんと日本国内には1,400以上の酒蔵、1万以上の銘柄が存在していると言われています。たくさんの日本酒の中から、自分が飲みたくなる味を探すのって、なんだか骨が折れそうな気がしちゃいますよね。

そこで今回は、日本酒『久保田』などを展開する朝日酒造株式会社が2024年7月25日に開催した日本酒の「利き酒」試飲会をレポート。日本酒の豆知識から、自分の好きな日本酒の味の見つけ方までを紹介していきます。

■杜氏と利き酒師による「日本酒の楽しみ方」トーク

イベントのMCを務めてくれるのは、日本酒きき酒師漫才師「にほんしゅ」さん。漫才を絡めながらの小噺によれば、朝日酒造は花火大会で有名な新潟・長岡で、200年以上も酒造りを行ってきた老舗の酒蔵なのだそう。朝日酒造の主力商品であり、利き酒イベントの主役でもある『久保田』は、フルーティーな香りや柔らかな甘味と旨味、そして後味のキレの良さが特徴です。

にほんしゅさんの軽快な喋りで場を和ませていただきながら、まずは乾杯酒の『久保田 スパークリング』で乾杯! キンと冷えたスパークリングは、まるで日本酒とは思えないほど爽やかな味わい。甘さと酸っぱさのバランスが絶妙で、スパークリングのおかげで飲み口も軽やか。これなら日本酒ビギナーの方も楽しみやすそうです。

そして、朝日酒造の日本酒づくりと日本酒の利き酒方法について説明してくれるのは、酒造りの最高責任者である杜氏(とうじ)の大橋さん。朝日酒造で作られる日本酒は、3〜4ヶ月ほど蔵の中で熟成された後に出荷されるのだそう。杜氏をはじめとする酒蔵メンバーたちは、出荷前に何度も味のチェックを行うのです。

この味チェックは、一種の「利き酒」。今回は日本酒の味わいを余すことなく堪能するため、大橋さんたちが行っている利き酒の方法をシェアしてくれました。

まずは視覚から、日本酒の透明度、にごり方などを確かめ、楽しみます。次に香りを確かめ、少量を口に含み、空気と混ざった時の「口中香」を楽しみます。そして飲み込み、舌に残る「残味」……味の余韻を楽しみます。

改めて日本酒のプロたちのお話を聞いてみると、まずはお酒の楽しみ方に対する意識が変わります。飲み会などで日本酒を勧められる時など、周りに気を遣いながらお酒を飲んでいると、味を楽しむ暇もなく飲み干してしまうこともあるかもしれません。しかし『久保田』シリーズの中には、4合瓶で1万円を超えるような高級なお酒も……!

酒蔵で杜氏や酒蔵メンバーたちが我が子のように育ててきた日本酒。その愛を理解した途端、もっと深く日本酒を味わってみたいという気持ちが芽生えます。

■『久保田』で利き酒を実践してみたら……

にほんしゅさんや大橋さんの利き酒テクニックを参考に『久保田』の利き酒も実践。今回用意してもらったのは『久保田千寿』『久保田萬寿』『久保田萬寿 自社酵母仕込』『久保田翠寿』の4種類と、それに合う5種類のおつまみです。

ちなみに久保田は味の深さと香りの華やかさなどで種類が別れており、基本的におつまみも味の深さや香りの強さが似ているものを合わせると、マリアージュが生まれやすいのだそうです。知識をつけて楽しむ日本酒は、今までの日本酒体験とどれくらいの差が出るのでしょうか。

◇食事と一緒に楽しみたくなる、淡麗な味わい『久保田千寿』

まずは、最も手に取りやすい価格の『久保田千寿』から。香りはあまり強くなく、フルーティーな味わいもありつつ、キレが残味として残るので、食中酒としても適していそうです。かまぼこやしんじょなど、定番のおつまみにも合います。クセもあまりなく、日々の食事と一緒に楽しみたくなる、淡麗な味わいです。

◇やわらかなキレを楽しめる『久保田萬寿』

次に、疲れた日のご褒美としても楽しみたい『久保田萬寿』。千寿と比べると香りも強く、口に含む前からフルーティーさに包まれます。口に含むと、旨味と甘みがぱっと広がり、やわらかな味わい。しかし、残味はキレが残るので不思議な感覚です。香りの強い燻製や魚系のおつまみにもぴったりフィット。食材の臭みが飛び、おいしさを引き立ててくれる実感がありました。

◇日本酒の概念を覆す華やかさ。『久保田萬寿 自社酵母仕込』

続いては久保田随一の高級酒『久保田萬寿 自社酵母仕込』。こちらはかなり華やかな香りで、白桃のような芳醇な香りを鼻から楽しむことができました。一口含むと……日本酒の概念が変わるはず。口中香がふわっと広がり、飲み物を飲んでいるというより、香りを飲み込んでいるような感覚に。喉に残るようなカッとする残味は全くなく、口の中で柔らかく甘みが溶けていくような味わいに、思わず脱帽です。

◇夏にぴったりな爽やかな味『久保田翠寿』

最後は、夏季限定で発売されるという『久保田翠寿』。翠寿は加熱殺菌を一切せず、低温で貯蔵することで、爽やかさが際立っている大吟醸の生酒です。香りは華やかで、キリッとしたフルーツの香りを楽しむことができるのですが、意外にも味は軽く、残味も早めに消えて香りを長く楽しむことができました。しょっぱいおつまみにも合いましたが、夏のフルーツと一緒に楽しみたくなるような味わいです。

利き酒を楽しんでみると、自分の好みが自然に見えてきます。甘いもの、味の軽いもの、香りの華やかなもの……軽い飲み味が好きな方は『千寿』のようなキレのあるものを飲みやすく感じるでしょうし、お酒そのものの味わいや香りが好きという方は『久保田萬寿』や『自社酵母仕込』のような、口の中でじっくり味わいたくなるお酒が気に入るかもしれません。

利き酒はまさに、自己分析のようなもの。日常生活ではなかなか向き合うことがないかもしれませんが、自分の好みが分かるとやはりうれしいですし、人に伝えられるようになります。一人で飲むお酒も誰かと飲むお酒も、これまで以上に楽しみやすくなるでしょう。

■好みが分かると、お酒をもっと楽しめる

利き酒の知識を駆使して日本酒を楽しんでみると、これまでにないほど高い解像度で味を堪能することができました。疲れた日の晩酌にお酒の味わいや香りを楽しむのなら『翠寿』や『久保田萬寿 自社酵母仕込』など、プレミアムなお酒を手に取ってみたくなりましたし、やっぱり日本食にはとても合うので、手に取りやすい価格の『久保田千寿』などは、食中酒としてビールの代わりに気軽に取り入れてみたくなりました。

また、味を楽しむことを目的にお酒を楽しんでみると、人との交流もいつも以上に捗りました。日本酒の味わいは言語化するのが難しいのですが、誰かの一言に妙に納得してしまう瞬間もありましたし、自分や周囲の「味の好み」について語り合えたことも楽しかったです。

長いコロナ期間を経て、今年の夏は気持ちよくお酒を楽しみたいと思っている人も多いはず。久しぶりの飲み会は羽目を外してしまいがちですが、お酒のおいしいお店でテイスティングを楽しんでみると、もっと心地よく帰宅できますよ。

朝日酒造は8月31日・9月1日に本社のある長岡市にて、「貯蔵原酒100本のきき酒会」も開催。普段は飲むことのない、火入れ前の原酒の奥深さを味わうことができるので、旅行がてら訪れてみてはいかがでしょうか。

(ミクニシオリ)

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